以前に読んだ脳が冴える15の習慣と同じ著者の本で、これも脳関係です。この本は、「脳はぼけるようにできている」という大前提の元に、どのようにしたらぼけずに脳とつきあっていくことができるか、を説いている本です。
最近ものわすれが激しい人には、ちょっとお薦めする本です。結局のところ、規則正しいフツーの生活をすることがよいこと、という結論ではありますが、自分が今どういう状況か、なにができていないのか、どうすることによって改善できるのか、を理解するにちょうどよいと感じます。
各文節で気になったキーワード。
- ボケの原則
- 自分の脳を使っていない、もしくは使い方のバランスが悪いことが原因。
自分でしてない「何か」を他人(機械類も含む)に任せて補っている場合が多い。
- メモしたことを忘れる
- メモしたことで安心して、見返し(反復)しないことで、書いたこと自体忘れてしまう。
- ボケ症状の人は目が動かない
- 周囲の変化に鈍感になり、情報の取り方が狭窄的になると、脳活動の停滞へつながる
- 過重労働による時差ボケと同じ感覚
- 寝る時間が何時であっても、起きる時間を同じにする。
- 脳のバランスを整える
- 一時間歩く
音読をする
- 自分の脳を使う
- 他人に頼りすぎず、目標・目的を持って人生を変えていく
- 脳の使い方に問題がある
- 長い話を理解するときには、その内容の情景を思い浮かべる。