スタバに来たときにしかblogを書いていない気がします、しょっさんです、こんちわ。
Macbook Air上で Emacsで原稿書いてるだけなのに、やたらめったらバッテリー消耗しすぎてて、何が起こってるのか意味が分かりません。とりあえず、Google ChromeがCPUを喰っていることだけは判明しています。なにをしているんじゃい。
またトム・クルーズ
と言うことで、また「ミッション:インポッシブル3」であるところのスパイ大作戦です。トム・クルーズが好きなんじゃなくて、スパイ大作戦が好きなんです。いや、トム・クルーズも好きです。
突然えらいシーンからスタートするこれですけれども、あのシーンはラストの直前あたりであって、そんなことしちゃうんだと驚きです。でも、監督が「クローバーフィールド/HAKAISHA」の製作に関わっていたあの人としって、なぜか受け入れました。
それと、トム・クルーズはおいといて、局長が「モーフィアス」のあの人で、いつサングラスかけて、ロングコートで出てくるのかと冷や冷やしましたが、そんなことなくてガッカリです。
他のキャラは、うん、なんかどうでもいいです。
話はどうだったのか
全体的な話の流れは、まぁこんなもんかと思います。適度に冷や冷やできますし、どんでん返しはうまく決まってるほうだと思います。ダメ扱いの上司が実はちょっとできる人で、敵はモーフィアスだと思ったら、上司お前が影の番長かよ、みたいな流れはうまいことできてると思います。ちょっと感心しました。
でも、大事なスパイシーンがないというか、なんだかよく分からない「ラビットフット」を手に入れる場面の表現が一切なかったり、どんぱちしかなかったり、はらはらするシーンが少ないです。最後のボスは、拳銃も撃てない嫁が倒しちゃうし。うまいこと話を作ったは良いけど、それを表現するために、大事なスパイ大作戦部分がなくなってるという本末転倒かと。潜入するところまでじゃなくて、潜入してから何してたんだってのは、もっと大事にすべきでもあります。あやしいマークついてるのに、扱いが雑だし。
それと「48時間」という指定時間に対して、上海に到着してから、さぁ作戦決行するよって時には2時間を切っているって言う、時間の流れもツラいです。これだと「48時間」を設定する意味があんまりないっすね。「えっ、もう」みたいな。残り5分でカーチェイスしながら、「電波が繋がらない」っていうところも、「どうすれば電波が繋がるのか」というゴールが分からないので、冷や冷や感がないです。
そして、電話が繋がったときが「あと5秒なんだけど」みたいなギリギリ感も、なぜかドキドキしないんです。多分、48時間以内に連絡しろって言う、行為自体が中途半端なんだと思います。だって、ブツが手に入ってなくても、うまいこと連絡しようがあると思うし、その時間制限にたいして、要求のゴールが緩いんだよね。
それと、待ち合わせ場所に、やたらめったら豪華なリムジンで運転手が一人で到着したり、全体的にボディガードの人が少なくて、そんなにムチャしながら隠れるんじゃなくて、ヤっとけば?くらいの感じなのが、ちょっと残念です。どんぱちのレベルと、実際のガードとの比率が変。ホントにそのデブは重要人物だったのかと。
見てるときは面白かったんだけど、思い返すとこんな感じになるという、特異な映画でした。不満要素は多いけど、トム・クルーズスゲェわって感じかな。あと、クローバーフィールド同様、画がいいんだと思います。見せ方は良いです。疾走感とかは凄く良く伝わってくるけれども、スパイ映画に必要なスリル感がなかったんだな。「スパイ大作戦」ってコトを忘れれば、面白いんじゃないかな。
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