リーダーとマネジメントの違いについて

よくまちがわれて使われているので、何か良い文句がないかといつも考えていたんだけれども、今日、紹介された本での説明が分かりやすかったので、それを紹介します。
Leadershipそもそも、なんで区別しにくいのかってことを考えてみたんですけど、「リーダーシップマネジメント」や「マネジメントリーダー」のように、組み合わさった上、どちらも権限を持ったえらい人という、なんとなくの認識があるのだと感じます。
意味が分かった上でも、よく意味が分かんないですもんね、この言葉。

ひとまず、Wikipediaでも拾ってみましょうか。
まず、”リーダー“には「先頭となるもの」とあります。先頭に立って、牽引していくとか、引っ張っていくなど指していますね。集団を代表する人という意味もあります。このあたりから「えらい人」という何となく漠然とした意味として取りがちなんでしょう。きっと。

次、”マネージャー“です。「マネジメントする人」ということになりますね。なぜ、タイトルではリーダーとマネージャーではなく、マネジメント、というのかは後述します。さて、マネージャーはいろいろな役割がありそうです。役職だったり、監督だったり、選手や芸能人、プロボクサーから一般企業まで、その管理をする人をマネージャーと呼んでいるようです。「管理する人」なんだから、管理される人からするとえらそうにみえますね。やっぱり「えらい人」なんでしょうか。

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[読んだ] もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

いつものお決まりどおりにお掃除しようとしてたんだけど、胃痛がひどすぎたので布団で読書の続きでした。

この本は、ドラッカー生誕100周年の記念で書かれた小説です。この小説の中では、マネージャーの女の子が P.F.ドラッカーの古典「マネジメント」を読んで、野球部を甲子園に導いていく物語となっています。言ってみれば、「マネジメント」を小説の形で紹介している、入門書と考えて良いと思います。
ここから得られるものは二つです。

  1. 重要と想定される部分がピックアップされており、マネジメントの重要なポイントが分かりやすい
  2. 実事例でないにしても、実際のマネージメントにたいして、どのようにそのポイントを適用すればよいか、たいていの人が分かるであろう野球でたとえられている

企業でとられるマネジメントから離れ、より、一般的なマネージメントの分野に適用していることで、物事の本質が逆に分かりやすく描かれていると感じます。大判なので時間かかりそうですが、開いたら分かるように、文字は大きくて白いスペースが大半を占めてます。コスパわるい orz

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