夏休みを順当に過ごせるかどうかは、初日で決まると考えています。
さて、今年の初日はどうでしたでしょうか。(三日目と書いておきながら、初日とか言うな、とか言うな)
今日は幾度かのチャレンジがありました。死ぬかと思いました。お陰様で、初日から予定めためたです。今、まさに、リカバリー中です。
目次
1.刺客現る
朝、月曜日のいつもどおり、燃えるゴミを子どもたちに出してもらうよう、準備と依頼をした後、あたしは朝のお勤めに満足して 20分程度睡眠をとったのでした。
20分後
いつも出かけているはずの妻が、というか、そもそも仕事はじまってる時間じゃねーかと思って、話を聞いてみると「階段にヤバイ虫が居る」「でられない」というじゃありませんか。アホかと。虫がいる程度で、会社に遅刻するとか、来年 40になる大人の発言かと。 [I]我が家は屋内に階段がありますが、階段とはドアで仕切られているので、階段にいるヤツとは部屋にいる限りは安全に暮らせます
で、ドアを締め切っていたために、どこへ行ったか分からないとか言う始末。Gだけでもツライ目に遭うのに、なにを言っているんだ、こいつはと。
致し方ないので、男子として、と言うか父親として階段を見てみると、階段の天井に 4〜5cm程度の黒い蜂かアブのようなものが on the ceiling。黒い・でかい、ただ形はスマートでほとんど黒っぽいので、瞬時に勝手に「アブ」と判断。殺虫剤をとりに、他のフロアへ。
殺虫剤をもった自分は、アブに対しては無敵のような力を発揮するものです。えいやとやたらめったらに殺虫剤をふりかけ、ヤツを死に追いやります。
追いやります。
のたうち回り、落ち、すさまじい羽音を響かせます。ただ、すべての音がおかしい。落下時に「ゴトッ」という音。羽音だけで、その辺のものを浮かせる力。
オレの知る「アブ」じゃありません。不安がよぎります。とは言え、くつ箱付近に落下した「ヤツ」は、その凄まじい断末魔(羽音)を止めて死んだかに見えました。完全に機能的に停止したと判断しました。
この段階で、嫁と娘たちを送り出します。飛ぶ力自体はないと思えたので、出かける分には安全と判断したのです。
1(1) ヤツは生きている
その後、その背格好から、ヤツの分析を始めます。
Twitter でも質問を投げてみますが、それっぽいのはありません。一番近いのは「ミズアブ」か「チャイロスズメバチ」ですが、体長が全然違います。
ただ、あの羽音。アレは「ハチ」ではないかとあたりをつけます。黒いのは位置的な問題か。胸元は黄色みを帯びていた。いやーな思いがよぎります。
まぁ、でも「しんだ」。そう認識していたので、例えハチだとしても、捨て場所さえ気をつけておけば、何とかなるだろうと、死骸の撤去と廃棄方法を考えます。
至った答えが、トイレの洗浄道具である棒の先にガムテープを貼って、鳥もちのようにして、ヤツをひっつけて、トイレに流す方法です。
とにかく、懐中電灯をもって、ヤツを探します。それはすぐに見つかりました。しかし、それでも暗がりでよく分かりません。ただ、存在は確認できました。
場所がはっきりしたので…と思ったとき、ヤツは動き始めました。ひやっとしますよ、そりゃ。とは言え、飛ぶ能力はないと踏んでいました。いくらなんでも、あれだけキンチョールを浴びているので、そうそう動くことはないだろうと。
鳥もちをもって近寄ります。くっつけてしまえば、さすがにこちらの勝ちだろうと考えていたのです。多くの生物との闘いに勝利した人間です。こんなことでは負けられません。
そっと、靴と靴の間にいるヤツに、ガムテープをくくりつけて即興で作った鳥もちを忍ばせます。
ぶおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ヤツは羽を渾身の力で羽ばたかせたのです。
1(2) 捕獲
「これはあかん」
生物としての警鐘が鳴り止みません。とにかくあかんのです。鳥もち棒で押さえている手へ、その羽音の振動がやみません。
こいつは、ヤバイハチだ。とっさに判断します。判断したところで、どうにもなりません。抑えている状況を改善する方法はないのです。しかも、ガムテープなんて、大した接着力じゃありませんから、トイレへ持っていくまでに生身での対峙ともなりかねません。最も近いトイレへは、娘たちがいますので、危険にもさらすことはできません。
ひとまず、捕獲するしかない、と考えて捕獲用の袋だけを娘に準備してもらい、さっさとそこへ某と一緒に入れます。振動は収まりません。
これだけでは不安なので、さらに大きな袋へとしまいます。が(‘A`)この先のやり場がどうにもなりません。捨てる? 下手な捨て方では、本当のスズメバチだったときに、ゴミ収集の方へダメージを与えるかも知れません。では、数日経過して、ひからびたところをトイレへ?
どうにも、とにかくしばらく、このまま脱出されないように捕獲しておくことしか出来ないようです。密閉状態を解いたとき、ヤツの死臭は仲間をおびき寄せるかも知れません。とにもかくにも、ヤツをどうこうするには、時間と勇気がありません。
神よ、私に勇気を。
2.泳ぐ
そんなこんなで、困ったことに、午前中を全て使ってしまいました。オレの写経の時間を返せ。
ということで、いろいろな準備とともに、夕方に子どもを連れて、久しぶり区営の体育館へ泳ぎにいきました。
三女(小五)が 25m泳げるようになったと自慢をするので、実際どんなものかを確認するのと、自分が今どれだけ泳げるかの確認です。
2(1) 結果
三女は 25mをなんとかクロールのようなもので泳ぎ切っていました。長女、次女でもなかなかそうも行かなかった快挙です。
で、自分。結果はこんな感じ。
- クロール
-
- 50m x 1
- 100m x 1
- 150m x 1
- 200m x 1
- 100m x 4
- クロール計: 900m
- 平泳ぎ
- 500m x 1
- 総合計
- 1,400m
まずまずですな。
その後、夕飯の後に、子どもたちとそろって”Amazon.co.jp: 【5000セット限定生産】ブレードランナー 製作30周年記念 コレクターズBOX [Blu-ray]: ハリソン・フォード, ルトガー・ハウアー, ショーン・ヤング, ダリル・ハンナ, ジョアンナ・キャシディ, エドワード・ジェームズ・オルモス, ブライオン・ジェームズ, ウィリアム・サンダーソン, リドリー・スコット: DVD” これ見てます。
ちょうどやらしいシーンになって、どうしようか困っているところで、今日のお話はおしまいです。
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References
↑I | 我が家は屋内に階段がありますが、階段とはドアで仕切られているので、階段にいるヤツとは部屋にいる限りは安全に暮らせます |
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