[腰痛] 年を重ねて得たもの [たるみ]

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先日、嫁と四女の誕生日パーティーをしました。狙ったわけではないのに、同じ誕生日になってしまってプレゼントを準備する側からすr(ry
誕生日ケーキさて、誕生日にはケーキとかを食べるわけですが、あたしゃいつからか「甘い物」が全然ダメになって、ケーキなんて特別な行事でも圧力がかからない限り、食すことはありません。この誕生日ケーキを買ってきたのは私ですが、一切れも食べてません。嫁子供が食べたい分をそのままほしいがままに食べさせてあげてると感じ取っておいてくださいな。
でも、小学生のころや、中学生のころは甘い物も好きで、いつも食べていたわけです。中学生の夏休みは、お昼代として毎日 ¥1,000-をもらい、チョコフレーク(大)+コーラのコンボで消費を最小化し、余ったお金でゲーセンに引きこもったりしていたわけです。

このように、若いころにできていたのに、年をとったらできなくなった、というコトはありますが、年を取ったことで新たにできるようになったこともあります。ネ。

昨日、それを感じたことは、仕事と掃除です。

今週のお仕事をうまく進めていくに当たって、月曜日になる前に済ませておきたいことがありました。いくつかの見積です。とは言え、まだ概算段階なので、それなりのゆるい感じで作成して上振れのないように作成します。作業するのは自分ではないので、特に「足りない」という恐怖だけは避けておきたいわけです。見積 3つ作ったわけですが、あっさりと完成です。昔だったら何時間も掛けて作っていたわけですが、ちゃんと理論武装着けて作ってるにも関わらず、時間にして「分」単位に縮まっています。

その後、お掃除です。毎週毎週、飽きもせずに楽しくて仕方が無いほどにお掃除してます。掃除好きなんです。
とは言え、数日前から腰痛がひどく、あまり動けるような状態ではなかったので、ちょいちょい手を抜きながらのお掃除です。それでも、掃除後の部屋の状況を見れば、いつものそれと変わらないか、今回はいつもよりも綺麗にみえます。ゆっくりと時間を掛けて、腰に負担のかからないようにしたつもりでしたが、結局いつもと同じ時間でお掃除もできています。

これらが私が得たものです。
若い頃、まだ経験や知識が少なかったころは、仕事にも時間がかかっていました。遠回りすることもありましたし、無駄なこともたくさんありました。
掃除するにあたっても、昔は一つの部屋を掃除すると 1日作業でした。今では、書斎と居間とキッチンを最短で 2時間で終わらせることができます。

昨日の進め方は、腰痛もあいまって、集中して実施するでもなく、休み休み、ところどころに休憩を入れる形でどちらの作業も進めていました。進め方としては、あまりよろしくないかも知れません。しかし、結果はいつも通り、またはそれ以上の品質のものが完成しています。若い頃は、まったく周りが見えなくなるほどの集中力と体力で、8時間で 100ページ強の設計書を書いたこともありましたが、そのような集中力はもう一切ありません。ですから、そのように量が必要なもの、あえて分かってさえいて、後は角だけ、と言う作業をすれば何倍も時間がかかると考えられます。集中力以前の問題で、もうそんなにはやくキーをタイプすることもできません。
だから、若い頃と同じ作業をしていては、どんどんと時間もかかって同じ時間枠で考えた時には、とても品質の悪いか未完成のものができあがります。

ただ、同じ作業ではなく、同じ結果を求めた場合、若かった頃よりも短時間に、より品質の高いものを作ることができるようになりました。

私が得てきたものは、知識知恵経験です。

これらを得ることで、省力化、短時間化、することができ、同等のものであれば同じ品質で提供することができるようになったわけです。ですから、少しだけがんばれば、少し良い品質のものができあがります。
年を重ねることで、このようなサイクルに入り、体力の無くなった分を別のもので補うようにできあがってきました。

他にも人脈も増えました。
自分ではこれはできない・とても時間がかかる、けれども、それを得意な人に任せることができれば、その分、自分の時間が空けられ、他の得意なものに時間を割けます。ただ、それが得意なのは誰か、という情報は人脈がなければ到達することが難しいです。逆に言えば、人脈だけで何とかなるケースも多く、そのような営業も見てきています。ただ、その人を管理する能力に長けていなければ、自分で何もできないけれども、人に全て追いすがって何かをなしえることはとても難しいでしょう。それもスキルの一つだと考えられます

このように、年を重ねることで失っていくこともある反面、得るものもそれ相応にあります。
私自身、はやく年を取りたいと考えている節があります。それは、年を重ねていくことの、まさに人生の醍醐味だからと感じているからです。

いろいろなものを学んでいく楽しさを年を重ねる楽しみにして欲しい。

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