原尻&小山、両氏のHACKS本を買い始めたことが、ビジネス書を買いあさりはじめたきっかけとなったわけですが。つねに新しいネタを作り続けているところにいつも感心しています。
フォトリーディングやレバレッジ・リーディングなど、いくつか多読・速読関係の書籍も読んでいますが、この本では、それらとは別にこまかい Hack がとりまとめられている内容です。
さらっと読みこなすのも、ヒントを得るにもちょうど良い内容です。
[目次]
- 読書のめりこみハック!—本に恋する、きっかけのマネジメント
- 楽しいビジネス読書ハック!—リーディング・ハック
- 超速読ハック!—スピード・リーディング・ハック
- 読書体質になるリーディング・ハック!
- キャリアを作るリーディング・ハック!—ビジネス・マルチ・リーダーを目指して
- ドキュメントのリーディング・ハック!
- 超アウトプット生産のためのデータベース・ハック!
[気になったところ]
- P9) 読書成長モデル A〜D
- A. 読書すきになる
B. 読書を加速させる
C. 思考のホーム・グラウンドを作る
D. アウトプットのためのデータベース・システムを作る - 本を読むとき、まずWikipediaで著者の経歴・エピソードを読む
- 本を読むとき、というか、Amazon で気になったとき、がいいかな、と。Amazon のおすすめは、おれにとって外れが少ないけど。
- TOP BRAIN
- こんなサイトあったんだね。本の中では、ココで音声を聞くことで、人柄や人生観を感じる、という内容です。人の語り方とか、声とかはその人を知る一つの指針にはなるので、こーゆーのもおもしろいかも。
- 結論を先に知る
- 結論部分を先に把握して、その結論をたどっていく手法です。Amazon なんかの書評ではなく、著者本人のインタビューなど、本人の意図を知ることが大事だと言うことです。
- コンクール・ジェルコートF
- 歯を磨きながらの読書、での問題点は泡。それを解決するのが、このジェルタイプのものです。ちょっと気になったので、残しておいてます。読書に限らず、歯磨きしながら何かをすることは多いので [I]歯磨きに 5〜10分程度、フツーにやってもかかるので 、この製品は検討したいです。
- IN / OUT
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- 文字情報のインプットは1つに集中すると効率的である
- インプットとアウトプットを同時にすることは効率的ではない
- 音楽はアウトプット生産にドライブをかけるツールとして効果的に機能する
- ホームライブラリー
- 書斎を充実させる、というところからの派生ですが、図書室→図書館のように本に囲まれて暮らす生活、がとても落ち着きそうな感じがしたので。昨年末に模様替えを実施し、新たに本棚を置くスペースはできています。あとは、資金とよい本棚さえあれば orz
- 直感を残しておく
- 気になったものはそのままにしないで、ケータイの写メやメモを取って、残しておく。あとでリマインドして「あのときの直感が正しかったか」を判断する。
- 読んだ本の感想を著者に送る
- ネット時代では、簡単に著者と連絡を取り合うことが可能になりました。読書の持続・継続にこの方法をとったらどうか、ということですが、個人的に試してみようかと思うきっかけになりました。
そのきっかけは、まだきっかけのままなんですがw - Webcat Plus
- 1つの言葉から連想される、関連性の高い本を探し出してくれるサイトです。世の中には、いろいろなサイトがあるんですが、フツーに生きてるとなにも見つけることができないんですね。本人に探す気力があまりないので、こういった情報源に頼るしかありませんw
- 読書投資基準) 70:20:10モデル
- 既存ビジネス領域 70%
既存ビジネスのサポート、あるいは新規ビジネス領域 20%
未知の領域 10% - 教訓の獲得
- 獲得した他人の教訓を現場検証する。その結果、自分のビジネスの規則として使えるものを自分向けにアレンジしていく。
知らぬ間に実践している事柄ですが、こうやって言葉にして残しておくことで、目的が明確になると考えてます。 - ポストイットの色
- いつも、色を気にしないで使っているので、あとでまとめるときに、意味合いが不明でまとめにくいのです。前から、色別にしてみようと考えつつも・・・ orz
赤) 著者が強調したい場所
青) 自分の課題に対応している場所
黄) 文章表現として、大変参考になる場所 - ノウハウ本は実験をして自分にあったものだけを吸収する
- そのままですねー。あれもこれもとやっているうちに、どうしても継続できなかったり、逆に非効率になる場合などありますから。
特に、仕事の仕方が違う場合がほとんどなわけですから、そのまま使えるわけはないんですよね。 - プチ家出
- 子供のいるお父さん必見、ということでココに残しておきますが。
子供に宿題を持たせて、一緒に、ファミレスだったり喫茶店でお互いに集中してがんばる、ということですが。
子供が多すぎて、なかなか難しいので、まずは私が一人で喫茶店にこもるところから始めてみました。喫茶店に本を持って行くと、他にすることがないので、そればっかりが集中できてとても気分良いです。
休日の午後とか、だらだらしてしまう頃合いにおでかけすると、気分転換にもなって良かったですよ。 - アウェーから学んで、専門を強化する
- 1つの専門性を体得した後に、まったく別の分野から刺激や示唆を得て、それを自分のビジネスにフィードバックする。
ひとつの場所にとどまっていることで、あらたな発見が導き出されない方向に偏りがちです。別の分野、まったく異なる事柄から情報を得て、それを自分の専門分野に生かしていくことで、新しい発見があるだろう、ということです。 - まず、はじめに最後を考えよ
- アウトプットを生むためのインプットであることを、常日頃意識しなければいけませんよ、私
- 教訓と仮説はすぐに書き出す
- この本では、迷わず、本の中に書き込んでしまえ、とありますが、本への書き込みを一切嫌っている私はどういう方法をとればよいか、それを悩んでいます。
頭の中では、そこに書き込んでしまうことが一番の近道であり、その考えに至った経緯もわかりやすく、それがよいことだと認識しているにもかかわらずに、個人的にできない事項をどのように解決するか、が今年の課題です - 情報のハブとなる人物のblogを定点観測
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- その分野のスペシャリスト
- 人脈が多い
- blog に対する付加情報が多い
このように、キーマンとなる人物に焦点を当て、そこを定点観測することで情報を得る方法です。
最近は、IT関係から離れてきている自分が恥ずかしいので、誰かリードアーキテクトな人を見つけて、その人を追っていくことを、このときに思いついたはずです。 [II]もちろん、まだ実践してません - Web上で気になる記事や文章は印刷する
- それは電車内などで、じっくりと読む習慣へと結びつける、とあります。
これに興味がわいたのは、「印刷物なら、すきに書き込みができる」という点だったり。 - 誰かに説明する前提で読む
- 会社の資料を作成するときでも、自分勝手に資料を作る傾向にある自分への戒めです [III]今日も戒めばかりです 。「大切だ」と思う情報が、今回も多すぎて、まとめるにも時間はかかるし、他人に説明するにも長すぎるし、何なんでしょう、自分w
- 自分で物事を考える習慣を忘れるな
- はい、とてもよく忘れています orz [IV]footnote つけなくても分かるように、自分への戒めです
- ハニカム・データベース・システム
- なにごとも、体系づけてまとめておくことが、アウトプットへの近道、と判断しました。
- アイデアファイル
雑誌で好きなもの
美しいコレクション - 携帯電話メモ
日々の思いつき
ネタ帳 - データファイル
調査・統計データ - ブログ
時事情報
読書カード
読書感想 - 教訓ノート
これまでの教訓
他者の経験からの共感 - 名作ファイル
過去のベスト企画
コレクション
- アイデアファイル
- ブレスト読書
- アイディアを思いつく手法としてのブレインストーミングにあたり、雑多に読書をすることを勧めています。
本屋へ行って、手当たり次第にさまざまな分野の雑誌を大人買い。週末に、それらを眺め、気になる部分だけ集中して読むようにすると、終わったときに何らかの解決策に巡り会ったり、新しいアイディアを思いついたりする。
というのは、なんとなく理解できるのですが、雑誌をたくさんまとめ買いすると、思った以上にお金がかかるのが orz - 図書館で読書カードを作成
- 図書館では、1つのターゲットに対して、昔からの本が置いてあります。そのテーマとなる本の歴史、キーワードを得ることができる、それらを一気にまとめ上げて読書カードを作成してくる。
図書館が夢の場所に見えてきました。
気になるキーワードが多すぎて、まとめ [V]まとめられてはないが るにも、1時間弱もかかってしまっていて、こんなことが毎日継続できるのか心配になってきています。少なくとも、休日の朝には良いかもしれませんね。
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