[文章] 読んでもらえる文章の構造とは? [レポート]

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最近、家に引きこもっていると高い確率でイライラがつのることが分かって、取り急ぎ外に出てきたしょっさんです、こんにちわ。今日は街ゆくJKを横目に、なんとなく思いついたことをただ思ったとおりに書いてみようかと思います。

目次

1. 文章の書き方にお困りではありませんか

( ・ิω・ิ)さて、みなさんは「人に読んでもらえる文章」ってどう考えてますか?

「どう」って言われても困るでしょうが、「読みやすい」「理解しやすい」「よんで楽しい」「読んでもらうには」など、ターゲットにも寄るでしょうが、さまざまな想いを込めて文章を書くことと思います。具体的には、文章を記述するために、ターゲティングして、伝えるべきことを決めて、伝えるべきキーワードの順番を… などなど方法論やプロセスがあります。

これでも、あたしは普段から気をつけて文章を書いています。そのように思われないとは認識していますが、結構、たくさん [I]関係ないけど、結構、とか、たくさん、とかアーキテクトとしては記述しては良くない用語ですね(;´Д`) のことに気をつけて書いています。方法論、プロセス、文章の構成、レトリック、そもそもの日本語の構成について。しかし、最近、自分でいったい何を実践して、どのように書いてきたか、よく分かんなくなってきてしまったので、多少なりとも皆様の役に立てばと考えて、blog に残しておこうかと考えました。

その中から、本日は「文書の構成」について、一つ、私が使っている手法をご紹介します。

2. 人に読んでもらえる文章とは何か

reading冒頭の質問にまいもどります。「人に読んでもらえる文章」です。最初に結論から述べますと、次の 3つの流れで文章を構成します。

  1. Why
  2. What
  3. How

この 3つの流れを抑えておくことで、読んでもらえる確率が上がります。
日本語の作文でよく使われる「起承転結」のプロセスでは、途中で話が転じる上、最後まで読まないと結論が出てこない構造となっています。そのため、最後まで読んでもらえるような、読んでいて面白い内容を準備するとともに、最後まで読んでもらう時間を準備してもらわなければなりません。これは小説などの物語では良いのでしょうが、レポートや論文では、そもそも何について書かれていることか分からないものを、最後まで読まなければならない、という苦行を味わいます。苦痛以外のなにものでも無いですよね。最後だけ読めば良いのかも知れませんが、最後にホントに結論があるのかどうかも分かりませんですし。

ですから、まず、想定読者の課題を明確にして、結論を先に提示する構造にすることで、冒頭を読むだけでその文章が自分にとって有益なものとなるかどうか、それを判断することができる文章は「人に読んでもらえる文章」になり得やすいと考えられます。

では、具体的にどのように書き記せば良いかをご説明します。

3. 人に読んでもらう文章の書き方

Writing構造毎に説明します。
「Why」とは、まず、課題を認識してもらいます。「あなたは〜についてお悩みではありませんか?」「あなたは〜についてどうお考えですか」「あなたは、なぜ、〜ができないのですか」のようなものです。
あなたの「なぜ?」を問いかけて、課題に感じていることをまず明確にします。少なくとも、それを課題だと認識している人に対してはヒットするはずです。課題だと感じていない人には必要のないものです。読む必要のあるなしを最初に判断できることは、書き手にも読み手にも良いことだと考えられませんか?

「What」は、それを解決する内容です。「あなたの課題は〜をすれば解決する!」「対処法は〜です!」と解決する内容を明確にします。最初に課題が明示されて、次にその解決策が明示される。そして、その解決策がなぜ有用なのか、その有用な理由も「What」に記すことで、その解決策の正確性が上がります。できうる限り、ソースやデータを提示しながら、解決策の有用性を明確にしましょう。

「How」は、その実現方法です。「解決策は〜です」と言われても、具体的にその方法・手順が明確でなければ、自分ではどのようにすれば良いか分かりませんね。ですから、その方法や手順を、事例なども交えて具体的に示してあげることが必要です。「How」では「どのように、その解決策を実現すれば良いか」その方法を明確にしましょう。手順を明確にすることで、ある課題に困っている人たちが次に取るべきアクションプラン/TODOが明示され、「さぁ、やってみよう」に繋がるわけです。読まれるだけの文章ではなく、最終的には、それを実際に再利用してもらえることが望ましいですよね。私も常々そんなことを考えていますが、だいたい、ターゲットが「自分」なので、独りよがりになりがちです(‘A`)

4. まとめ

「人に読んでもらうための文章を書くためには」
次の構造にのっとって文章を記述するよう心がける。

Why
  1. 課題を明確にする
  2. ターゲットを明確にする
  3. 文章を読むための判断材料となる
What
  1. 解決策を提示する
  2. 解決策が有用な理由を述べる
  3. 解決策のソース/データを提示する
How
  1. 手順を示す
  2. 方法を示す
  3. 事例を紹介する

    さて、ここまで読んでいただいた方には、もしかしたら気がついていただけたかと思いますが、今回の文章は、Why,What,Howの構造になっています。私自身、文章を書くことが得意なわけでもないので、完全に分離して記述できているわけではありませんが、次のようになっています。参考になれば。

    [Why] 1. 文章の書き方にお困りではありませんか
    [What] 2. 人に読んでもらえる文章とは何か
    [How] 3. 人に読んでもらう文章の書き方

    References

    References
    I 関係ないけど、結構、とか、たくさん、とかアーキテクトとしては記述しては良くない用語ですね(;´Д`)

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