だいぶ前に読了していましたけれども、色々あって書いてませんでした。
というか実はこの本に限ってまとめていません。中味をごらんになったことがあれば、意味が分かると思いますが、要点というか、「ココを読みなさい」という印がすでについています。そこだけ追っていけば、十分に内容が把握できます。
そうはいいつつも、実際、この本に必要なことは一番最後に完全にまとめられています。あとは、フォトリーディングの練習を積み重ねることか、フォトリーディングの講習を受けるか、それだけです。
内容としては、どうみても眉唾に見えます。本の中でも著者自身が信じられないと言うほどですから。
ただ、このフォトリーディングなるものは、実際、その眉唾な部分をメインとするわけではなく、以下の流れを伴います。
- 準備
- 読書の目的を明確化
リラックスした集中状態に入る
- プレビュー
- 文書全体を「調査」する(1分程度)
キーワードを抜き出す
入手した情報を元に、先に進むか否か判断する
- フォトリーディング
- フォトリーディングの準備
高速学習モードに入る
文書を読む目的と、その目的を達成することを宣言する(アフォメーション)
フォトフォーカス状態に入る
テンポ良くページめくる。
終わったら「情報がしっかりと取り込まれた」「その情報を活性化」を明確に宣言する(終了のアフォメーション)
プレビューが短かった場合は、ココでポストビューを実施
- アクティベーション
- フォトリーディング後、20分〜24時間程度時間をあける
文書の内容について、自分に質問を投げかける
興味の惹かれる部分をスーパーリーディングする
特定の文章を拾い読み(ディッピング)し、投げかけた質問の回答を見つけていく
スーパーリーディング+ディッピングではなく、スキタリングでもよい
文書の主要コンセプトをマインド・マップで図に表す
- 高速リーディング
- 文書を最初から最後まで中断せずに一気に読む。読みすすめるスピードは各自調整
このように、フォトリーディングだけがメインではなく、その事前の準備とその後の行動が重要であるようにも見えるわけで。
本当になれてくると、最短のフォトリーディングだけでも、なんとか意識が定着するようですが。
先日読了している「STUDY HACKS!」でも、本を逆さにしてフォトリーディングする方法などがあり、無意識下での頭へのイメージ化という方法はひとつの読書の形なのかもしれません。
そうはいいつつも、フォトリーディングだけですべての読書が完了するわけではなく、やはり必要な情報はなんらかの形でアウトプットされて、初めて自分の理解へつながると考えています。だから、あくまでもフォトリーディングはひとつの技術として利用するにとどめ、まとめは自分が最後に頑張ることが大事に感じています。