最近、トラブル多めでちょっと辟易としていたところに、嬉しい話が転がってきて、一人でお祝いしているしょっさんです、こんばんわ。
トラブルの対応は未だ続いているので、素直に喜べやしないんですが、今晩くらいはちょっと喜んで過ごします。具体的にどんな良いことがあったかは、それがちゃんと実現されたときにご報告しますけれども、今日はその目標に向かって、何をやってきたか、そのおっさんのコツコツップリをご紹介しようと思います。
アレはもう20年くらい前にもなるんですけれども、古すぎてすごくいやな気分になりますが、あることをしたいなーと考えて、試しに応募してみたことがあるんです。まぁ、勿論選考外だったので、今までそんな嬉しいことにはならなかったわけですけれどもね。いや。ホント。
その時に気がついたんです。そもそも、オレが苦手なことだわ、これって、と。実は、自分はちょっとそういうの得意なんじゃないかなって、そんな風に考えていたんですけれども、18代目中村勘三郎さんの言葉に『形を持つ人が、形を破るのが型破り。形がないのに破れば形なし』ってのを最近知りまして。ああ、この時のオレって、形なしだったんだなぁって、今になってふと思うんですよね。何も知らないと、自分はよくできるって自信を持ってしまう典型、若気の至りってヤツですね。ヘヘ。
その時に、自分は苦手だけれども、ゆくゆくは…なんてことをふわふわと考えながら、十数年経過しました。2007〜8年ころに、きっかけは忘れちゃいましたけど「俺は自分を変える」と意気込んで、いろいろなことを始めました。GTDでタスクを管理してみたらどうだ、仕事は効率よくすすめるべきだ、朝は早く起きるしか、自分は見かけ以上に太っている、トレーニングして生まれ変わらなきゃ、いろんな思いを巡らして、始めては辞めて、手をつけてみれば足蹴にしてみて。それでも、ある信念によって自分を変えていくよう、努力してきました。
「ずっと続けていれば、いつかは変わる」
実際に、とんでもなく変わりました。体重は10kg、体脂肪率も10%おちて、朝は9時に起きていたのに5時に起きます。仕事で「あ、アレ忘れてた」といって深夜から資料を作り始めることもなく、新たなコミュニケーションの輪も広がって、勉強会で年に数度は100人くらいの前で登壇するようになりました。10年前では、とても考えられなかったことですけれども、ぜーんぶ「ずっと続けていれば」を思いやってみたことなんですね。気がついたら普通になるんですよ。
ずっと、毎日走るなんて狂気の沙汰だ、なんて考えていましたが、ちょっとやり方と、時間を変えて、一番しっくりくるタイミングに当てはまった途端、毎日走らないと気持ちがおかしくなるんです。「なんで今日は雨なんだ」が、10年前は「天パがうねるし、スーツもよれよれになるし、濡れるの嫌い、仕事行きたくない、家で寝る」という発想だったのが、今日では「雨降ってたら、走れないやん(´・ω・`)」としか思いつかなくなりました。雨の中仕事行くのは、諦められるんですが、走らないのは諦められないんです。だからと言って、そこで雨の中を走って、身体を壊す方が後悔するので、なくなく走るのをやめているわけですね。
では、なぜずっと続けるのかというと「チャンスは備えあるところに訪れる」というパスツールの言葉があります。常に準備をして、いついかなる時でも、チャンスをいかせるようにしておくことこそ、チャンスを掴むことのできる唯一の方法であると考えています。
だから、なりたい自分、なし得たい自分、つかみたい自分、それらを実現しようとしたとき、自分ができることは継続することだと、そう信じてやってきました。その継続を見ている人もいますし、その結果を見ている人もいます。いずれにしても、「なにかをなし得ようと続けている」「なにかをなし得た結果」を見たことによって、それに影響を引き起こしてチャンスが舞い込んでくることがあるわけです。
それと、ただ続けているだけではダメで、そのチャンスを持っている人と会うことがなければ、そのチャンスがやってくるなんてことは、偶然以外の何物でもありません。もう、誰の目から見ても、とてつもなく素晴らしくて、誰からも声がかかるような、そんな優れた才能を持っていれば周りから人がたくさんやってくるでしょうが、言ってもあたしゃただの普通の THE平均点な一般人です。そんな一般人がチャンスを得るには、チャンスを与えることのできる人と接触していくしかないわけで、ただただ地道に結果を作るために努力をしつつも、外に出て、いろんな人と会って、自分だけではなし得ない力を持った人たちと、どうにか巡り会うことによって、努力してきたことがチャンスを迎えるんだと、そう考えています。実際にこうやって、いくつかチャンスもいただくことができました。ぜひ、みなさまも「継続は力なり」を信じて、時間をかけてでもやりたいことを続けてくださることを望んでいます。かしこ。
目標に向かって地道に継続すること、それこそが目標達成の近道