うちのサイトはJKの写真を貼るか、JKのネタを書くかしないとお客様が集まらないと言うことが判明いたしましたので、これからもJKで騙る技術系blogとしてがんばって行く所存です。皆様よろしくお願いいたします。内容はきっと真面目なはずです。
ところで、Win8 で vSphere CLI 使ったり、ESXi 4.1U3 にしたい、とか言うことで、この備忘録を書いているわけではないんですけれども、私がホントにやりたかった、そこへいくまでにここまではやっておかないとそこにたどり着けない、と言う苦渋の選択から、血迷って Win8 に vSphere Client / CLI を入れたり、ESXi 4.1U3 に upgrade したりしているわけではないです。
JKの写真貼り付けて喜んでるのも本心ではなく、皆様を思う気持ちからのはずです。多分。
目次
1. ESXi 4.1U3 更新への事前準備
事前準備と前提条件みたいなものを列記しておきますね。
途中でガッカリするものも有りますけど、私もガッカリしたんだから、一緒にガッカリしてください。いいじゃないですか、ちょっとガッカリするくらい。あたしなんて、これで1時間くらい時間とられたんですからね。 ちょっとガッカリする程度なら安いじゃないですか。あたしの 1時間を返してよ、お兄ちゃん!!
1-1. 必要なファイルの準備
- 4.1U3 の Release notes から、update 用のファイルを確認する
https://www.vmware.com/support/vsphere4/doc/vsp_esxi41_u3_rel_notes.html - VMware download Portal から、必要なパッチを入手する
http://www.vmware.com/patchmgr/findPatch.portal - ※ 今回の場合、 4.1U1 → 4.1U3 へ必要なファイルは、update-from-esxi4.1-4.1_update03.zip
https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/OFFLINE/release-350-20120830-168071/update-from-esxi4.1-4.1_update03.zip - 4.1 用の upgrade guide を参考にならない (4.0 → 4.1 しかない) ← 今日のガッカリポイント
https://www.vmware.com/pdf/vsphere4/r41/vsp_41_upgrade_guide.pdf (EN)
http://www.vmware.com/files/jp/pdf/support/VMware-vsp_41_upgrade_guide-PG-JP.pdf (JPN)
1-2. 前提条件
- ESXi host の IP は固定にしたほうがいい
結局、参考にした ESXi 4.1 アップデート手法は 「vihostupdate ユーティリティで“ESXi 4.1”から“ESXi 4.1 Update 1”へアップデートする / ESXi 4.1 Update 1」です。
今回とまったく同じではないですけれども、作業手順自体は同じです。
2. ESXi 4.1U1 → 4.1U3 更新作業全貌
なんとなくえらそうに書いてみました。やらしいですね。
2-1. ESXi 4.1 の構成をバックアップする
ここで、前回、Win8 へ vSphere CLI を入れたことが役に立ちます。というか、このために入れたんだけど、最初エラー出て動かないから死ぬかと思いました。Ubuntu 12.04 にも入れてみようかとがんばったんだけど、どうもダメで、今のトコ諦めました。気が向いたら今度やりますけど、Win8 環境で、vSphere Client / CLI どちらも動いているので、Ubuntu でがんばる必要性はありません。
閑話休題。
vicfg-cfgbackup.plコマンドを使用して、ESXi の構成をバックアップします。ただ、構成のバックアップなんて、更新に失敗したときの足しにはあまりならないので、どうせなら、起動用の USB/HDD の領域のイメージバックアップすることをオススメします。あたしの場合は、サーバーが奥底にあって、メディアへアクセスできないからこの方法をとっただけです。でも、構成さえとっておけば、失敗して再インストールになったとしても、後でなんとかできます。なんとかしましょう。
実際のコマンドは次のような感じです。参考にどうぞ。IPとかは書き換えてあるので、”xxx.xxx.xxx.xxx” ってなんだよ!! って言われても、その辺は察して読み替えてください。それくらいできて当然です。
vSphere CLI ログ
1 2 3 4 | C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin><a href="http://vicfg-cfgbackup.pl/">vicfg-cfgbackup.pl</a> --server xxx.xxx.xxx.xxx -s c:\users\sho\20120926 Enter username: root Enter password: Saving firmware configuration to c:\users\sho\20120926 ... |
ついでなので、サーバの状況も確認しておきましょう。
2-2. ホストの情報入手
ホストの情報は、vicfg-hostops.plコマンドでなんとかします。オプション変えながら遊んでみてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vicfg-hostops.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx -operation info Enter username: root Enter password: Host Name : xxx.oshiire.to Manufacturer : NEC Model : Express5800/GT110b [N8100-1592Y] Processor Type : Intel(R) Celeron(R) CPU G1101 @ 2.27GHz CPU Cores : 2 CPUs x 2260 GHz Memory Capacity : 5110.98046875 MB VMotion Enabled : no In Maintenance Mode : no Last Boot Time : 2011-07-26T03:21:27.861253Z |
2-3. ホストに適用されているパッチ情報の確認
今現在、ESXi ホストに適用されているパッチ情報を確認します。
それは、vihostupdate.plコマンドです。このコマンドはパッチファイルの中身の確認にも、適用にも使います。
1 2 3 4 5 | C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vihostupdate.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx -query Enter username: root Enter password: ---------Bulletin ID--------- -----Installed----- ----------------Summary----------------- ESXi410-Update01 2011-03-17T23:15:40 VMware ESXi 4.1 Complete Update 1 |
2-4. 適用するパッチファイルの内容の確認
download してきたパッチファイルが正しいかどうかを確認します。壊れてたりすると悲しいですし、U3 かと思ったら U2 だったり、ESXi5 だったらびっくりしますからね。
先ほどと同じく vihostupdate.pl コマンドを使用します。–list と –scan って何がちがうのかな、と両方試してみました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vihostupdate.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx --list --bundle c:\users\sho\Downloads\update-from-esxi4.1-4.1_update03.zip Enter username: root Enter password: ---------Bulletin ID--------- ----------------Summary----------------- ESXi410-201208101-SG Updates ESXi 4.1 Firmware ESXi410-201208102-SG Updates the ESXi 4.1 Tools ESXi410-201208201-UG Updates the ESXi 4.1 Firmware ESXi410-201208202-UG Updates the ESXi 4.1 Tools ESXi410-Update03 VMware ESXi 4.1 Complete Update 3 C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vihostupdate.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx --scan --bundle c:\users\sho\Downloads\update-from-esxi4.1-4.1_update03.zip Enter username: root Enter password: The bulletins which apply to but are not yet installed on this ESX host are listed. ---------Bulletin ID--------- ----------------Summary----------------- ESXi410-201208101-SG Updates ESXi 4.1 Firmware ESXi410-201208102-SG Updates the ESXi 4.1 Tools ESXi410-201208201-UG Updates the ESXi 4.1 Firmware ESXi410-201208202-UG Updates the ESXi 4.1 Tools ESXi410-Update03 VMware ESXi 4.1 Complete Update 3 |
2-5. ESXi4.1U3パッチの適用
重要:「maintenanceモードへ移行してください」
そう、パッチを当てる前に、ESXi を maintenance モードへしておいてくださいね。大事です。ゲストも shutdown か suspend して後、maintenance へ。是非どうぞ。
で、先ほどの –scan を –install へ変更してパッチの適用です。
結局、vihostupdate.pl –installすれば更新できるんじゃねぇか、とか言わないでください。たしかに、他のコマンドは状況確認のみです。でも、不安じゃないですか?
更新した後は、再起動してくださいね。
更新した後も、vihostupdate.pl –query して、ホントに適用できてるかどうか、是非確認ください。
また、ESXi のコンソールに表示されている build番号も変わっているはずです [I]今回なら 8400
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 | C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vihostupdate.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx --install --bundle c:\users\sho\Downloads\update-from-esxi4.1-4.1_update03.zip Enter username: root Enter password: Please wait patch installation is in progress ... Host was not updated, no changes required.Skipping bulletin ESXi410-201208101-SG; it is installed or obsoleted. The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective. C:\Program Files (x86)\VMware\VMware vSphere CLI\bin>vihostupdate.pl --server xxx.xxx.xxx.xxx --query Enter username: root Enter password: ---------Bulletin ID--------- -----Installed----- ----------------Summary----------------- ESXi410-Update03 2012-09-26T21:34:56 VMware ESXi 4.1 Complete Update 3 |
以上です、よくできましたヽ(´ー`)ノ
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References
↑I | 今回なら 8400 |
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