[読書メーター] 2018年9月に読んだ本 [まとめ]

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原稿書くお仕事するようになってから、原稿以外の文章を書く時間的なのか、精神的余裕なのか、いずれかがないしょっさんです。

久々にモンハンとかやってみたら、めっちゃ面白くて、仕事を忘れそうなのでほとほと困ってます(素直)。

8月くらいから、英語の勉強もせずに「読書年間だ」とか適当に思い始めて、技術書のみならず小説ふくめ多くの本を読み流してます。漫画がどうしても多くなっているのは、いろいろと余裕がなかったことの現れではなく、お勉強だったりします。なんのお勉強家はアレですが、小説、ノンフィクション、漫画、どれも偏りが激しいので何を考えているのかは一目瞭然ということにしておきます。

まぁ、なにかするにしても、とにもかくにも時間がかかりますね。参考本も山積みだし、技術書も山積みだし、英語も話せないとお仕事にならないし、精神と時の部屋ください。

読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:56
読んだページ数:7796
ナイス数:12

粘膜戦士 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)粘膜戦士 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)感想
短編が諸々入っていて、過去作品と地味な連動をするも、この本単体では一切合切意味がわからなすぎる。補足するためだけの作品なのか、それともこれ全体が伏線なのか。それとも、これで回収したことになってしまうのか。

内容としてはひどくえげつないわけでもないので、ほんとに???となってる。
読了日:09月28日 著者:飴村 行
女子アナでもいーですか? : 3 女子アナでもいーですか? (アクションコミックス)女子アナでもいーですか? : 3 女子アナでもいーですか? (アクションコミックス)
読了日:09月27日 著者:ポン貴花田
この美術部には問題がある!(10) (電撃コミックスNEXT)この美術部には問題がある!(10) (電撃コミックスNEXT)感想
10巻にしてうちわのキャラがようやく出てくるのもすごいけど、ここまで何も進展がなくて、ただの日常漫画になってるのもすごい。何巻だよ。
読了日:09月27日 著者:いみぎむる
陽下3姉妹はかまってほしい(3) (電撃コミックスNEXT)陽下3姉妹はかまってほしい(3) (電撃コミックスNEXT)感想
次女の乳しか覚えてない
読了日:09月27日 著者:ねこ末端
女子アナでもいーですか? : 2 女子アナでもいーですか? (アクションコミックス)女子アナでもいーですか? : 2 女子アナでもいーですか? (アクションコミックス)
読了日:09月26日 著者:ポン貴花田
女子アナでもいーですか? : 1 (アクションコミックス)女子アナでもいーですか? : 1 (アクションコミックス)
読了日:09月26日 著者:ポン貴花田
異常者の愛(3) (マンガボックスコミックス)異常者の愛(3) (マンガボックスコミックス)
読了日:09月25日 著者:千田大輔
異常者の愛(5) (マンガボックスコミックス)異常者の愛(5) (マンガボックスコミックス)感想
どちらも、すごく利口さの隙間がでかすぎて、でももしかするとこんな感じが、普通なのかなって気がしてきた。

世の中、そんなに利口な人はいないよね。

洗脳の基本には忠実だけど、オチた人の状況にしてはちょっと、みんな活動的すぎる気がする。悪くないんだけど、なんかが腑に落ちない感じ。
読了日:09月25日 著者:千田大輔
異常者の愛(4) (マンガボックスコミックス)異常者の愛(4) (マンガボックスコミックス)感想
追い込んでいく恐怖が、ちょっと物足りなくなってきた。

小学校、高校はあの程度でよかったし、復活直後も多少の絶望感あって良かった。異常性と行動をおこす知識量がかみあっていないのかな。偏愛としてはヤンデレとも、ちょっとちがうけど、ちょっと利口すぎる。感情と行動が伴ってなくて、ちょっともどかしくなってきた。

あと、取り巻きの女子もやっぱりおかしい。ギャグホラーか。
読了日:09月25日 著者:千田大輔
異常者の愛(2) (マンガボックスコミックス)異常者の愛(2) (マンガボックスコミックス)感想
すごい唐突に突飛な話になった上で、バカが自滅するパターン。異常性については理解できるんだけれども、全然痛みが伝わってこない。口伝になると、狂気はとたんにつまらなくなるので、漫画ならもっと見せてこないと駄目だと思う。もう少し付き合う。
読了日:09月25日 著者:千田大輔
ギフト± 13ギフト± 13
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 12ギフト± 12
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 11ギフト± 11
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 10ギフト± 10感想
最初からずっと気になってたデスノート感が大きくなってきた。この手のものは、主人公・側近が頭脳明晰である必要性があるので、体制としては盤石。ただ、見た目やキャラにかぶりがあるとそれに見えすぎて仕方ない。

あと、これが一体誰の物語なのか分かりづらい。環は中心にいるけれども、彼女は話を進めることはできない。崇を主人公におくと万能感が否めないし、ありきたりな物語になる。現状はそのありきたり路線になってきた。強大な敵をおいて立ち回りを始めたけれども、このままの流れだと想定内になって凡作になる。この後の展開に期待。
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
異常者の愛(1) (マンガボックスコミックス)異常者の愛(1) (マンガボックスコミックス)感想
Amazonの評判が悪かったのでちょうど良いかと思って読んでみたけど、絵柄があわなすぎる。話の内容はままいいんだけれども、雫とか昔のあのへんを思い出す。文章メインだから電波もちょうどよかったけど、漫画だと異常性が軽んじて見えてしまうので、もう少しリアルな絵柄のが良かったな。

とは言っても異常性としては想定内なので、この絵柄だから、むしろ良かったのだろうか。そんな感じで悩みこむ。
読了日:09月25日 著者:千田大輔
ギフト± 9ギフト± 9感想
話が別の方にそれ始めてきた。長引かせる用意にしか見えない。
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 8ギフト± 8感想
よく考えたら、元々の話全然たいそう関係なく、ただのマフィア抗争じゃねぇかからのぜんぜんちがう流れで終わるのうまくやりよる。
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 7ギフト± 7感想
#6の終わり見てるときに話の辻褄が合わなくなるぞと思った点は、ここで解消されてた。が、しかし、まだ納得の行かない点があるのと、裏ボス多すぎるのとで、ややこしくなってきた。
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 6ギフト± 6感想
話がどんどん進んでいくのすごいね。伏線ここまで作って回収するの大変すぎる。最初がゆるいスタートだったので、個々まで展開するかってのは、なかなかわかりにくかった。

話的には、キーとキーがようやく近づいてきたところという感じだけど、闇はまだ音沙汰なしってところ。もたせるねー。
読了日:09月25日 著者:ナガテユカ
ギフト± 5ギフト± 5
読了日:09月24日 著者:ナガテユカ
ギフト± 4ギフト± 4感想
過去が掘り出されてきたけど、ようやくって感じな。
崇と環。
読了日:09月24日 著者:ナガテユカ
ギフト± 3ギフト± 3感想
薪数の割に最初から飛ばして話進んでくのは、コナンくんとちがって良いと思う。物足りないけど、このくらいなら、気を抜いて読み続けられるのでちょうどいいと思うようになってきた。
読了日:09月24日 著者:ナガテユカ
ギフト± 2ギフト± 2感想
話の展開が早すぎる。あと、この細腕からはその握力は生まれない。どの客層狙ってるのか謎すぎてきた。
読了日:09月24日 著者:ナガテユカ
ギフト± 1ギフト± 1感想
ネタ的には嫌いじゃない。キャラも女子のが受けるし。ただ、なんらかのいい話にしよう要素が入り込んでくると、雑になる。ストーリーは多分雑すぎる気がする。しばらく様子見。
読了日:09月24日 著者:ナガテユカ
粘膜兄弟 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)粘膜兄弟 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)感想
翻弄される兄弟すごい。あいかわらず突拍子もないし、極限の状況をかいくぐる強運もすごい。だけど、最後は相変わらず救いがないけど、ああなるほどってなるの、ホントすごい。伏線もちゃんと回収していくし、粘膜蜥蜴と関連あるので、懐かしめる。とりあえず、あの豚の汁ほしい。

これは用意され完成されたこの時代と背景を受け入れて、趣を楽しむだけの愉快なものだと判断。この次も楽しみです。
読了日:09月24日 著者:飴村 行
深田恭子写真集 Blue Palpitations深田恭子写真集 Blue Palpitations感想
うちの嫁がいつまでたっても可愛すぎる
読了日:09月23日 著者:深田 恭子
お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
読了日:09月21日 著者:吉辺あくろ
粘膜蜥蜴 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)粘膜蜥蜴 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)感想
前作の理解不能っぷりを考えたら、多くの伏線が見事に回収されたオチで、ちょっと感動的なものを感じた。んだけれども、やっぱりそもそも意味がわからなすぎる、素晴らしいオカルト・ホラー。

時代背景も考えて、いろいろなものが、あるあると想いつつも蜥蜴人間を普通に受け入れたりしている自分に、なにか高揚感を抱く、そんな内容です。

一作目は、理不尽・意味不明を少し強めにしすぎて、初心者には???となるものだったんだけれども、これを最初に読み始めれば読みやすいのでは、とか粘膜シリーズだけに絞って物事を考え始めてる。
読了日:09月20日 著者:飴村 行
粘膜人間 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)粘膜人間 「粘膜」シリーズ (角川ホラー文庫)感想
よくわからない。シリーズとして続刊されていることの理由もよくわからない。けれども、ドグラ・マグラ的な何かを求めるように、そして、続きを読んでいけば、何かがもしかしたら分かるんじゃないかという希望を感じてしまう。

何かはよくわからないけど、オカルト・ホラーは、こんなもので良い気がする。
読了日:09月18日 著者:飴村 行
帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件―(新潮文庫)帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件―(新潮文庫)感想
悲しいかな、男のある種の性と、活動の幅を広げてみたかった子供がマッチングされた稀有な例。自分で書いといて、これは稀有なことではないのではないかと思われる。この件はたまたま若すぎたことと、以前に警察の事案になっていたから判明したことで、判明せずに安穏としているケースは少なくないのでしょう。結構、失踪して死んだことになっていながら、そのまま隠れて生きている人はそれなりに、まだいるんじゃないかなと思わせてくれる。子ども側の理由はほんとにそれ以上でもそれ以下でもなく、いつでもどこでも発生しうるんだろうなぁ。
読了日:09月18日 著者:河合香織
ドクムシ : 6 (アクションコミックス)ドクムシ : 6 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
ドクムシ : 5 (アクションコミックス)ドクムシ : 5 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
ドクムシ : 4 (アクションコミックス)ドクムシ : 4 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
ドクムシ : 3 (アクションコミックス)ドクムシ : 3 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
ドクムシ : 2 (アクションコミックス)ドクムシ : 2 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
ドクムシ : 1 (アクションコミックス)ドクムシ : 1 (アクションコミックス)
読了日:09月18日 著者:八頭道尾,合田蛍冬
リバーシブルマン 3リバーシブルマン 3
読了日:09月17日 著者:ナカタニD.
リバーシブルマン 2リバーシブルマン 2
読了日:09月17日 著者:ナカタニD.
リバーシブルマン 1リバーシブルマン 1
読了日:09月17日 著者:ナカタニD.
InDesign クリエイター養成講座InDesign クリエイター養成講座感想
もろもろ自分でやらないといけない状況になった気がして購入。オーソドックスな縦書き、横書きをベースに実現方法を記載してあるので、使いやすい。と見せかけて、横書きが電気製品マニュアル系なので、使い方を見誤るとヤバイ。一通り、必要なことは書いてあるのかと思うので、これを見ながら試してみようと思う。
読了日:09月16日 著者:瀧野 福子
ギャルとオタクはわかりあえない。 3 (MFC キューンシリーズ)ギャルとオタクはわかりあえない。 3 (MFC キューンシリーズ)
読了日:09月15日 著者:河合朗
ギャルとオタクはわかりあえない。 2 (MFC キューンシリーズ)ギャルとオタクはわかりあえない。 2 (MFC キューンシリーズ)
読了日:09月15日 著者:河合朗
ギャルとオタクはわかりあえない。 1 (MFC キューンシリーズ)ギャルとオタクはわかりあえない。 1 (MFC キューンシリーズ)
読了日:09月15日 著者:河合朗
五等分の花嫁(6) (週刊少年マガジンコミックス)五等分の花嫁(6) (週刊少年マガジンコミックス)感想
こっちも山場すぎたけど、ラスボス出てきた感ある。
読了日:09月14日 著者:春場ねぎ
川柳少女(6) (週刊少年マガジンコミックス)川柳少女(6) (週刊少年マガジンコミックス)感想
可愛すぎる
読了日:09月14日 著者:五十嵐正邦
寄宿学校のジュリエット(9) (週刊少年マガジンコミックス)寄宿学校のジュリエット(9) (週刊少年マガジンコミックス)感想
一つ山場超えた。こうも超えてしまうと、この先がどうも流れで進んでしまいそうで。
読了日:09月14日 著者:金田陽介
私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由感想
書き下ろしの手記と書いてあるが、その割には非常に文章がこなれているのが気になる。トラウマと、それを植え付けられ、浄化できない環境の組み合わせにより、一般的には堕落した女性ということになるでしょう。ただ、トラウマもしかりだけど、それによって生み出されたソシオパスな部分と、トラウマの関係性にも触れてほしかった。上京してから、なんとかうまいことやっていけている素養があるのに、没落した状況下にいることを望んでか望まずかはっきりわからないまま、続けてしまっている部分の説明があれば腑に落ちた。
読了日:09月13日 著者:雪村 葉子
女子かう生(8) (アクションコミックス(月刊アクション))女子かう生(8) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
かわいすぎる。
読了日:09月13日 著者:若井 ケン
消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―感想
この犯人の持つ特性や行動そのものがサイコパスそのものすぎるので、実際の検証の内容を把握したく。痛く残念なところは、犯人の心理的側面について、精神的な鑑定などがなされておらず、その結果が一切ないこと。首謀者の内縁の妻について詳しく書かれていたが、そこは興味のないところだった。犯行の一切合切は供述のみで語られているため、その記憶が自白どおりかどうか検証不可能で、これが本当の事実かどうかを把握できないが、必要十分な事項は盛り込まれてるだろう。首謀者はサイコパスだったが、頭の回ってない部分が多く犯行は稚拙。残念。
読了日:09月12日 著者:豊田 正義
デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 [CS6対応版]デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 [CS6対応版]感想
なんか、いろいろと使わざるを得なくなった結果。思ったより自分が色々な操作をマスターしていることに気がついたけれども、ある意味標準的な使い方や、繰り返しな作り方を改めて理解するのにちょうどよかった。
簡単だとは思うけど、ある程度使ったことがある場合にはもう少し詳しい本でも良いかな。
読了日:09月08日 著者:佐々木 京子 著,ロクナナワークショップ 監修
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2018年 9月号 [雑誌]Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2018年 9月号 [雑誌]感想
最新号のPerfume+ystk見てて、ystkの環境をもう少し詳しく知りたいなと見てみたら、ちょうど一つ前がystk特集とか出来上がってますな。

あまりystk特集記事とか読まないけれども、使っているものと言うか、音に関する考え方がよく分かるので面白い。時代・時期によってもそれにあわせてガジェットが変わってるんだなと、聞く方も音の楽しみ方に少し考えが変わってくる。
読了日:09月08日 著者:
渡くんの××が崩壊寸前(6) (ヤングマガジンコミックス)渡くんの××が崩壊寸前(6) (ヤングマガジンコミックス)感想
一時期に100冊以上の漫画を読んでしまったことで、その後の続き物を読む場合に、思い出しながら読み進めるという苦行がついたものの、この漫画はキャラに特徴があるので思い出しやすかった。

話は着実に進んでいくものの、ああ…。
読了日:09月06日 著者:鳴見なる
ダンス・マカブル 2 ~西洋暗黒小史~ (コミックフラッパー)ダンス・マカブル 2 ~西洋暗黒小史~ (コミックフラッパー)
読了日:09月01日 著者:大西巷一
ダンス・マカブル 1 ~西洋暗黒小史~ (コミックフラッパー)ダンス・マカブル 1 ~西洋暗黒小史~ (コミックフラッパー)感想
表紙詐欺なのは理解した。歴史と拷問をセットで、ちょっと見返すにはちょうどよい。けど、メジャーなの多すぎるのと、残虐度がなんか低いのと、「あれ、それ史実通りだっけ」が出てくるの不安になって、ちゃんと調べようとか思うきっかけになる。まぁ、何が正しいかはわからんので、一番残酷なネタ持ってきたと思えば、絵的にはちょうどよいかもしれんね。
読了日:09月01日 著者:大西巷一
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)感想
蛇足ではなく、あの1行のラストがこうなるという流れに関しては、プロットは良くできてる。ただ、違和感を感じる。
ここで書かれたことを真実として当てはめて前作を振り返ると、慶子側の家族の内情・手記の内容を嘘としないと理屈が合わない部分が出てくる。また、茂子と健太の関係性もよくわからない。迎合しているのか、ただの共闘か、共謀か、よくわからず、コサカは結局なんだったのか。ホントの黒幕は一体何で、実体は何だったのか、実のところよく分かっていない。
なぜならこの場合、最後のインタビュー内容が一切信用できないから。

読了日:09月01日 著者:真梨幸子
恋の超時空砲【修正版】 (リターンフェスティバル)恋の超時空砲【修正版】 (リターンフェスティバル)感想
シュール & シュール。耐性がないと、これがシューリズムと理解する前に、ただの気持ち悪い意味不明の漫画になる。しかし、ちゃんと連結したコマの流れを読んでいけば、話には綺麗なオチがある。そのオチは通常の世界観にないだけで、構造的に素晴らしいオチが待ってる。エログロにまぎれて、この漫画の本質を逃してしまうと、ひじょうにもったいない。

しかし、この漫画を好評するべきものでもない。これは、世界の片隅にひっそりと存在するにふさわしい本。これくらい、すこしずれた世界観を持てるような人になりたかったと思う。
読了日:09月01日 著者:駕籠真太郎

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