[目的を] 本当に必要なことは何ですか? [見誤らない]

エンジニアの陥りやすい罠として、「手段が目的になる」が上げられます。

TARGET
TARGET

すばらしいアーキテクチャを提供したい。このソフトウェアのこの機能は神、絶対に使って欲しい。このミドルウェア、パッケージを使わないなんてクズ。このデザインが最強。

言い出すときりがないですが、意識の高いエンジニアは総じてこだわりがあります。
私のこだわりなんて、自分の触れることになるインタフェイス—椅子、机、キーボード、マウス(マウス使ってないですけど)—にしかこだわらないのですが、この範囲が広がってくると、業務に支障をきたします。

「サーバに Windows使うなんてクズ。死ねば良いのに」
「クソ高いだけのホスト使ってるとか老害。Linux 使えば幸せになれるのに」

こんなこと言うクズはたくさん居ます。自分が好きなもの、好きなこと、自分の信じるもの、それらが全てであって、それ以外のものは吐き捨てる。残念ながら、意識の高いエンジニアによく見られる風景です。
本来のプロはどうであるべきかを考えると、こんなことを行っていること自体がクズだと分かります。

“[目的を] 本当に必要なことは何ですか? [見誤らない]” の続きを読む