4月22日(金) の「ストレージ友の会 キックオフ」で実施いたしました、グループディスカッションの結果についてご報告します。
目次
グループディスカッションの目的
- メンバーとのコミュニケーション活性化
- 今後の勉強会の進め方の案だし
グループディスカッションのテーマ
- ストレージ友の会で学んでいきたいこと
- ストレージ友の会へ期待すること
各グループのメモ
- グループ #1 (@hideticks @wasaist @kometchtech @segami @gandalf_maki)
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- よくある構築事例 (今までの事例 [I]オンプレミス開発 )
- 今のトレンド (単に流行っている技術)
- その中で、これから主流になりそうな技術と、構築想定
- グループ#2 (@hiroshi19790209 @diceken @nagi2100 @yasudatadahiro )
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- 分散ファイルシステム
- VAストレージ
- Thrift
- どういうデータを扱っているのか?
- FailOver どうしてんの?
- 拡張はどうしてるのか?
- ストレージの性能評価をどうやってる?
- コスト
- 分散ファイルシステム
- グループ #3 (@yamaberiku @imksoo @kurotarako @_takuyasuzuki_ @nothing_joker @kz_tomo)
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- テープライブラリもやって欲しい
- 終わる終わる言われていて、進化している
- 外部保管は電力喰わない
- モノとして保存されるのは安心
- 様々なプロトコル [II]iSCSI、NASなど の会話、FCoE等 → 実際に導入してる方の使用感を聞きたい
- オープンソースの活用可能性
- ユーザ様から見たストレージの見え方
- ユーザ側からするとブラックボックスのため、設計の手法など知りたい。
- 売る側としては安心感が欲しくて、十分な玉を売りたい
- ユーザ側の本音を知りたい
- テープライブラリもやって欲しい
- グループ #4 (@hanabi_f @a_sudw @understeer @SRCHACK.ORG @twovs @opamp57)
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- ファイルシステム
- S3FS
- 扱い(運用)で困ったこと
- SANまわり
- データの種類とストレージ
- グループ #5 (@spherera @suu_g @りょうかい @kazuhisya @neotsutchie)
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- 分散ファイルシステム
- BRP
- AWS
- Backup
- Tape管理
- グループ #6 ( xxx )
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愚痴が言いたい
- エンタープライズ系が欲しい
- NAS、NetApp…
- 酒の飲み方が知りたい。大人の飲み方。
- ウコンはどのくらい効くか
- ビールサーバはどのくらい
- ビールストレージはどれくらい効くのか
- 今日のストレージは何?
- グループ #7 ( xxx )
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- ストレージの文句が聞きたい
- アンシロンどーなの!?
- 安いの仕入れたい! → fusion-io → ebayで落札
- LKLM で Xen いじられてる。fusion-io でパッチが入る、入らないでもめてる?
- zfs ストレージ
- shoさんとこのストレージ [III]うちのデータにどんなものが入ってて、それらをどうすべきか
※ グループの発表順は #2 → #3 → #1 → #4 → #5 → #6 → #7 [IV] #8 の発表はなし
まとめ
基本的なスタンスとしては、共有するタイプのストレージをベースに考えています。
時代は仮想化を標準的に考慮し、ストレージを共有化する方向で進んでいます。サーバーの冗長化はしますが、ストレージやデータをどのように冗長化するべきか、が今後、とても重要になってきます。それは、ストレージが障害で停止することで、その上で稼働している全ての仮想サーバーが全停止し、これまで以上の甚大な被害が発生することになります。
また、ストレージレイヤーのみならず、共有型・分散型のファイルシステムも視野に入れて考えています。ストレージを準備しただけでは、データを効率的に配置するシステムは未完成です。ファイルシステムとあわせて考慮することで、ストレージ全体のパフォーマンス、セキュリティ、耐障害性について検討が可能であるものと考えています。
また、とても重要なものはデータの復旧です。データのバックアップのみならず、リモートへの転送や保管、また業務影響のないバックアップと、障害時の即時復旧はデータ管理者の夢と目標です。
これらを組み合わせて、要求に応じたストレージの選択と設計ができるようなエンジニアとなり、ここで得た知見を元にお金にすることができるようになること、これが当ストレージ友の会の目標です。
皆様からいただいた意見も踏まえ、今後の勉強会のネタとさせていただきながらわらわら進めていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。
#sfstudy