ずっと、嫁から「全球型映像施設「シアター36○」 がすごいので、また見たい。あんたも一緒に行こう」と金づるとして呼ばれていたので、行ってまいりました。
「あたしは、また何度かくると思うからリピーターズパス でお願いね」と完全に詰んだ状態での小旅行です。
さらに、今朝になって「あ、ゴールデンウィーク中は銀行おろせないんだ(´・ω・`)どうしよう」と、どこまで計算か分からないのですが、ともかく財布に現金があることだけを確認しての出発です。月初だから、今月の予算分もって歩いてるから、そりゃ余裕あるけど、今月どうやって暮らそうかと頭をなやましつつ、子どもたちも連れて、いざ上野へ。
国立科学博物館は 9:00開場です。
9:50 くらいに着いたと記憶してるんですが、さっさと全球型映像施設「シアター36○」へ。この時点で既に「40-50分待ち」予想外の大人気です。さすがゴールデンウィーク、イロイロ容赦ないです。というか、雨ふるって言ってるし、朝からでかい地震着てるのに、コレだから日本人は…。とはいえ、上野で降りたほとんどの客は、上野動物園へ向かってましたけどね。割合として、7(動物園):2(キトラ古墳壁画):1(国立博物館常設展) の感じでした。それでも、この人数。さすがです、長期休暇。海外でも行けよ、国民。
どんなところかというと、こんな球体です。
この球体の真ん中に橋が渡してあって、そこから全方位に流れる映像を見ようという企画です。もともと、「愛・地球博」の展示ものだったようで、毎週金曜日 19時頃から「愛・地球博」のプログラムもやっているようです。リピーターズパスあったので、毎週チャレンジできます。
普段は、月毎に科学博物館でのオリジナル5本程度を 2本、放映しています。時間にして2本で約10分程度。
今月は「宇宙137億年の旅–すべては星から生まれた–」と「人類の旅–ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み–」の2本でした。ちょっと少ないように思われるかも知れませんが、ところがぎっちょん、これより長かったら張り切って倒れる自信あります。人間としての限界点が 10分前後な気がします。これをこえて平気な人は宇宙行ける気がします。いざゆかん、母なる宇宙へ。
で、実際行ってみてどうなのよ。と言うことですが。
こ れ は、す ご い
なにがすごいって、自分を中心に 360度ほとんど全てに映像が流れてるんです。球体中で、立体的な映像と立体的な音響の設備により、まるでその中にいるような気分になります。
映像が動いているだけなのに、自分が動いているような錯覚、得も言われぬ浮遊感、自分が世界の中心になったかのような中二病を錯覚させる業。すべてがきれいにまとまって、その映像空間の中に引き込まれて出てこられない感じになります。しいてあげれば、まさに遊園地のビックリハウスを大人たちが本気でお金を掛けたらこうなりました!! というアトラクション。大人の本気コワイ。
ただし、映像がすこし古い技術で精度が悪いことと、真っ暗闇の中、プロジェクタで投影している映像のために、酔いがひどいです。実際に酔うわけじゃないですが、一所懸命に見ようとすればするほど、頭が痛くなります。そのため、10分程度が限界なのだろうと、そう考えました。人間が生きていられる限界、その限界にも挑むことができるという、チャレンジな空間でもあるわけです。博物館ヤバイ。
ともかく、行ってきたらちょっと思ったよりもすごかったので、お金と時間に余裕のある人は行っておくことをオススメします。
リピーターズパスにしてしまったので、金曜日の夜と、来月以降のスケジュールあわせて、別のプログラムを見に行こうと勝手に画策してます。空いてるときがいい。
※ やろうとおもえば、繰り返し、何度も見られると思いますので、ムダにチャレンジするのも一考です。どうぞお試しあれ。