マニャーナの法則

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マニャーナの法則 明日できることを今日やるな木曜日から調子が悪くなって、その後、右肩下がりに調子が悪くなっていって、ついにもうすぐサザエさんを迎えるまでに至りました、shoです。こんばんわ。せっかくの新しい掃除機での掃除プレイも、持ち越しです。切ないです。

そんな感じで、苦しい盛りに読み終わったこの本ですが。要約すると 1)決めた仕事だけ実施 2)明日以降に予定をばらまくシステムの構築。の 2点になります。内容的には、はじめの半分に、なぜこれまでのタイムマネジメントが良くないか、が示され、後半でこの法則をどのように実践するべきか、となっています。

この本では、これまでのタイムマネジメントを捨てて、この法則にかえれば、終わらない仕事はないと言い切っています。ですが、よくよく読んでみると、他のどのタイムマネジメントでも言われていることも集約しています。仕事を先延ばししない方法は、タスクを細かく分割して、一つずつ確実にこなしていくことだったり、今すぐやる必要があるかないか、などは、他でもよく言われていることだと認識してます。


この本の良いと感じた点は次の3つ。(1)どーしても終わらない仕事をファーストタスクとして、必ず、毎日、一番最初に実施すること。(2)メール・電話・資料の運用方法を明確に指し示していること。(3)仕事がうまく回らないのは、そのシステムが悪い、まず真っ先にシステムの見直しをすること。ぐうたらなあちきが、締め切りが迫ってこないと実施できない問題点も、この本の中ではどのように対処すべきか、ばっさり切り込んであるのも良い点と感じてます。

これまでは、GTDなどにそって、仕事を回す方法を運用してきたわけです。ですが、この本で示すように、明確な運用方針やシステムを構築してきてなかったことを認識しました。これまでのシステムの良かった点とを踏襲して、新しいシステムの構築を誓いました。身体が良くなったら orz

気になったキーワード。関係ないけど、FireFox3の等幅フォントを”EPSON丸ゴシック体M“にしたら、懐かしい感じで気持ちよく文章かけます。楽しい。

仕事のシステムを作る7原則
  1. 明確なビジョンを持つ
  2. 一事に集中する
  3. 少しずつ頻繁に行う
  4. リミットを設ける
  5. 「クローズ・リスト」を使う
  6. 突発の仕事を減らす
  7. コミットメントと興味を区別する
心のこもらない「yes」は言わない
「本当の仕事」を理解して、無駄を排除するために、コミットメントを迫られたときに、きっぱりとお断りする。
場当たり的に仕事をしない
次々に来る仕事を入れる、「バッファ・ゾーン」を設けて、そこで仕事を整理する。
仕事に取りかかる順番
その仕事が終わりさえするならば、どれから取りかかっても良い。
書類整理の法
  1. 「新規書類を入れるトレイ」にすべてのどんな書類をも放り込む。
  2. 翌日、たまった書類をすべて処理する
  3. 1日分の書類を、次の別のトレイに入れる。これが翌日以降の「クローズ・リスト」になる。
  4. 納得がいくまで(期限が来るまで)繰り返す
毎日する仕事
デイリー・タスクを作成する。

  1. 後片付け
  2. 毎日発生する仕事
  3. 毎日しておきたい仕事
  4. 繰り返しの必要な仕事
ファースト・タスク
自主的な仕事の考え方。
今、もっとも進めたい仕事であり、「毎日一番はじめにする」べき仕事。
どんなことでも、5分しか進まなくても、毎日、終わるまで手がければよい。

そして、ファースト・タスクは必ず「一つ」

WILL DO リスト
「する」と決めたタスク

  1. 「ファースト・タスク」
  2. メール
  3. 留守番電話
  4. 書類
  5. 1回で終わる仕事
  6. 「デイリー・タスク」
先送りを防止する(ダッシュ法)
抵抗感が強い仕事、いやな仕事などは、短い時間(5分)から始めて、どんどん時間を延ばして継続していく。
また、設定した時間で必ず終了すること
仕事の基礎はシステム
仕事をすれば自然発生的にシステムができるわけではない。仕事がまわらなくなったときには、システムの復旧こそ急務。
仕事を他人に任せる
「自分でやった方が速い」と考えるのは、他人に仕事を任せる能力がないこと。
プロジェクトの対処
  • 期限のあるプロジェクト 「緊急性の低い仕事から着手する」
  • 期限のないプロジェクト 「ファースト・タスク」の候補とする

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