なんか、ちょいちょい上がってくる「打ち合わせをなくして効率よい云々」とか「打ち合わせをなくせば云々」というネタを見ていると、必要最低限の打ち合わせだけをやればムダな時間をなくして、定時で家を帰れるというものが多く「打ち合わせさえなくなれば幸せになれる」とみんなが少なからず考えているようです。
でもなくなりません。なぜか。
ふと2つばかり思いついたので、ここに残しておきます。
目次
1.課題点
課題は二つ。これらがクリアされないかぎりは、打ち合わせなんぞなくせません。
小さいみんなの顔が見える会社であれば、こんな心配はない気がします。
1-1. メールなりなんなり、依頼事項を見ない
バカなのかなんなのか知りませんが、メールなどのツールでの依頼事項を積極的に見ない人が居ます。
こういった輩には、どうやったところで、「ムダ」と言われる情報共有系の打ち合わせを実施しないことには、アクションプランを連携して実行してもらうことができません。電話や個別のチャット程度だと、後回しにされることもしばしばです。
1-2. 依頼事項を伝えられない
もう一つは逆。
依頼事項を正しく日本語で伝えることができない。依頼側の問題があり、結局、本人に会って話をしてみないと分からない。しかもその依頼人だけだと分からなくて、関係者を集めないと分からないという最低最悪の事態が起きます。本当に困る。
2.対策
ないです。
とか書いても意味がないので、一応考えてみました。
2-1. メールを見られないくらい忙しい人へタスクを強制するやり方
あったら私が知りたいですが、思いつくかぎりでは、衆人環視の元、タスクが残っていることを明示的にすることくらいしかありません。主としてのやりとりをメールから離れて考えねばなりません。なので、まずはそういったトップからの方針と強制力が必要です。
個人的には、「チャットワーク」でグループ作って、タスクをがしがし割り当ててくのがシステム的には良さそうに見えます。が、結局、本人への強制をどこまでできるかは対面での威圧しかないかも知れません。そういう人には。
2-2. 依頼事項を正しく伝えるためには
学校教育がもっとアウトプットに力を入れてくれないと、かなりどうしようもない話かと思われますし、自分自身も会社に入ってからアウトプットの文章の書き方を学ばされたので、遅いんです。若い頃からちゃっちゃと文章の書き方を学ばせないと意味が無いです。
が、そうは言っても今更お勉強しなさいと言ってもできないヤツはできないし、学ぼうとしないヤツはいつまでたっても学びません。
さてどうするか。
テンプレートを作るしかないんじゃないですかね。
依頼をする場合に、そのタスクの目的やイメージ、期限などを埋めるようなテンプレートを準備して、日本語がちょっとダメな人でもなんとかできるようなものを作るしかないんじゃないですかね。
…でも、やらないヤツは使わないんだよな…
結局、対面でつるし上げないとダメなヤツはダメなんだろうね。いやな世の中です。ちゃんと働けよ、お前ら。
結局、対面でつるし上げないとダメなヤツはダメ