[読書メーター] 2017年11月に読んだ本 [まとめ]

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ことしは、PTA会長業と原稿に追われ続けていて、blogに書いているネタがあるのに、ぜんぜん書けなくて泣いているしょっさんです、こんばんわ。

年末が近づいてくると、仕事(会社以外)が落ち着いてくるので、blog真っ盛りになるのか去年までの常でした。今年はなぜか、ほとんど毎日、忘年会や、それに準じるパーティーが多く、blogどころかイベントもちゃんとこなせるのか、ひじょーに怪しかったです。持ち前の元気さで、なんとかなったと思うことにします。# 11月に読んだ本

11月の頭から、某Dreamforce で往復20時間以上の飛行機の旅がありました。機内で、長く険しいSF小説が2冊読めたことが、11月の成果です。

それ以外は、気分転換に読んだ本だけですね。イベント前後はぜんぜん時間とれなくて、ホントにきつかったです。PTA会長業まともにできなくて、校長先生に「会長忙しそうですね」って毎度あう度に言われたんですけど、よく考えたら、11月と12月が一番会ってるやんけ。


11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1306
ナイス数:7

ちはやふる(36) (BE・LOVEコミックス)ちはやふる(36) (BE・LOVEコミックス)感想
あらた一抜け、ちはやもまつげも追い詰められ、という状態にして終了。あらたの勝利を知って、ちはやも太一も突然人が変わるところまでの流れは出来レースとしては完璧な流れ。太一ばっかり気にしてるのに、話の流れはちはやだらけでヤキモキする。主人公だから仕方ないのだろうけれども、太一の変わりっぷりと須藤のなんかわかってる感じの流れのほうが、この巻は面白い。東日本はまだ準決勝なので、しばらくこの戦いが続いているんだろうけれども、どうするつもりなのだろうか、とても気になる。
読了日:11月18日 著者:末次由紀
睡眠時無呼吸症候群とぼく睡眠時無呼吸症候群とぼく感想
SASの気があるので、タイトルからなんとなくとってみた。体験記として手に取ったものの、内容としてはエッセイ。体験記が主軸ではあるんだけれども、事実というより感想や思惑が散りばめられていて、事実を捉えにくい場面がいくつかある。あと、文章もblogベースであることから、書籍として読む文体ではない。軽い文体が最初からずっと最後まで続くのは、体験記として、信頼に足らなくなるということが理解できた。したがって、これはエッセイだと思って読んでいただけると、好き嫌いが別れてちょうど良いと思われる。
読了日:11月12日 著者:深澤千尋
寝ても取れない疲れは腎臓が原因 (楽LIFEヘルスシリーズ)寝ても取れない疲れは腎臓が原因 (楽LIFEヘルスシリーズ)感想
疲労回復シリーズで続けて。慢性疲労を感じることがあるので、参考として読んでみた。腎臓・副腎の機能・性能と特徴と、腎臓病を患う傾向から、疲労の原因に腎臓のケースがあると報告している。血液の状態によって、それが疲労に繋がることと、腎臓の性能が低下していることにマッチするケースは確かにあると考えられることは理解できる。ただ、一方的に腎臓が原因かもと、読者側は盲信しないことが良い内容。このようなケースもあると理解し、頭の片隅に残しておくことは良い。食事や生活習慣は参考になる。が、医療的な側面はなんか信用できない。
読了日:11月12日 著者:
寝てもとれない疲れをとる本寝てもとれない疲れをとる本感想
鍼灸師の方が書いた本で、西洋・東洋医学を組み合わせて論じていて、個人的に信頼できる。人の体質を「気」「土」「金属」「水」のタイプに分類し、特徴と休息方法を提示してくれている。自分の分類に合わせて、何をすればよいのか、活動内容を明確にできるのは良いポイント。ただ、著者も本編で論じているように、実際の体質はもっと細かい分類となる上、複数のタイプが組み合わさるので、ピンポイントですべきことがわかりにくい。実際には、自分であたりをつけながら、範囲を絞っていく。少なくとも方向性が見えることはありがたい。
読了日:11月12日 著者:中根一
女子かう生(7) (アクションコミックス(月刊アクション))女子かう生(7) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
かわいい。ただただかわいい。
読了日:11月12日 著者:若井 ケン
夏への扉夏への扉感想
最初、酒飲みが猫とのワケワカラン話でつまらん、とか思いつつ機内で暇なので読んでたら、ドキモ抜かれた。コールドスリープとタイムトラベルが織りなす、タイムリープ小話なんだけれども、1956年に、1970年と2000年のことを書き記すとか、ちょっとチャレンジすぎるけれども、その先見の明はとてもある。実際には金を出してもコールドスリープできないし、新しい力場も見つかっていないけれども、未来の期待がとても感じられてよい。パラドックス問題もうまく解決しながら綺麗にまとまってる。
読了日:11月11日 著者:ロバート A ハインライン,福島 正実
星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)感想
機内用に。SFの有名どこは読んでおくべきということで、しばらく読む小説はSFで。有名どこなのでおもしろいのは、もう当たり前だと思うけれども、翻訳ものとしての難しい部分はあるだろうかと。それと、自分がそれなりの年令に達してしまったからか、なんとなく先が読めてしまうところは自分の成長の証にする。古いSFってのはとにかく夢がある気がする。ドンパチじゃなくて、ただただ与えられた課題をひたすら解明していくっていう、その流れは、SFの根底にあるべきものだと思うので、すばらしい。
読了日:11月04日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン

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