[読んだ]大事なことはすべて記録しなさい

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読んだらちゃんと記録を残しておかなきゃダメだよな、という自戒の念を込めてしっかりと残しておきます。
この本は、著者がとにかく「記録」してきたことで受けた恩恵から、「なにを」「どのように」記録して残しておくか、その方法と重要性を述べているものです。メモ魔の人にとっては当たり前のことが多いかもしれません。ですが、記憶力に長けていた私個人として、若い頃に一切メモを取らずに生活してきました。そして、齢を重ねて記憶力にまったく自身と価値がない今は、まさに、どう記録をすべきか悩んでいるところです。どうしても、記録できずにいる自分への戒めとして、このような記録術の本は最近読んでます。

「数字」と「固有名詞」は、迷わず記録してしまいます。(p.35)
情報の可視化に、数字情報は非常に重要なもの。キーワードの中でも特に重要視して記録することが大事。
どこで、どんなシチュエーションで、どんな記録を取るのか。(p.60)
ノート選びの重要な点。メモを取る場所を想定して、場所に見合ったノートを取捨選択して、必要なだけ準備することがよい。
右ページにメモを取り、左ページには自分のアイデアを書き足す (p.67)
一つの箇所に、記録とアイデアを書いていくと散漫になったり、訳が分からなくなったりすることを予防する。
とくに、記録を読み返す場合に、右ページのみですむため検索性能が高い。
オーディオブック・音声教材 (p.96)
後で見返しても使える、効果的な「読書ノート」の作り方 (p.102)
本の中から大事なポイントを抜き出す、重要な点。

  1. 新しいフレームワーク [I]考え方の枠組みなど。マーケティングの「4P」や「3C」など
  2. blog、講演、人に話すときに使えそうな「引用句」 [II]ぐっときたフレーズ、座右の銘として持ち歩きたいような言葉。
  3. P [III]ポイント。ココを中心に抜き出す とE [IV]事例・エピソード。ココは補足として抜き出す
本の目次を持ち歩く (p.116)
読書ノート作るのは、それなりの時間がかかる。目次には本のエッセンスが詰め込まれている上、Amazonなどからのコピペで終了する。
出会った言葉はすぐに記録しておくこと (p.123)
Twitter では、Favorite することですぐに記録できるのがとても便利です。書籍、講演などでは、すぐその場で記述しておく。後でまとめると忘れる上、そのときの感動がなくなる。
時間の記録術、段取り術、仕組み作り (p.132)
「すべての時間を成果に変える31の鉄則タイムエンx時間術(長野慶太著) おすすめ。
不安を記録して、不安から解放させる (p.162)
健康管理の面から見たストレス解消法。プロジェクトでリスク(問題)管理を行うと同様に、腹立たしいこと、イヤなことがあったらそれを記述しておく。特にそれを公開するではなく、そのまま書きっぱなしにしておくだけでも、それだけで満足するケースについて
なんでもかんでも、日付スタンプを押す (p.177)
特に名刺。もらった日付を記入することで、日付に関連して様々な記憶がよみがえる。
その日付を記入することもおっくうな場合、日付スタンプは役に立つ。名刺だけではなく、ノートや入手した資料などにも押印することで、整理・整頓の目安にもなる。
記録の6大メリット (RECORD効果) (p.197)
Remind(再現)
読み返せる、マニュアル化できる。
Evidence(証拠)
トラブル回避&実績を示す。
Consider(熟考)
書きながら書くことで、自然と深く考える。
Overlook(俯瞰)
続けることで違いが見え、そして速くなる。
Report(伝達)
正しく速く伝えることができる
Database(蓄積)
保存・記憶から解放される
目次

・この本の2つの特徴
・大事なことって何?

●はじめに
・記録は成功、成長のブースターである
・ただひたすら、「記録」するだけで、チャンスが次々とやってきた

●第1章 大事なことはすべて記録しなさい
・成果につながる、記録の5つのルール(原則・方法)
・ルール1【大事】大事なことはすべて記録する
・ルール2【時系列】日付と時間を書く&整理・分類しない
・ルール3【シンプル】「箇条書き」&「単語」(キーワード)で書く
・ルール4【1×1】1つのページに、1つのコンテンツ
・ルール5【読み返す】1日5分、記録を読み返す

●第2章 効率よく情報収集できる「記録インプット術」
・家中にペンを置いておく
・外出時には「品の良いペン」を持ち歩く
・色のチカラを使って、記録する
・ノートも「毎日用」と「勝負用」を使い分ける
・スケジュールもA6サイズで統一する
・ベースノートは、A5サイズのリング式
・自分だけのオリジナル教科書、「Bノート」を持ち歩く
・「Bノート」の最初のページに「夢・目標」を記録する
・ノートの左ページには何も書かない
・スケッチブックはA4サイズを選ぶ理由
・ネット画面はキャプチャ機能を活用して記録する
・実物をそのまま貼って、記録する
・ICレコーダーで「会話・アイデア」を記録する
・必ず集合写真を撮る
・記録写真ではずせない、2つのポイント
・手書きの会議録、ブレストなどもカメラで記録する
・移動中は携帯電話のメモ機能で記録する
・音声(CD)を使って、記録を脳にインストールする
・記録をとる「姿勢」で、価値ある情報を手に入れる
・デジタル記録とアナログ記録を環境で分ける

●第3章 速く読めて、忘れない「記録読書術」
・後で見返しても使える、効果的な「読書ノート」の作り方
・手軽に本のエッセンスを持ち運ぶ「読書ノート」
・読書ノートへの抜書きには、「書見台」が便利
・ブログで自分専用の「読書データベース」を作る
・記憶のフックを引き出す「目次シート」
・ビジュアルでモチベーションを上げる「漫画ノート」
・名言・金言を記録して、後見人にしてしまおう!
・PEマーキング読書術

●第4章 記録を使って、可処分時間を2倍にする「記録時間術」
・タイムログは時間の家計簿
・日々のタスクに必要な時間を記録する
・チェックシートを使って、仕事を記録する
・プロジェクトのスケジュールは別シートで管理する
・ファイリングせずに、ドキュメントスキャナーへ
・ブログを書く時間を3分の1に減らす方法

●第5章 心と体も書くだけでスッキリ「記録健康術」
・自分の健康状態を定期的に記録する
・記録の問題化で、行動を習慣化させる
・エクササイズの記録で旅行する
・食事の記録は「わりばし日記」
・不安を記録して、不安から解放される
・無意識になりたい自分になっていく「4行日記」

●第6章 記録で、人脈が10倍に広がる「記録コミュニケーション術」
・プロフィールシートに記録する
・なんでもかんでも、日付スタンプを押す
・プレゼント(頂き物)を記録する
・記録を活用して、「ありがとう」は4回言う
・スケジュールは、メールで記録を残す
・お土産にメッセージを記録する
・人の名前は、手で記録して覚える
・一緒に写真を撮る2つのメリット
・交換日記でコミュニケーションを図る

●おわりに 記録することで得られる、6つのメリット
・効果1 Remind(再現)・・・・・・読み返せる、マニュアル化できる
・効果2 Evidence(証拠)・・・・・・トラブル回避&実績を示す
・効果3 Consider(熟考)・・・・・書きながら考えることで、自然深く考える
・効果4 Overlook(俯瞰)・・・・・・続けることで違いが見え、そして速くなる
・効果5 Report(伝達)・・・・・・正しく早く伝えることができる
・効果6 Datebase(蓄積)・・・・・・保存・記憶から解放される
・記録することで進化する「金色のじょうご」

・感謝の記録

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References

References
I 考え方の枠組みなど。マーケティングの「4P」や「3C」など
II ぐっときたフレーズ、座右の銘として持ち歩きたいような言葉。
III ポイント。ココを中心に抜き出す
IV 事例・エピソード。ココは補足として抜き出す

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