デフラグ

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Diskeeper 2007 日本語版 Professional「デフラグ」を自動実行する

私用のも仕事用のもどちらも、paging するたびにシステム固まる位ディスクに吸い寄せられてしまうので、一大決心をしてディスクの中味を整理して、デフラグとかしかけてみたんです、奥様。

したらば、うちの嫁「なんで定期的にやらないの」


まるで雷が落ちたかのようでした。ヤツはオレと同様に古いタイプなので、デフラグといえば、それはもう恐怖でしかないはずなんです。

解説しよう。
昔、それはまだ、世の中は日電が闊歩する 8bitからやっと16bitにのし上がったコロの古の時代。HDD といえば、極悪に高価なもので、メモリを買うのか、HDD を買うのかで、まるで家を買うくらいに悩んだものでした。それも数十〜数百メガバイトを。メモリなんて、「おまえ、10MB もつんだのかよ、ブルジョア野郎め」とか言われる時代です。
そんな HDD の生活は快適の一言ですが、長くは続かないです。FAT ってすぐ断片化するんです。極悪な限りに。気分的な問題ですけど。気がつくと、ディスクがからから廻って、ほとんど帰ってこない。FD でもいいんじゃない、みたいな感じになるわけです。すると、最後にみんなが通るべき道はなにかというと。そうデフラグです。
このころのデフラグはホントに生死の境を迷うひどいものでした。デフラグが、というよりも FATがいけない気もしますが、とにかく、デフラグをかけて「無事に帰ってきておくれよ」と祈り続けるわけです。失敗すると、ほとんどの場合データ飛びますし。とんだデータはめでたく、ひとつずつディスクエディタで泣きながら散策するしかありません。

とまあ、そんな感じの時代を生きぬいてきたカップルですから、まさか、そうやすやすと「デフラグすればいいじゃない」的な発言がでるとは思わなかったのです。これは、ひどくびっくりしたわけですけど、よくよく考えてみると、それは確かに気の利いたもので、週一とは言わずとも、月一位にデフラグかけちゃってもいいんでね、とか思ったわけです。

ま、そんな感じで、タスクにデフラグ登録してみました。← 信じられないかもしれませんが、これがオチです。

“デフラグ” への3件の返信

  1. 昔からリフレッシュ好きでしたが・・・。何かおかしいかな?
    ディスクが遅くなるイライラに耐えられないのよ。
    確かに、危険なのは確かだったケド、リフレッシュ前のバックアップは必ずしてたし。
    そのバックアップのために、パーティション分けして狭い領域区分けしてたし。
    今も、デフラグ実行前にバックアップ動くようにバッチ組んでタスクに登録しているけど・・・。

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