[国産] 一流企業を退職した身として、感じたこと [外資]

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「blog書かないとね」と言い始めた二日目で、既に「ネタが無いから、もうしばらく書かなくていいかな」とか考える程度には、続きません、しょっさんです。


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お題あるけど、書きにくいとか、オチがないとか、1日じゃ終わらないから気合い入れたいとか、余計なことを考えると話にならないので、そこら変で適当にはやってるネタを持ってきて、所感でも述べてお茶を濁そうという魂胆。悪い人だ。さて、今日ももちろん、写真詐欺です。

目次

超一流企業を退職しました

過去に「[卒業] しょっさん会社やめるってよ [退職] – oshiire*BLOG」でも書いたかどうか忘れましたが、超一流企業を退職した経験のあるわたしが、こんなネタを見つけました。

富士通を退職した話

社名出しちゃうところがやらしいですね。「富士通に恨みのある者の犯行かも知れない」とか考える程度には、ブラックな業界を見続けて20年以上過ごしてきました。富士通さんとも、大昔、NetWare やってたころに協業したことあります。面白話イロイロあるんですけど、超一流外資系企業は、守秘義務にとてもうるさいので、この辺でやめておきます。

さて、同じように大企業を引退したものとして、この増田にどう感じるか、適当な所感を述べて本日はもう寝ようと思います。

全体を通じて

「若さって偉大だな」って感じます。

それなりの大企業で「自分の融通がきかなかったから辞めます」という要約だけで感じることと言ったら、「若いな」って年寄りたちは感じると思います。時価総額で見たら、私がいた会社は巨大企業ですけれども、結構、自分の融通ききました。「あれやりたい」「これやりたい」って言うと、だいたいなんとかしてもらえました。とは言え、若い頃からずっとそうだったわけじゃなくて、それなりの結果を残して、会社に貢献をした結果です。SIで Excelいじりしろって言われたとか、オレの時はやっとMS Officeがパッケージされるようになった頃で、ワープロとか現役で、羨ましいことを言うんじゃないとか、そういう昔話はいらないそうです。今の人たちには。

さて、こういう増田みてて思うことは、基本、主観的情報しかないことから判断をしないといけないことが、厳しい、です。

社会に向けて情報公開できるようにはなったけど

基本的に一方的な情報が流れてやってくることがほとんどです。とは言え、昔みたいに、マスコミからの一方的な情報しか入ってこないよりかは、いくらかマシでしょう。しかし、情報が増えた分、正確な情報を選択して入手することは、ひじょーに難しくなりました。わたしは仕方ないので、話のネタにするか、一応オフィシャルな情報や、研究結果については、「ソースとして使える」程度にとどめてます。何を信じるかは、自分で試してみるしかなくなってしまい、せっかくの情報過多の時代に、結局、前時代的なことになってます。

ツライ。

ポイント別に感じる・感じたこと

まぁどうでも、でかい会社にいた方が、イロイロ良かったんじゃないかなーとか思いつつも、まぁ決断できるって素晴らしいと感じます。私は、決断するまでに10年かかりましたからね。って、言っても、仕事を変えようって気にならなかっただけですが。

理由は簡単に言ってしまえば自分の目指すキャリアパスとのミスマッチ。

オレも言ってみたいです。20年以上業界にいて、それなりの立ち位置を持ってはいても、コレは言えないです。20代そこそこで「キャリアパスが」とか言えないです。いや、やりたいコトすれば良いと思いますけど、「やりたいこと」と「得意なこと」それと「金の稼げること」は全部ミスマッチなのです。それと、大企業だと、いくら縦割りとは言え、1つの会社内で、特に富士通ならデジタルパーツから汎用機まで、知らないことがたくさんあるはずです。IT業界は、重ねた齢と経験が一致しない、先端技術社会ではありますが、それでも、ながく働いている人の方が、えてして社会を知っている場合が多いです。

自分の意志も必要ですが、他人の意見がはいってくる余地を持っていないのは、自分の新たなキャリア形勢に不利なのでは無いかと考えてしまうのです。たとえば、web系で地味にトレンドとマッチして、露出だけは多い人がたまにいますが、車輪の再発明に余念がなくて、社会的には一歩もすすんでない残念な人がいますね。もっと、外を見てみたらいいのにっておもうの心。

入社する前は大学の情報系学部に通い、大学院まで進学して専門分野の研究にそれなりに熱意をもって取り組んでいた。
それもあって、同じ分野の研究を企業として行なっている同社に入社しようと考えた。

立派ですねー。なんで、そのまま残って研究続けなかったんでしょうか [I]そんなカンタンじゃないか 。まぁ、企業で研究開発に入れるなんて、高嶺の花ですね、あたしからしてみれば。院卒なら、まぁ然るべきでしょう。本人も、その気持ちだったんでしょうね。

入社して1週間後に告げられた自分の配属先は、山奥の工場でメインフレームを主とするシステムの開発・保守を行う関連会社への出向だった。

不思議なポイントですよね。次の二点を考えると、出向させるってよっぽどですよね。

  • 院卒なので、最初から高収入
  • 研究開発の実績あり

ちょっとさすがに信用ならないですね、この辺が不信感のあるポイントです。

でも、曲がりなりにも現代のIT企業に入社したつもりなのに、20代そこそこの新卒社員が化石みたいなプラットフォームの世話を押し付けられるなんて想像だにしていなかったし、

そしてこれ。「化石」。メインフレーム勉強してやり直せと言いたい。「化石」って最新のプラットフォームこそ、メインフレームじゃないかって、老害たちが怒り心頭ですよ。少なくとも、超一流企業に居たが分からしても、こんな概念だけで動いているコンピュータを触れる機会があるのならば、個人的には 20年前に戻って Windowsやらずに汎用機やっておけば良かったと、たまにする後悔です。残念ながら、研究開発費で一番お金使っている分野が、スパコンとメインフレームだと思います。某黒に限りなく近い青い企業は、メインフレームに最新技術のすべてを投入して、そこでの技術を、UNIX/IA へ転換していく流れです。これは、過去からだいたいそんな流れですよね。何を学んでいたのか知りませんが、これってむしろ、研究開発の登竜門的な流れだったんじゃ。と、老害を擁護して、このパートは終わります。

もちろん決定は全く覆らなかったのだけど、その後も思いつくだけの人脈を辿って色々な人に相談して助言を貰い、

どんな人脈なのか興味深いです

せめて担当業務はオープンプラットフォームにしてほしいとか、COBOLは嫌だとか、ついでに可能であれば山奥の工場に押し込まれるのも勘弁してほしいとか、

上を書いた後だと、ここで何を書くかは予想つくでしょうが。まぁそういうことです。

このマクロの挙動はとても怪しいものだったのだけれど、どうやら自分はこのマクロの修正はおろか、ソースを見ることもできない身分らしい。

まぁ、下っ端にいきなり見せるわけにはいかないでしょう。いろんな理由ありますけど。

特に、こんな風に快活な青年に限って、業務プロセスとは関係のないシャレにならない改造を施したりするんです。官僚対応されている、やっかいなソフトウェアとかよくありますけど、そんな存在そもそも知らないでしょうし。とまぁ、富士通側を擁護してみます。

それ以後の話については、もう当事者じゃないと分からない話ですが、ふわっふわしてますよね。全体的に。オープンプラットフォームがいいって言いますけど、何がいいんでしょうか。

自分のやっていた研究開発の実績を生かさずに、ドコだから知らない山奥に送るってことは、それ相応だったんじゃないのかとか。

まとめ

感じることはたくさんあるんですが、こうやって、一方的な情報でかつ、具体的なことが明示されない場合、それを純粋に信用できるかどうかと言うと、それのソースがあるわけでもないですし、そもそも彼がホントに新卒で富士通に入社して、こんな感じで辞めたのかどうかも分からないのです。ただ、なんか不思議なことがたくさん書いてあるなーってことは、同じような超一流企業に勤めていた課長職が、なんとなく感じることです。富士通って、ここまでバカだったのかなぁって。そんなことないだろうになぁ。ってね。

まぁ、国産一流企業は決めることに時間はかかるけれども、ダメだと思ったときの引き際は速いんですよね。そういうことだったんじゃないかしら。

さいごに

さすがに、超一流外資系企業って書くの、恥ずかしいです。

References

References
I そんなカンタンじゃないか

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