[言葉] エンジニアたるもの、用語の意味を間違えることなかれ [定義]

エンジニアに限らないんだけれども、単語・用語、そして言葉の意味をまちがえる、というコトは、相手との意志・疎通を阻害する要因にしかなりません。
IT用語など、特にあいまいに語られやすい用語がたくさん使われている業界においては、「用語集」を作って、相手と齟齬がないように会話・対話を進めることが肝心です。

わたしは、ずっと ITアーキテクト、と言う職務についていますが、「用語の定義」については、最初からきつく学ばされています。そもそも「アーキテクト」「アーキテクチャ」とはなんぞや、と明快に答えられることが望まれています。用語や単語といったものは、自分の思いで勝手に定義してはいけないです。勝手に定義した言葉を使うことで、相手と認識に祖語が発生し、意思の疎通ができなくなるからです。

難しい漢字を並べてみましたが、言ってみれば通じない言葉を使わないことが大事だと言うことです。

そんな中、欺瞞に満ちた文章で、用語どころか日本語自体をまちがえた blogを見つけて、とても悲しい思いをしました。
その内容自体は悪くはなかったですし、訴えたいことはよく分かるので、あえて日本語の言葉尻をとって「ありゃぁダメだ」と言う気はさらさらありませんでした。しかし、完全にちがう意味合いになってしまい、その所為でじっくり読む気も失せてしまった人は、私一人ではないと感じています。

あえて、それを祭り上げる気もありませんが、まちがいやすい点についてご紹介します。普段、自分の接しない部分では、用語の使い方をまちがえてしまうことは往々にしてありますから。
正しいだろうと思いながら使っている言葉が、よくよく調べてみたら、まったくちがう意味で恥ずかしかった、と言う経験はないでしょうか。例えば、「ぞっとする」「ぞっとしない」のように反意語でない使い方や、「確信犯」の様にまったくちがう意味で使われていたり、「なおざり」「おざなり」のちがいが不明確だったり、あえて自分が慣れない言葉を使うときに、このような失敗をする傾向にあります。

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[ #qpstudy ] DevOps について考えてる(1) [2013.01]

毎度 qpstudyを開催するたびに、体力を消耗して、翌週の労働力が下がるしょっさんです。こんばんわ。

DevOps課題の対策検討中
DevOps課題の対策検討中
DevOpsの必要性は何となく理解されているにも関わらず、その効果指標が定量化されていないコトが原因だと考えています。ただ、それ以前に、定性的な効果も含めて、「DevOpsは自分の首を絞めるだけだ」と考えている人たちもいます。
そこで、DevOpsできるようになるための最大の課題として、私が考えているのは「企業間でのDevとOpsが対立(コンペ)せざるを得ない状況にある」ということです。今回の qpstudyでは、この課題を解決するためのヒントが出てこないか、アンテナを張って、皆さんの意見を聞いていたのですが、なんとなくひらめきました。それが、今、ノートにまとめている内容になるのですが、思ったより壮大になると想定され、どっかの雑誌に寄稿するか、社内での発表に使って自分の利得すればいいじゃない、と脳内の小悪魔が私を優しく抱きしめながら、その豊満な(ry なのですが、qpstudy で思いついて結果ですので、ちゃんとこちらで公表する予定です。

ただ、まだノートにやっとこさまとめている状態なので、今しばらく時間をくださいませ。というか、一緒に考えをまとめてくれる人が欲しいです。
飲み屋でいいです( ´ー`)y-~~ かぶら屋いこうぜ

[故障] Appleへ修理に出したiMacが2日かからずに帰ってきた [液晶交換]

先日”oshiire*BLOG» Blog Archive » [故障] Appleのサポートへ修理依頼してみた [iMac]“で書いたように、先日、修理に出したiMacが、もう帰ってきました。
Mac & Girl昨日は、某”@H_Shinonome“くんに、ある講習をするために、夜中まで飲んでいたため、PCを弄っているような時間はほとんどありませんでした。そして、今日、帰ってきたころにiMacが届いているので、日曜日の夜に少し寂しい想いをした程度で、生活にはほとんど影響なく戻ってきました。オドロキです。

何がオドロキかというと、PCの修理 [I]sendback方式 なんて、昔はドナドナされてから 2〜6週間程度かかって、忘れたころに戻ってくる、なんてこともあったからです。今回、他の事例で「中一日で戻ってきた」と言う人もいたけれども、それはそれでレアケースなのかと思ったら、なんてことはない、私の場合にも中一日で戻ってきたじゃありませんか。Appleが凄いのか、最近の傾向なのかは残念ながら比較できないのですが、今回のケースで、具体的に時系列に表してみたいと思います。

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References

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I sendback方式

[文章] 読んでもらえる文章の構造とは? [レポート]

最近、家に引きこもっていると高い確率でイライラがつのることが分かって、取り急ぎ外に出てきたしょっさんです、こんにちわ。今日は街ゆくJKを横目に、なんとなく思いついたことをただ思ったとおりに書いてみようかと思います。

1. 文章の書き方にお困りではありませんか

( ・ิω・ิ)さて、みなさんは「人に読んでもらえる文章」ってどう考えてますか?

「どう」って言われても困るでしょうが、「読みやすい」「理解しやすい」「よんで楽しい」「読んでもらうには」など、ターゲットにも寄るでしょうが、さまざまな想いを込めて文章を書くことと思います。具体的には、文章を記述するために、ターゲティングして、伝えるべきことを決めて、伝えるべきキーワードの順番を… などなど方法論やプロセスがあります。

これでも、あたしは普段から気をつけて文章を書いています。そのように思われないとは認識していますが、結構、たくさん [I]関係ないけど、結構、とか、たくさん、とかアーキテクトとしては記述しては良くない用語ですね(;´Д`) のことに気をつけて書いています。方法論、プロセス、文章の構成、レトリック、そもそもの日本語の構成について。しかし、最近、自分でいったい何を実践して、どのように書いてきたか、よく分かんなくなってきてしまったので、多少なりとも皆様の役に立てばと考えて、blog に残しておこうかと考えました。

その中から、本日は「文書の構成」について、一つ、私が使っている手法をご紹介します。

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I 関係ないけど、結構、とか、たくさん、とかアーキテクトとしては記述しては良くない用語ですね(;´Д`)

[ESXi] Windows8 で、vSphere CLI 4.1を利用する方法 [VMware]

Windows8になってから、制約が多くなって、フツーにやってできていたことができなかったり、いくらか問題があるようです、ね。
今回は、ESXi 4.1 の update や、CIM の追加をしたかったので、VMfusion 上で稼働している Windows 8 (Release Preview Build 8400) を使って、vSphere Client と vSphere CLI が使えないものかと試してみた結果です。組み合わせがレアなので、どうにも役に立つ気はしませんが、自分のために残しておくざます。

なお、vSpehere Client も download したまま実行しても、導入時に蹴られますが、[互換性] を “Windows XP SP3” で実行してあげれば、導入できますよ (と、しれっと書いておく)

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[sfstudy] 数字で見る #sfstudy #2 [ストレージ友の会]

昨日のストレージ友の会で、宣伝タイムが無かったんですが、なぜかこのクラウディアさんが配布されていました。
出元がよく分かりませんが、クラウディア(*´Д`)な感じでよろしくお願いします。

主催側の気になるドタキャン率は 15% 程度、今回も想定通りの範囲です。また、当日予定外に参加されたメンバーが 1名いました。
今回はディスカッションメインだったために、参加者自体が比較的少なめだったのだと感じています。ただ、キャンセル数が少なかったことは意識のあらわれでは無いかと考えています。事前キャンセルの方は、仕事・体調不良がメインで仕方の無い方がほとんどです。
当日ドタキャンの報告なしの方については、理由が無いため想定が分からないことが残念です。あえてヒアリングするのも難しい問題です。この辺は匿名で良いので、理由が収集できるといいですね。「忘れてた」「予定に入れ忘れていた」などであれば、Reminder をどのように組み合わせるかで対処できそうですし。

懇親会のお金関係については、[sfstudy] #sfstudy 02 収支報告をご覧ください。
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[sfstudy] 数字で見る #sfstudy #1 [ストレージ友の会]

母数自体が少ないので、ホントは OSC のような参加者数が多く、企業も多数出てくるようなとこで、一度調査してみたい気持ちはあります。
ですが、100名前後のよくある勉強会がほとんどでしょうから、ストレージ友の会はこれからも、この母数で調査を継続していきます。

主催側の気になるドタキャン率は 14% 程度、多く見積もっても 25% と 20%前後の数値になるコトが、今回も証明されています。
この発生率を抑えることを目的として運営するか、それともこの発生率を見込んでリスクとして鑑みて運営していくかは、各勉強会の判断にお任せいたしますが、ともかく「お金」が絡んでくるとこの数値影響は計り知れません。お金が絡む場合はリスクを前提として組み込んでおき、事前のチケット制による徴収など、方法を検討しておく必要がありますね。

なお、今回のケースではビアバッシュなどを実施しておらず、自由度の高いお店にて懇親会を実施しておりますので、あまり集計の意味が無かったと判断し、集計を取っていません。
それから、集計のことを考えると、「スタッフ・登壇者枠」というものも作った方がいいかもしれません。作るのは面倒だけど。

懇親会のお金関係については、[sfstudy] #sfstudy 01 収支報告をご覧ください。
また、某氏作成のイベント座席表も重ねてご覧ください。
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[読書]最近、気になる本III [積ん読]

Amazon 書籍の乱立は Amazon API を毎度ぶったたいて価格を取りに行くので、開くのに時間がかかります。

快適さをとるか、価格の表示を優先するか。

めんどくさいので、今のままで行きます。重くてゴメンなさいw
日経ビジネス Associe 2010年9月7日号の付録についてきたものから、私が読んでおきたい、と感じた本を列挙します。

わたしの備忘録なので、他の人にどれだけ役に立つか知りませんけど、備忘録だから、いいんです! [I]川平っぽく

過去の パートI パートII もどうぞ。

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References

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I 川平っぽく

[節目] あれから20年

来週、37歳になります。幼少の頃考えていた、まさにおっさんの年頃です。
しかしながら、実際に自分が 30代後半になって思うに、別におっさんじゃないなってのが感想です。

気分的には 20代ですし、見た目も一部を除けば、まだまだいろいろ現役な感じです。

仕事をしていても、立ち位置としては確かに上がってきている感はありますが、毎年毎年いろんなコトにチャレンジさせられてしているので、到達感がなく、年を取ったなーって感じがあまり沸いてこないです。
それでも、なにかを始めてから何十年、とかそーいった実際の数を出してみると、ものすごく時を過ごしてきた気がして、齢も感じるんですね。

これが年を取ったってコトなんでしょうか。はてさて。
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