いろいろと雑誌を読みふける傍ら、さくさくっと読み終わりましたさ。
ココ1年ちかく、インド人含めて延々とだらだらした会議が多いんです。私のファシリテーション能力のなさも認識していますが、本当にそれだけなのだろうか。
どんどんと増えていく定例、進まない作業、作れない資料、食べられないご飯。ああ、なんてスパイラル。
ということで、この本にすこし託してみました。評判が良かったんで。
この本で示す、会議の本質はただ一つ。
「会議はその場で議事録を作るためにある」
これに尽きます。これを実践する上で、著者は「議事録ドリブン」な会議を提唱しています。会議を実施して結論がでないことほど、不条理かつ、無駄なことはありません。たしかに本質かもしれません。
そこで、この本では、これらを実践するために必要なことがらだけが述べられています。後ろ半分くらいは、それを支援するためのツールであったり、未来の会議や対談があるだけなので、時間がない人は半分だけ読めば十分、その内容を得ることができるでしょう。
結局、事前の準備が会議の質を高くし、時間を短くする・・・ことかと思ったんですが、定例会議の場合、事前の準備は会議が終わったときにできあがってることになるんですよね。これ。ちょっと感慨深い。
キーワード
- 「議事録ドリブン」議事録を共有→「その場で」更新
- 明確なAGENDAを設定する。
- トピック = テーマ + ゴール
- 前日に会議実施のリマインド
- 時間管理の五項目
- 終了時に再確認
- 共有すべきなにか(三項目)
個人的に気になったもの
- はてなの「アンケート機能」
- 散歩会議
- タスク完了と共に経験値入手→レベルアップでボーナス
- 議事録をWikiで
すごい会議
以前、読了している究極の会議が方法論(議事録ドリブン)を記述しているのに対し、こちらは目的が「会社を変える」ことなので、すべての会議で通用しないとは思います。ですが、おのおののエッセンスは、普段の会議…