[耐震] 自鯖の地震対策どうしてますか? [免震]

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大掃除の季節になると、やたらめったら部屋の模様替えがしたくなるしょっさんです、こんにちわ。
結構、今の構成も悪くないというか、ほとんど完成された感じがあるんですが、昼間は西日が直接あたってくるので明るすぎて、目がやられちゃうんです。なので、机の構成をそのままにして、iMac やらPCの位置を変更することを検討していたりします。こーゆーのを考えているときが一番楽しいよね( ・ิω・ิ)

で、マシンの位置を変更するにあたって、 iMacや自鯖の耐震って考えておかないといけないのでは…という発想に至りました。地震大国日本、昨年の 3/11でも我が家は (フィギュアと本棚だけ)甚大な被害を受けました。たまたま、52″プラズマTVだけ耐震固定していたこともあって、倒れずにすんでいたのは、今でも心に残っています。
この大掃除に、倒れる可能性のあるものについては、少なからず固定をしておかないといけませんね、と考え始めました。


本棚などの棚については、世間でも情報にあふれていますので、今回は話題に取り上げません。今回は、自鯖に特化します。
iMacなどのデスクトップPCも専用のベルトやタグにあふれているので、あまり考えません。最悪、デスクトップは壊れても諦めます(ぉぃ

目次

自鯖の耐震を実施する意味・目的

さて、なぜ、自鯖を対審しないといけないのか、私は次の2点に集約されると考えています。

  1. データを保全する。データが無くならないこと。
  2. 寝ている主人を抹殺しないこと。

自鯖には重要なデータが詰まっていることが多いので、慎重に考えないといけません。多くのHDDを搭載していることも多いでしょう。地震での被害は甚大になる可能性があります。とにかく、データを守りましょう。
また、自鯖には高価なパーツを使っているコトもあり、壊れないでいてくれることは大事ですが、大きなサーバを使っている場合は、倒れてきたときに危険があります。寝ている主人に攻撃をしてこないことも重要でしょう。小さいからといっても、飛んでくる可能性がありますので、それが直撃したときには生死の境を迷うことになるでしょう。まだ、死にたくありません。

自鯖の耐震の考え方

まず、地震の対策として考えられる方法は次の二つです。

  1. 耐震
  2. 免震

「耐震」はご存じのように、床や机に固定して動かないようにする方法です。一見、お手軽ですし、様々なグッズも出ているので、ひじょーに安心です。正しく固定されていれば、寝ている主人を抹殺することもないでしょう。
ただし、残念ながら固定していることで、HDDはその揺れを吸収できず、RAID程度では耐えられないダメージを受ける可能性が高いです。固定することで、地震の衝撃をもろにHDDは喰らうわけですからね。事実、耐震固定していたことで、ラック全体は倒れずに見た目は問題なかったけれども、多くのHDDでヘッダに影響があって、起動しなくなると言う事象もありました。なぜか、ホストだと壊れなかったとか言う伝説が残っていますが、都市伝説はおいといて、HDD は機械部品として、サーバの中でも特に弱い部分です。残念ながら、耐震固定では自鯖を守ることはむずかしいと考えられます。

「免震」です。建物自体が揺れを吸収する・土台だけが地面にあわせて揺れることで、上部への揺れを伝わりにくくする方式です。一見、最強です。ですが、自鯖を守るためだけに、家を免震にすることは不可能でしょう。まず、そもそもそんなお金がありません。そんなお金を持っている人なら、iDC に自分のサーバ置きます。俺だってそうします。
これから新しく家を建てる人や、たまたま免震構造の家・マンション・ビルに住んでいる人、良かったですね、これ以上の記事を見る必要はありません、おかえりください( ´ー`)y-~~

そんなこんなで、お金のやりくりにがんばっている一個人が、自鯖の地震対策を検討することは実は難しいです。これで、一人、年末に座礁に乗り上げていました。デッドロックってヤツです。

思いついた地震対策

そこで、なんとなく 2ch住民たちは、どうしているのかなとか考えながら、次のサイトを拝見していました。

地震対策どうよ?/ [2chブラウザ].

なるほど、面白い意見もあるじゃありませんか。ということで、私の思いついた自鯖の地震対策をやっと報告します。長かったですね。よく、ここまできました。あなたは、えらい。

HDDを使わないで耐震固定
もう分かりましたね。そうです、SSD や ioDrive を使うんです。これで HDDの問題はクリアです。すべて、シリコンディスク化すれば耐震固定で十分です。満足のいく内容ですね。
とは言っても高いですよね。HDDも組み合わせて使いたい、とか、HDDしか使えないよって事もあると思います。事実、私もそんなことを考えていません。ただ、これも一つの方法として採用できる人は居るんじゃないでしょうか。
遊びを持たせる
先ほどの2chサイトに書いてあった方法ですが、キャスター付きの低めのラックへ乗せておく方法です。そして、ケーブルにもゆとりを持たせて、地震がきたら好きに動いてもらうようにするんです。これはこれで、良い方法じゃないでしょうか。ただ、ある程度の囲いであったり、ぶつかったときのショックを吸収する方式をうまく発明しないことには、結局は耐震固定の二の舞を演じることになるどころか、むしろ激しいショックを受ける可能性があります。
特殊な油の水槽に埋める
まるごとサーバを沈めても平気な液体に埋めてしまえば、その水槽内自体は液体によりショックを吸収してもらえるし、なんといっても、冷却効率も高くてすばら(ry
地震の無い地域へ引っ越す
(ry

残念ながら、「これだ」という方法が見つかりません。

結論

で、結局どうすることにしたのかと言いますと、次の通り。

  • 重要すぎるデータは海の向こうのS3(Glacier)へ保管する
  • ベルトによる耐震固定
  • 机の下の見えない場所へ配置

フツーじゃねぇかと言わないでください。個人でできる投資なんてたかが知れています。ひとまず、目に付かないような場所へ、耐震ベルトで固定して抹殺の恐怖からは免れておいてください。そして、どうしてもなくしたくないデータはS3へ。
また、起動に必要なシステムデータだけはシリコンディスクへ配置するなどして、ひとまず起動はできて、HDDの損壊状況が見られるような状態だけは確保しておく、という結論へ至りました。データがたくさんあるから、S3 へ配置すると、月額が死ぬって人は、どうぞ、Glacier の利用も検討ください。普段から使うようなデータではなく、あくまでも災害時にだけなくなったら引っ張り出す程度であれば、Glacier にぶっ込んでおいても、なんの不都合もないでしょう。

結論「Glacier使え」

以上。お後が宜しいようで。
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