[自動化] Evernote への収集を自動化する (1) [ツール]

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昨年のある頃から、ふと「Evernoteはとにもかくにもため込んで、後でいつでもどこでも検索して拾ってくればいいんだ!!」と Premium にしつつも 2年目に入ってからやっと気がついた私が、いろいろため込むには人の力だけではなく、いろいろなサービスと組み合わせて Evernote という外部記憶脳に全てを任せよう、と始めたサービスについて何度かにわけてご紹介します。
気がつくのが遅すぎて後悔したりしていますが、現時点では楽しくて仕方ないので、勢いに任せて今年の抱負よりも先に書いてしまうわけです。

どうでもいいけど、仕事で使用しているドキュメント類や配布禁止の資料は相変わらず、仕事用の PC で単体保管してなんとかしていますが、はりきってメンドーです。できることなら、これらも Evernote へつっこんで検索対象にしたら、仕事もっと捗るのに、とか昔はセキュリティをメインでやってた私に言わしめるほど Evernote 楽しいです。仕事でも使える公開情報も含めて、私用のデータの大半はぶっ込んでます。画像も音声も。動画だけですね、ぶっ込んでないの。

閑話休題。さて、本日ご紹介するツールは、Evernote への連携を自動化してくれる、お便利 Webサービス 3つです。

目次

blogtrottr

これは RSS のフィードを見て、更新があれば、それをメールで知らせてくれる、と言う Webサービスです。直接 Evernote とは連携していないのですが、Evernote 自身がメールによる投稿を受け付けてくれているので、RSS で拾える情報は全てこちらにまとめて、メールアドレスを登録しています。
メールタイトルは「{feed_title}: {item_title} @Notebook #tag1 #tag2」のように、”@” と “#” でノートブックとタグも指定できる様になっているので、自動振り分けとかもできますよ。これは Evernote 単体の機能ですけどね。だから、blogtrottr に限らず他の機能でも同じように利用できます。

私が登録しているのは、次の 7種類になります。主にふらふらしていて拾った情報や、普段のニュースの情報を自動化して、基礎情報として押さえておくものがほとんどですね。
RSS非対応のモノや、全文取得できないものがありますが、そのあたりも他のサービスと併用して対応しています。そのあたりは次回に廻します。

  1. Google ニュース [I] RSS非対応・全文読み取りについては次回
  2. IPA から発信されている緊急対策情報
  3. Tumblr
  4. Instagram
  5. Twitter の Fav
  6. IDCなどが提供する、プレス情報 [II]全文取得については次回
  7. 読書メーターに記述した感想

blogtrottr の良いところは、ちょっと体裁を整えて、可愛い感じの html メールを送ってくれるのでとくに装飾なくとも癒される感じが好きです。右の写真みたいな感じですね。

ifttt

こちらのツールは更に強力です。input と output に連携している数十種類の Webサービスを利用することができます。それらは「Recipe (レシピ)」と呼ばれ、先陣の方たちがまとめられているものを再利用することもできます。
ifttt 自体の説明は他に紹介されているサイトをご覧いただいた方が良いと思われますので、そちらにお任せしますので、気になる方はぐぐっ(ry

私が ifttt で自動化しているモノは、次の 2つで、RSS に対応していなかったり、対応しているけどうまく情報が取得できないモノ、等です。
ifttt がとても強力なツールなので、Evernote に限らず、他のことにも利用できたりしますので、ココで上げているモノだけではありませんが、インプットのサービスもたくさんありますし、アウトプットの部分も好きにカスタマイズできるので、この辺りはうまく使いこなしていくと自動化に歯止めが止まらないと感じていますw

  1. Google でスターをつけたモノ
  2. foursquare でチェックインした場所 [III]公開情報のみ

DropBox Automator

これは DropBox の指定されたフォルダにファイルが追加されたときに、そのファイルに対してどのように処理をするか、ということを決めることができます。
あるフォルダに入れ込んだ写真を自動的に flickr や facebook へ upload したり、ファイル自体を pdf や google docs、slideshare などへ変換する機能などがあり、DropBox を起点に様々なサービスへ連携させることが可能になります。

Evernote への連携については、これもメール転送を利用します。
拾った写真や取り込んだ写真をフォルダに入れたときに、そのままメールで転送することで自動的に Evernote へ upload させるようにしています。ScanSnap などで取り込んだファイルをそのまま Evernote へ転送させることもできるでしょう。 [IV]ScanSnap 自体にもそのような機能はあります

実のところ、ifttt でも DropBox をインプットとして利用できるのですが、ファイルを添付して送付するような機能が無く、img タグでの連携だけになるのです。従って、DropBox の公開フォルダへファイルが存在していることが必須となりますし、開くたびに download しにいくので使い勝手が良くありませんでした。
そこで、この DropBox Automator です。基本的にファイルは全て転送され、他のサービス側に処理がゆだねられるので、DropBox 側にファイルがあろうと無かろうと、いかようにもできるので処理済みのデータは DropBox から削除できるので、スペースの無駄遣いにもなりません。便利です。

なお、DropBox側で処理されたファイルは、同一のフォルダの「processed」フォルダに全て移動されるので、不要になったと感じればそこの中を削除するだけです。

最後に

今回は 3つの Webサービスをご紹介させていただきましたが、Windows であれば、ローカルのフォルダを指定して、Evernote へ自動的に登録する機能があったりとかもするので、他の代替機能を利用する方が便利なこともあります。
私はたまたまこの 3つになりましたが、他にもよさげなサービスがあれば、とりこんで Evernote の肥やしにしたいと考えてます。まだまだ自動化されていない事はたくさんありますからねヽ(´ー`)ノ

とにかく、自動化して情報をとにかく収集させるには人力ではなく自動化がオススメです、捗りますね。

References

References
I RSS非対応・全文読み取りについては次回
II 全文取得については次回
III 公開情報のみ
IV ScanSnap 自体にもそのような機能はあります

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