[映画] インシテミル 7日間のデス・ゲーム [ミステリ?]

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ああ、三連休。今日は久しぶりにモンハンやってやるぞという気分だけは前向き先行のしょっさんです、おはようございます。

はい、原稿書きます。コード書かないと、もう自分がやばい。相変わらず追い込まれてる。

現実逃避的にまた映画見てしまった。英語しんどかったので、邦画にした。これが失敗の始まりであった。

目次

インシテミル 7日間のデス・ゲーム

とくに下調べとかしないので、当たりも外れも公平に自分の運に任せているんですが、まぁ大外れで泣けてくる。映画は評価悪いんだけど、小説の評価は高いので、今度小説は読んでみようかな。

映画だけで観るとSAWからインスパイアされたライアーゲーム。ただ、心理戦はほとんど発生してない。設定もザル。

しかし、この映画何がスゴイって、その登場人物群。


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登場人物 (from Wikipedia)

結城理久彦 – 藤原竜也
須和名祥子 – 綾瀬はるか
関水美夜 – 石原さとみ
大迫雄大 – 阿部力
橘若菜 – 平山あや
西野宗広 – 石井正則
真木雪人 – 大野拓朗
岩井荘助 – 武田真治
渕佐和子 – 片平なぎさ
安東吉也 – 北大路欣也

石原さとみがまだ垢抜けてない頃だし、ふてぶてしいし、シン・ゴジラのときみたいに可愛くなくてサイコーです。英語はなさないし。

藤原竜也や綾瀬はるかの変わりなさは逆にすごい。もう10年近く前なのに。北大路欣也が入ったことで、小説とどうも変わりすぎたんではないかと勝手に憶測してる。結末がひどすぎて、流石にこんなのないだろうって思える。

武田真治は、いつのころからかこういう変な厄介なキャラやるの多くなってて、もうこの頃には筋肉出来上がってるので裸見せたいだけちゃうか、とかキャストありきで映画の内容作られてるのヒジョーにわかる。

何がひどいのか

ハズレの原因は、もう最初。出だしでオチが分かる。ライアーゲームっぽいことは、さすがに最初にわかっているんだけれども、最初にヒント出しすぎ。小学生向けなのかな。つか、ほんとにこれは中田秀夫が監督したんだろうか?まぁ、たまにはハズレ作品も作るから、これはそれだったということで。まぁ、リングも評価分かれるわな、原作知ってたら。

あと、動機。映画見ててはっきりとした動機が明確なのは石原さとみだけ。いろいろと伏線まいてるのに、ちゃんと回収しきれてないというか、わかりにくいし。

設定的には、この館自体のセキュリティが一切ないので、寝たら終わりのはずなのに、寝てる間に何かが起きてない。いや起きてるんだけど、それにしても起きにくい。しかも、ガードが見張ってるにしても、自室にいないとならない感じ一切ない。だったら、ここにいる人らも、もう少し考えて行動できるだろう?というところについて、一切の動きがない。

せっかくの監獄設定が最後のためだけに、そしてたった一人のためだけにしか使われていないの、ホントもったいないし、なんでこの設定にしたのか。そして、探偵・犯人・死体の役回りの設定もほとんど無意味。役に立ってない。

いろんなことがわからない・わからない・不明のままなので、なんも腑に落ちないから、最後のシーンも意味がわからない。心理ゲームのはずなのに、心理戦はほとんどない。ライアーゲームが最高とは言わないけれども、もう一度ライアーゲーム見てやり直せ。福永や横山のキャラ設定がしっかりしてたので、ちゃんと信用することができなかったり、最後のオチの流れが意味が出てくる。なのに、ここに出てくるキャラは信用する・しない以前の問題の設定と流れで終わってるので、心理戦になってない。時間がなさすぎるとしか言いようがない。これは映画でやるべきものではなくて、ドラマで時間をかけて作るべきだったのでは。ライアーゲームの作りはやっぱり参考になったろうに。

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