[M570t] Digio2 Q: さしあげます [Digio2]

人生は長期的に見るものではありますが、個人の精神的には短期的なものの位置づけが重いことを、最近実感しているしょっさんです、こんにちは。


ボールが重要

入金されるお金の総計が、1年では大差なくとも、毎月の入金が多いほうが精神的ゆとりが断然にちがうことを最近学びました。関係ないですけど、歯の矯正は自費診療となりますし、やたらめったらトータルでは高いんですけど、医療控除として返ってくる程度が思いの外良いので、最初に愕然とする割には、なるほどこんな感じかってわかるので、親御さんは必要な子どもたちには積極的にやってあげてほしいです。あたしゃ、できなかった側にいるので、今からでもやってみようかとか考える程度にはあれです、ほんと。

Digio2 Q は最終的にどうだったのか

そんなお金の話とは関係なく、以前に述べた「Digio2 Q は結局どうだったのか」の最終的に至った結論を追記します。

結論

(オレは)いらない

なんで?

ちょっと加速度が上がると、カーソルが飛ぶのが許せないです。加速度を抑えると、今度は画面の端っこへ行きません。「ここだ」という設定に至らないのがしんどいです。とは言え、この部分はソフトウェアでなんとかなりそうな部分なので、より制御をうまくやっていけば、もしかしたら良い程度ができるかもしれませんが、次の理由で諦めました。

物理的に、ボールがカックンカックンする

個体の問題かもしれないと思いつつもいろいろ試したのですが、これ設計上の問題だと思います。M570と比較すると、ボールを回す力が必要です。ですが、この Digio2くんは、ジャストフィットする場所に腕を固定すると、そこまで親指に力が入らないのです。なので、ゆるい力でグルングルン回ってほしいのに、多少力が必要で「うざっ」となるわけです。そのため、ゆるい力で回そうとすると、ボール自体が動かなくて、ちょっと力を入れてみると、今度は引っかかりを感じたり、カーソルが吹っ飛んでいったり、この物理的な問題と、論理的な制御の良い位置を探っている事自体がアホみたいな時間に感じてきます。

そもそも、ボールを回すこと自体が不快なので、使っているだけでストレスが溜まってきます。そんな中でM570に戻ると、とてもホッとします。ということで、2周間以上がんばって使いましたが、私にはとても相性の悪いものでした。

だから

保証書付きで差し上げます。ご連絡ください。送るなら代引きです。箱というかケースというかはありません。

電池は準備ください。千・二千円くらいの手間賃くれたら、それはそれでうれしいです。どうぞ、適当にご連絡ください。

[トラックボール] Digio2 Q は結局どうだったのか [極小]

喉が痛くて、体力がまだ万全じゃないけど、薬はもう飲みたくない、しょっさんです。


赤いトラックボール

ここ数日、ノンカフェインな滋養強壮剤(ちょっと高め)や、生姜湯にはちみつと葛根湯入れた謎の飲み物とか飲んで、早めに寝るようにしています。しかしながら、くっ、これが老化か…。

新しいトラックボールを手に入れたよ!!

先日 親指トラックボールの新製品「Digio2 Q」が新定番クラスの高品質だった なるものを見つけて、初めて使ったアナログインタフェイスがトラックボール1だった私は、マウスがめっぽう苦手でした。ノートPCも、ずっと ThinkPad のトラックポイント2 しか使えないとか、ワガママばっかり言っていた罰が当たりまして、MacBook のタッチパッドの良さを受け入れることを数年遅れてしまいました。

それは良いとしても、トラックボーラーとしては、新製品はまず購入してみないといけないので、とにかく四の五の言わず購入してみました。

ファーストインプレッション

届いたのが深夜だったんですが、早速、マニュアルも見ずにとっとと取り付けて感じた、最初のフィーリングが次の通り。

ボールが軽い。物理的じゃなくて論理的に。加速がつきやすい。かといって遅めに設定すると、取りこぼしが発生する。
スクロールもボタンも静音。フィットする位置が掴みきれない。Forward/Back ボタンをどうやって押すべきか考えてる。この辺もフィットする一の問題か。
m570に慣れすぎてる所為もあるけど、「静音」でみたら高品質。UI/UX的に感動的なところはm570や、MSの Explorerほどない。
期待しすぎたのか、ただ、フィットする位置が見つからないだけなのか。2〜3日は様子みたい。そんな感じ。BT なのはありがたい人多いと思う。
カーソルがどうしても、スムーズに動かせない。Mac との相性なのかどうなのかは謎

このファーストインプレッションは、今でもそんなにぶれてはないです。ないのですが、もう少し詳しく書いてみます。

結局、”Digio2 Q” はどうなのか

次の人にとっては「即買い」です。

  1. 現在、M570tを使っていて、クリック音やスクロールの機械的な部分が実は嫌いだ
  2. 俺はいつでもどこでもトラックボールを使いたいんだ
  3. 俺は赤い(白い)(黒い)トラックボールを使いたい

いまトラックボールを使ってない人には、すんなりとはおすすめできません。なぜなら、多少こなれてないと、フィットする定位置をつかむまでさまよい続けることと、正解を知らないことです。

ボールが中心や、端の親指にあるタイプ、とにかくボールがでかいもの、などなど色々ありますが基本はでかいです。据え置きなので。そうすると、たいてい置き方がはっきりしていて、M570t に至っては「ここに置くんやで」というとこに位置取りすると、完全に決まってくれるのですごく素敵なトラックボールなのです。Microsoftもこの辺はとても優れていて、初めてのトラックボールにはとても良いのです。マウスとちがって動かすわけではないので、ある一定の位置にぴったりすんなり配置されるのは、トラックボールとしての最低限のマナーだと考えています。

が、しかし、このDigio2 Qは、先の Togetterにもある通り

これ。正しい位置を知らないと、かなりツライと思う。なぜなら、「正しい位置を知らない」だけではなく、正しい位置がフィットするとか、疲れないとかじゃなくて、「ああ、こうやって使うんだ」ってトラックボーラーの学びと発見があるから、これを初めてのトラックボールにするには、他のを使っていたほうが良さそうです。

御託が多いので、結局どうなのか端的に述べよ

気がついたら、本論をそれていたので、まとめておきます。

  1. ファーストインプレッションのときに感じたマウス飛びは、初回だけの様子。BTの切断・接続で気がついたら、まぁまぁふつーになってた
  2. マウスの感度はM570tと比較して、スピードを遅めにしないとビュンビュン飛んで行く。こなれるまでびっくりする
  3. 肘を置く位置が重要。未だに正解が見えていないけれども、現時点では机の手前において、机よりも少し低い椅子の肘当てに肘を置いて使ってる。肘が上がってしまうような使い方だと、フィット感が悪い感じがある
  4. “FORWARD” “BACK” ボタンの位置が絶妙に悪い。届くけど、押しにくい。
  5. 静かすぎて不安になる。
  6. 気がつくとBTの接続が切れてる

M570t と比較して、どうしても移動の解像度が低いように感じてます。ポインタの解像度も変更できるんだけれども、加速のときのぶっ飛び方が半端なくなるだけなので、加速好きな人には良いかもだけれども、繊細な動きが好きな人には M570tが良いかもしれません。

M570t 使ってればええやんってのもありますし、たまにはちがうのも使ってもいいんじゃないのって感じなので、M570tが壊れたら、次にどうぞ。私はもうしばらく、使ってみます。