昨日、”oshiire*BLOG» Blog Archive » [言葉] エンジニアたるもの、用語の意味を間違えることなかれ [定義]” では、「正しい」言葉を使わなければ死刑とお話ししましたが、本日は、それとは少し矛盾するかも知れない話をします。
昨日は文字だけで殺伐としていたので、今日はもう少し彩りをくわえて伝えようかと考えています。赤が綺麗ですね。
昨日の話は言葉の「正確性」を重視せよ、と言うお話でした。正しい言葉を使って、意思の疎通をはかることが目的です。「正しい言葉」を使いさえすれば、相手へ気持ちが 100%伝わるような物言いにしていますが、結局のところ、そんなもので意思疎通を「正確」にはかることができるかというと、答えは NO です。
ぶっちゃけ、確信犯の正確な意味は知らないけど、確信犯ってみんなまちがって使っているので、「これをやったら悪いと分かっていて、ワザとやっていること」と認識している人へ「確信犯だよね」と伝えると、正しく意味が伝わってしまいます。言葉は正確ではないけれども、その言葉をどのように認識しているかで、正しい言葉を使うことが、逆に意思疎通の妨げになるケースがあるわけです。
従って、「正しい言葉を使う」ことだけでは、相手とコミュニケーションするには、まだ正確さに欠けるということです。
では、どのようにして「正しい想いを相手へ伝える」ことができるのでしょうか。私が仕事で気をつけている 3つのことをご紹介します。