[ITA] ITアーキテクトの役割とは(3) [コミュニケーション]

2週間位の難産だった原稿がひとまずの完成を見て、天気同様晴れやかなしょっさんです。


良いコミュニケーション...?

それにしても、文章隠し事終わった後に、また文章書いてるとか、どっか頭おかしい気がします。

コミュニケーションェ…

ITアーキテクトの役割とは(2)の最後に記載した

ただし、技術的知識よりもITアーキテクトは、コミュニケーション能力が重視されます。

ということで、私がこれまでにために溜め込んでいて、あまり外部に公開してこなかったコミュニケーション術について、しばらく何度かに分けて書いていきます。今日は、軽く全体のご紹介です。前に、「コミュニケーションテクニック」としてプレゼンしてたんですけど、公開してなかった模様。それで適当のお茶を濁そうとした、わたしの軽率さを呪いたい。

「コミュニケーションは重要だ」

とは言いますけれども、何のために必要なのか。それはお互いの意思疎通のためで、こちらの意思を相手に伝えることも、相手の考えていることを理解するためにも、必要な最小限の社会行動です。人が社会的な活動を行う上で、まず最初に習うことが「コミュニケーション」です。赤ちゃんは、生まれた直後から、泣くことで相手へその意志を伝えようとします。それを正しく受け取れるかどうかは、また別です。

最近は、特にコミュニケーションを使わなくても生きていくことが可能になりました。ネットの発達のおかげです。Amazonや楽天のプロトコルは利便性も高く、宅配ボックスを使えば人間との関わり合いなく、生きていくことのできるプロトコルをも生み出しました。仕事に至っても、決められたプロトコルでやりとりできるケースもあり、コミュニケーションを重視しなくても生きていく方法はあるでしょう。

しかし、ITアーキテクトにとって重要なのは、言葉にできるかどうかもわからない想いを抱いている、複雑なプロトコルを持つ顧客を相手に、様々なことを理解させたり、理解したりする必要があります。人との会話が得意tion:で友人も多くいるようなリア充爆発しろ的な人であったとしても、上辺の会話で済まされてしまって、本当に重要なことを聞き出せるかどうかはわかりません。ではどうするのでしょうか。

フレームワークです。ババーン

自分に不足しているコミュニケーションは何か、そしてそれはどのような考え方、フレームワークによって実現されているのか。それを学ぶことによって、よりよいコミュニケーションを実現できる「かも」しれません。知らないよりかは、知っている方が良い程度かもしれませんが、知らないよりかはマシです。「所詮ただのテクニックじゃねぇか」と感じる人は、それはそれで独自に腕をみがけば良いですし、あらたなテクニックを生み出すでも良いです。これから紹介するフレームワークで世界が平和になるわけでもないですし、それが全てではないとも理解しています。とは言え、次のステップへ進む足がかりとして、理解いただければ幸いです。

しょっさんの使うコミュニケーションフレームワーク

過去の集大成です。というか、ごめんなさい、ホントはもう少し色々あるんですが、ベースのフレームワークはこれです。


Communication FrameWork

初出は 2012年ですが、#showstudy なるわたしの勉強会で発表したものからの抜粋です。個人的にはこれで全てです。

  • Active Listening: 積極的傾聴。相手の深層心理、上辺だけでは出てこない、本当に考えていることを引き出す技術
  • Logical Thinking: 論理的思考。相手の話を理解する上でも、自分から相手に伝えるためにも、話は理論的であることが前提
  • Assertiveness: 自己主張。こちらの意見を、相手の権利・権限を侵略せず、不快にせず、誠実に、正当に要求すること
  • Negotiation: 交渉。いわゆる Win-Win。お互いに利益・利得を得ることのできる最善策を見出し、決断させること
  • Facilitation: 合意形成。人の立場や権利を理解した上で、ゴールに対して最適な合意形成を実現すること

二つの原則的な技術を元に、どのように対話すべきか、その手法をまとめたものが、このフレームワークです。個人的にたどり着いたものなのですが、車輪の再発明的なものだったらごめんなさい。ここまで、全体を記しているような文献を見たことがないので、もしあるようなら、むしろ教えていただきたい次第。

これらについて、詳細を書くかどうかは、様子を見ながら少し悩みます。あと、お前はこれらができているのかと問われたら、成長曲線の中にいます、と答えます。人生死ぬまで成長です(;´Д`)

とりあえず、店が混んできたから、そろそろ退出する(;´Д`)

[ITA] ITアーキテクトの役割とは(2) [良い要件定義]

元ネタがあれば、書くことには困らないし、すぐに書き終わるぞ( ^ω^ )と考えた、しょっさんです


後悔先に立たず

実際に書いてみると、おおまちがいだったことに気が付きました。原稿書けよ、俺って本気で感じています。

要件定義をしていく

要求編はまだ続きます。前回では、「想いを言葉にできる」人をアーキテクトとすると定義しました。では、その想いをどうやって言葉にしていくか。手法とフレームワーク、注意点を確認します。

良い要件定義とは

まず、そもそもの「要件定義」の目標を定めましょう。

先日ご紹介したIT アーキテクト育成ハンドブックや、Wikipediaでは、次のように記されています。

要求の充足評価では、ビジネスシステムの効果測定が可能な評価項目を明確化し、それを具体的に計
測できる基準を明確にしてゆきます。その上で設計したアーキテクチャに基づくシステムの要求に対す
る目標達成の見通しを明確にするのです。そしてその結果は要求者に対して合意形成すると共に、下流
のシステム設計者に技術移管と指導することが重要です。 「IT アーキテクト育成ハンドブック

「要件定義」は(開発依頼のあったソフトウェアやシステムについて)顧客が望んでいる機能や仕様などについて、その概略をまとめた文章・文書を指すこともある[3]。ただしこうしたことをまとめた文書は通常は「要件定義書」と呼ばれる。Wikipedia

重要なポイントは次の二つです。

  1. 機能や仕様をまとめたもの
  2. 効果測定可能な評価項目

簡単にまとめましたが、いずれも難関です。それでは、これらポイントから「良い」要件定義と評価するための、具体的な内容に落とし込んでいきましょう。

1. 機能や仕様をまとめたもの


その機能は必要ですか

個人的な経験則も踏まえて、次の3つがポイントです。

  1. お客様が必要と認識しているすべての機能が、網羅されていること (FR:needs)
  2. 実際に利用するユーザーの視点に立って、期待値を超える機能が網羅されていること (FR:seeds)
  3. 異常動作時における動作・方針が定められていること (FR:exception)

これらが「網羅」されていることが重要です。1.に特に重点が置かれがちですが、実現したい機能以上に、その機能が利用しやすかったり、利用したくなるような UI/UXは重要です。Web系やモバイル系では、UI/UXデザインの画面デザインベースで勧められるケースも多く、解消されている感はありますが、それらの正当性や提案は ITアーキテクトからできるべきと考えます。

忘れがちな「障害が発生した場合」の処理は、方針が定まっていないと、個々に方向性の異なった異常対処を行うことになりますので、かならず含めましょう。「それって可用性要件では?」としか感じないインフラエンジニアは、「クレジットカード番号の検証が済んで、カード会社への要求もすんで、お客様への請求処理まですすんだけれども、そこで障害が発生してDBに処理状況が保管できなかった」ケースは、どの非機能要求に含めるのか考えてみてください。なお、このフロー自体おかしいので、真似しないでくださいネ。

最後に、「その機能は本当に必要ですか?」

2. 効果測定可能な評価項目


品質チェックに余念なく

  1. 技術動向や、お客様の経営課題・経営状況・予算など制約条件が考慮されていること (NFR:制約)
  2. すべての機能は、効果測定可能な評価基準を定めて「数値で」判断できること (NFR:品質)
  3. すべての機能は実現可能であること (reliability)

これらも「網羅」できていることが、必須条件です。さっきから「MECEMECEMECEMECE」うるせえよ( ゚д゚ )クワッ!!と思われるかもしれませんが、これが担保できないとなりませんし、担保する方法も無きにしもあらずです。今日は書きませんが。

多少 ITアーキテクトをかじっていた人にはおなじみの、「非機能要件」です。可用性、性能・拡張性、移行性、セキュリティなどなどがここに含まれます。しかし、それらは 2.で示している、ソフトウェア(アプリケーション)の品質的要件です。それらすべてを実現することが正しいのではなく、1.の社会的、企業的制約条件にしたがって、何をどこまで実現するかが関わってきます。

なお、「制約」とは、今のお客様の力では変更することができないもの、例えば法的効力、予算などです。「非機能要件」とは、お客様が個々で定めることのできる「目標」です。すべてのシステムは24/365で稼働する必要などなく、自社営業時間内(たとえば、9:00-17:00)だけ 99.9%のシステム稼働率を目標にすれば、夜は止まっていても良いなど、そのシステムの目的によって変わるものです。重要性などにより、データの保全性や、可用性も変わることでしょう。しかし、システム稼働要件を100%とすることは実質不可能ですから、落とし所をどこにするかを、納得いく「数値」へ確定することが重要なポイントです。

そして、「数値化」です。「システムテストしますよー」といったとき、一体何を基準にそれらを評価するのでしょうか。「〜の機能が動くこと」とは何を持って動くことと判断するのでしょう。「それは、すべての機能が正しく動作することです」といった場合「では、1万人が同時にアクセスする可能性があるこのシステムにおいて、それらの機能は、どのように動作することが正常動作でしょうか」という反証に答えるすべがなければなりません。機能テストだけを済ませておいて、実際にサービスインした後、「動かないんだけどー」は、この数値目標がないために起こります。性能テストを行うにしても、「何をクリアできたら、この性能テストはいいんだっけ…」となったら、破綻目前です、おめでとうございます、サービスイン後に寝られない日々が続きますね( ^ω^ )ニコニコ

最後に「実現可能性」が担保できるシステムであることを、よくよく検証してください。すべての要件と非機能要件がでてきて、それらをすべて記述できたら「完成ヽ(´ー`)ノ」ではありません。例えば「役所に問い合わせが必要な処理があり、これは1分間に20回しかコールできない制約がある」のに「役所へ問い合わせる機能は、最大で1分間に100回コールする可能性がある」は相反する要件です。よくあるのは予算が不足するケースです。要件定義では「要件まとめたぞヽ(´ー`)ノ」で終わりではなくて、システムの概要が見えている、または想定アーキテクチャは記述できているべきです。そして、実現するべきシステムの概算は準備できていて、ホントに予算内に納まりそうかどうかのアセスも必要です。デスマーチの温床となる基本は、スケジュール不足ですが、その要員工数は1日を何時間で作業させるつもりなのか、テストを実施する環境はあるのか、法的にリスクはないのか、お客様の責任者は退職しないか、十分にあんテナを貼る必要があります。

良い要件定義を実現するには

これらを遂行するために必要なことは、システム工学において要求分析として定められています。実際に、この要求分析に従って実現することは、不可能であることは見ていただければ明確です。とは言え、本来、ITアーキテクトやコンサルタント、ITエンジニアに求められる能力とは、それ相応のものであることは理解しておかねばなりません。とは言え、何を学んでおくべきか、何を知り得るべきか、については世の中に便利なフレームワークや体系がありますので、これらを利用しない手はありません。ただし、技術的知識よりもITアーキテクトは、コミュニケーション能力が重視されます。

それらについては、次回以降。これ、完成するのかな。

まとめ

まだ推敲したい段階ですが、FR/NFRともに3:3の項目が出ているので、後はより詳細に書いていくくらいしかなさそうなので、この辺にしました。

[ITA] ITアーキテクトの役割とは(1) [要求]

blogも連続で40日を超え、さすがにそんなに毎日ネタなんてねぇよ、と考える程度になりました、しょっさんです


都市計画・ビル設計

嘘です。ネタはあるんです。ただ、どう考えても長くなるので、時間が取れないと無理だなーと思う次第だけです。

IPAネタでしばらく時間稼ぎをするの巻

IPA作ったあるあるシリーズを久々にネタモノにして、しばらく何度かに分けて書いていきます。

最近、ITABoK v2日本語版が刊行されまして、これを読むにはちょいとハードルが高いと感じていたところで、IPAのつくったITアーキテクト育成ハンドブックというものを発見しました。作成年月が 2007年6月と随分と昔なのですが、今でも役に立つことはたくさん書いてあります。これらを元に、この10年間で変わったことや、モダンな考え方に修正していこうかという、天に向かって何かをはく行為です。

これだけだと偏ってしまいうので、他にも幾つかの書籍をベースに、しばらく ITアーキテクトとアーキテクチャについて記していきます。あとでまとめて、社内に展開するためのメモだと認識してくださって構いませんヽ(´ー`)ノ

ITアーキテクトは「想いを言葉にする」

まず「アーキテクチャとは」から入るべきか、それとも「ITアーキテクトとは」から入るか悩みましたが、話の流れ的に「アーキテクチャを作る人」を知ってから、その人の作るものを「アーキテクチャ」と呼べば理解しやすいかと、というか書きやすいのでその流れにします。

ITアーキテクトを一言で表すと「想いを言葉にできる人」です。

この2週間で二番目のスマッシュヒットのセンテンスだと自負してます。さきほどのITアーキテクト育成ハンドブックにも出てきますが、顧客の「想い」を言語化できることが重要であると記されています。原文では

「思い」の中に明確にされていない隠れた要求を引き出し、

とありますが、要求とか要件とかグダグダいうよりも「新しいことを始めたい」という、その想いを受け取って、何をやり遂げたいのか、どんな夢があるのか、それらを一緒に話し合って、考え込んで、それを具体的なシステムにできる人、それが「ITアーキテクト」の役割です。

巷では、この「要求・要件」をどのように網羅的に洗い出すかのフレームワークや、ツールがたくさんありますが、それはあくまでも要件定義と設計を支援するだけのものです。まず、お客様が本当に実現したかったこと、必要なものは何だったのか。そこをコミュニケートできる力が第一です。


顧客が必要だったもの(v3.0)

かの有名な「How Projects Really Work」も、知らぬ間に版を重ねて 3.0になっていましたが(正式かどうかは知らぬ)、どうやって、この差を縮めていくことができるのかが、ITアーキテクトの力量と言っても過言ではありません。そのためには、どうやって、その想いを言語化、可視化できるかが必要です。そのための方法に、フレームワークは必要かもしれません。

[設計] 図にしないとわからない病 [アーキテクチャ]

今日は仕事しないと決めて、仕事はしなかったんだけど、なんか休んだ記憶が全くない、しょっさんです。


お天気病で予定全部くるった

1日って大したことができないんだなぁとか、ホント切に感じてしまってツライ。体調も崩しやすいし、動けなくもなる。これが、老いか。

可視化は重要

500ステップもない数クラスのプログラム書いてるんだけど、それでも全体が見通せなくなってきてる自分に、やっぱり老いを感じていて。

しゃぁないと、久しぶりにUMLちょろっと書いてみたら、見通しが良くなってしまって設計とかアーキテクチャの重要性を、こんなことで感じてしまっていた今日このごろです。可視化は重要です…。

命名規則に悩む

最近の困り事といえば、Class/method/変数の名前。色んな人の命名規則を参考にしながらやってるんだけど、それに時間取られちゃうのが馬鹿らしいと思いつつも、a,b,c,i,j,x,y,z みたいな変数で適当に使ってたら、意味不明にもなるしめっちゃ困る。i,j あたりは想像ついてるから良いものの…。

[Ruby] 40歳からRubyの原稿を書き始めた [不惑]

現実逃避がはかどる、しょっさんです。


現実逃避

最近、原稿や精神攻撃によって追い込まれすぎていて、お酒もやめてしまったので、一体何に癒やしを求めたらいいのかとずっと考えていました。最近、癒やしの対象を見つけました。12″ Macbook です。フォントかわいい、Retinaすごい。文章を書いて、文字を見ているだけで癒やされる。こんな素敵なことありません、わーすごい(原稿は進んでません)

普段書かない原稿の話

現実逃避しようにも、もうそれから頭が離れないので、いっそのこと、それをネタにしてしまえと原稿の話を書きます。まず、なんで、こんなに原稿の進行状況が悪いのかと。理由は2つあります。

一つ目はスケジュール的猶予の問題です。12月は弊社の大イベントがあって、原稿はお休みをいただいていました。年末に慌ただしくもしたくなかったので。1月も中盤からなら 1ヶ月位の猶予があるので問題がないと考えていたのですが、1月前半は不幸が続き、とてもそれどころの状態ではなく。1月の後半は、年度末の追い込みで著しく時間がなくなり、結果、2月に至る。

二つ目は、岐路に立たされたことからです。

シェルスクリプトマガジンでの連載で書いているプログラムは、初心者向けに一緒に進んでいきましょうと、カンタンな仕様から徐々に徐々にステップアップしてきています。かなり冗長度は高いものの、「記述しないよりは記述して、わかるようにした方がいい」「まずは標準的な機能だけで」と、プログラム自体はホントは表に出すと、ちょっと恥ずかしい感じがあります。Rubyネタで、その時の調子で外部に公開すると、やたらツッコミを受けやすいのはその影響です。しかしながら、冗長的な書き方では、ページ数の制限にあって進みも遅かったり、プログラムを一部しか載せられなかったりもします。

それが、今回からはページ数制限が緩和され、1度に掲載されるページ数が増えることになりました。結果、ソースコードも載せやすくなりました。ここで色々と考え込んでしまいました。クラサバ系のツールを作っているのですが、時代はWebアプリです。世間一般の Ruby情報といえば、Railsがほとんどになってきています。ゆくゆくは Railsのプログラムに移行するなら、いっそここで…から始まり、ちょうどよい機会なので、一気にリファクタリングを進めていって、ソースコードもバーンと載せきり、一つひとつを丁寧に説明して、このまま進めていくべきか…。と。


宝物

そんなこんなで、今日を迎えました。

方向性は確定したものの、レベルを上げていくことで、こちらも正確な理解と検証が必要で、この1週間、夜は遅くまで、朝は早くから Rubyとにらめっこです。この1週間、こんなにRubyに時間をかけたことはもしかしたら初めてかもしれません。おかげさまで、普段、自分が利用していなかった機能を正しく理解できるようになったり、活用の幅が広がって、理解も深まっています。人に教えるということは、一番の学びですから、原稿を書くことで自分の成長もとても感じられます。

現実逃避、とは書いてますけれども、やりたくないという、後ろ向きな理由では決してなく。わたしが正しく理解した上で、わかりやすく読者の方に理解してもらいたい。ただ、こんなに切羽詰まってしまうとは思いもしなかった。時間の猶予がなくなってきたが、さて何から手を付けよう→現実逃避だ。の悪い流れです。

とりあえず、これからオフロに入って、またがんばります。明日の夜に肉をいただきながら、アイドルと戯れるという一大イベントがあるのです。がんばりますヽ(´ー`)ノ

これまで表紙で紹介されたものシリーズ

[Ruby] RailsをHerokuへデプロイする時の7つの注意事項 [Heroku]

原稿の締め切りが近づいていたりとかして、知恵熱気味のしょっさんです。


今日の連絡事項

さっきまで原稿用のプログラムを準備していたら、日が変わりそうになって、危うく先に寝るとこでした。

Ruby on Rails on Heroku での注意事項

デプロイする時の注意事項をまとめました。

RailsをHerokuへデプロイする時の7つの注意事項

今日はそのご報告だけなのです…。昨晩、半分寝ながら書いたので、ちょっとまちがえてました。@ayumin師匠毎度ありがとうございます m(_ _)m

[AppleCare] AppleCare Protection に入るべきか否か [MacBook]

最近、パーカーばっかり着てるしょっさんです。


罵られたい

なお、BABYMETAL か、Salesforce のいずれかしか持っていないので、宣伝活動にも余念がないようにしか見えてません。ただただ便利だなと思ってこれにしているだけなんですけど、まぁいいでしょう。

あと、ほんとにどうでもいいですけど、これくらい高飛車に罵られたいですね(ホントにどうでもいい)

AppleCare に入ろうか

毎度ゝ、いつも悩むことがあるんです。それは、Apple製品の延長保証に入るかどうか、AppleCareを購入するか否かです。

これまでは、二つの既定路線がありました。

  1. iPhone は AppleCare に入らない
  2. Mac は AppleCare に入る

私の判断は次のとおりです

iPhone は AppleCare いらない

  • 切り替えが 1〜2年と短期交換が基本
  • 代替品を準備している

iPhone の保証期間と切り替え時期を考えた時、AppleCare 入るのはもったいないから、それだけです。内部ロジックやバッテリーが 1〜2年以内に問題になるとした場合、自然故障というよりも、個人的な破壊が行われないと発生しにくいと考えています。それでも障害が発生する場合は、たいてい、バグでリコールも出てます。一応、代替品も準備してあったりするので、いざという時は困らない仕組みづくりをしていますし、最新に買い替えてもかまわないです。保証が切れる頃には、新しいものが出ていますからね。

Mac は、これまでは AppleCare を購入していた

  • 切り替えは基本的に長期(5年以上)
  • iMacかMacbookかいずれかは使える

初めて自分のものとして購入した iMacは、ソフマップで購入したもので、ソフマップ独自の延長保証により 5年間の保証がありました。この 5年保証のお陰で、1度延命しています。たしか、4年8ヶ月頃にうんともすんとも言わなくなって、ロジックボード障害で修理交換しています。とは言え、このときは、なくなると困るっていうのと 5年近くが経過していたので、新しいiMacを購入しました。しばらくして、修理されて戻ってきた iMacは、今も嫁が使っています。

次の iMacでは、Appleのサポートへ修理依頼してみたによると、購入後 7ヶ月で液晶に問題が発生して交換修理しています。これも無償対応で助かっていますね。一般的に、ハードウェアというものはバスタブ曲線に似通って故障が発生するケースがほとんどです。PCなどでは、大抵のハードウェア故障は 1年以内に発生し、しばらくは問題なく稼働して 3年以後、ハードディスクのような摩耗が発生しやすい製品から壊れやすくなります。

Macbook はそういえば、落として傷をつけた以外での故障は発生していないですね。我が家では、今使っている 12″ MacBookが 4台目ですが、1台しか入っていなかった気がします。

いらないんじゃ…

  • バスタブ曲線を考慮すると不要
  • iPhoneと大差ない価格帯
  • 交換時期も同等と考えてよいのではないか

iMacは高価だったので、なんとなく入っていましたが、よくよく考えると1年の保証期間後に故障が発生する率というのは、低いことが判明しています。また、HDDはSSDになり、ロジックボードも高集積化が進んだおかげで、摩耗による経年劣化も発生しません。あるとするならば、電解コンデンサが経年での劣化が発生しやすいものでしょうが、安物でない限り 5年間の継続利用は問題ないレベルでしょう。特に Macbook あたりだと、比重のほとんどがバッテリーであって、バッテリー自体に不具合が発生しない限り突如燃えたり、急に電源が落ちるようなことは少ないと考えられます。経年劣化もありますが、バッテリーの劣化はそもそも AppleCareの対象外なので意味は無いです。

また、Macbookは iMac母艦と比較して、バッテリーの経年劣化とともに新機種への移行を余儀なくされる傾向があり、これは大体 3〜5年あたりでしょう。したがって、「あ、こわれた」のタイミングが「新機種」のタイミングになりうる可能性があります。問題は2〜3年あたりでの偶発・突発的な故障ですが、それも確率としては低いわけです。また、AppleCare自体は、最初の1年間は購入可能なものなので、12ヶ月目に購入したって良いわけです。ハードウェアの良・不良については、そこで判断することもできます。その時点で調子が悪ければ、交換対象のマシンに対しての故障対応ということで、AppleCareの購入を検討しても良いかもしれません。


AppleCare の購入規定

ということで、現時点では「不要」と判断しました。2017年11月頃に一応、再検討してみるが吉だとは思いますが、故障が発生しない限りは、そのまま購入せず行くでしょう。

[レンタル] メールサーバーを比較してみたよ 2017 [VPS]

体調悪いわけでもないのに、10時間近く寝てしまって、逆に頭がクラクラしてるしょっさんです


どこ見ているか知っている

6〜7時間位がちょうどよい気はしているんですが、今週は 4〜5時間が続いてしまったからでしょうか、お酒をほぼ飲んでいない(乾杯シャンパンを一杯だけ)とはいえ、飲み会2daysはそこそこの威力があったかもしれません。

メールサーバ機能を利用できるレンタルサーバを比較してみたよ

テスト用のサーバはいいんですが、日常的に運用しているメール、DNSやWebサーバはできる限り安価に外出していって、家の中ではテスト用のサーバとファイルサーバだけを運用したいと考えています。「サーバ一つ借りて postfixとか入れたらええやん」というのは若造です。ミドルウェアの管理はもうね、したくないんです。事業者に丸投げできるやつは、丸投げしたいんです。

ということで、一番面倒で厄介なメールサーバの外出しを、まず考えてみました。候補は次の4つ。

比較機能 ConoHa さくら XSERVER KAGOYAメールプラン(共用)
マルチ独自ドメイン 無制限 20 無制限 1(¥540追加可)
メールアカウント数 無制限 無制限 無制限 無制限
ディスク容量 10GB 10GB 200GB 20GB
ドメイン管理 外部可 外部不可 外部不可 外部可
迷惑メールフィルタ
アンチウィルス
Webメール 50アカウント
メーリングリスト 10 オプション(¥540)
バックアップ オプション(¥324)・自動 標準・自動 標準・自動 標準(最大10GB)・手動
月額(税込) ¥540 ¥86 ¥972(初期¥3,240) ¥540
月額(バックアップ込) ¥864 ¥86 ¥972 ¥540+α
特記事項 REST APIですべて管理可能 ドメイン毎のアカウント運用不可 Webサーバと共用

ConoHa メールサーバー

今、@prfm.jp ドメインを、ConoHaでトライアルしているところですが、そんなに困っていること自体はないです。が、@oshiire.to ドメインではメーリングリストを一部使っていたり、複数のユーザにアカウントを貸し出したりしているため、各個人でメアドのパスワードを管理させたいところです。UIの使い勝手が良くて、APIが準備されているところがポイントでしょうか。

さくらのメールボックス

さくらは、残念ながら複数ドメインでのメールアカウントに個人的に難ありと見てます。必要な機能は抑えてあって、悪くはないんですけどね。ドメイン管理も制限があるように見えて、使い勝手において制限が出てきそうで躊躇しています。

XSERVER (X10プラン)

XSERVERは、この中で一番高いだけあって、必要な機能はすべて網羅されてます。原則外部不可ですけど、外部からでもCNAME駆使すれば多分行けそうな気はします。とは言え、A,CNAME,MX,TXT は設定できるので、それで十分ですけどね。Route53の費用削減にはなるので、ドメイン管理は中に持っていけるものは持っていこうと考えて、ConoHaでも @prfm.jp の管理はしていたりします。

KAGOYA メールプラン

KAGOYAも機能は十分ついているのですが、なにせ、追加するたびにオプション費用の要求額が高く。それらをすべて組み込んだ専有サービスだと、月額が万に近くなるので、個人では一般的ではないです。最低でも2ドメインを管理することを考えると、ちょっとあれかもしれません。

まとめ

多少自分なりにAPI叩いて管理したければ、ConoHa、ちょっと高くても丸投げしたければ XSERVER という結論に至っています。

今はConoHaで仮運用していますが、今度はXSERVERで試してみて、最終的な結論出したいなーと考えています。

[アウトプット] お金をもらって文字を起こすということ [インプット]

これまでは、名刺を新たに注文するときは、毎年変わる部門名にあわせて新たに注文、しょっさんでした。


ネタを考える

最近は、年に2度は注文しないと、名刺の在庫がなくなるという恐ろしい生活になりました。名刺って思ったより、早くなくなるんだなぁ(うちのは分厚すぎるだけな気もするけど)

さて、タイムリミットがあって、これから 10分で何かを書かないとならないという恐ろしい状態ですが、何も思い浮かばなくてアレ。

アウトプットに必要なインプット

今日は会社で、「Facilitation Basic」の半日研修受けてました。その時の講師が「ファシリテーションと名のつく書籍は全部読みました」と聞いて「確かにそうだ」と感じたのが、今日一番の学びだったことはアンケートに書いていません。

「アウトプット重要」とは言われますが、インプットがそれ相応にあった上でなければ意味が無いんですよね。そして、それは本を読んだだけではやっぱり駄目で、それ相応の経験があることによって、裏付けがなされアウトプットに厚みが、説得が増すんですね。知識を醸成していくのは、学びと経験があってようやく生まれると考えています。そして、人に教えることができる高みに到着するんだと。

これってアタリマエのことだけれども、「アウトプット上等」の世の中では、何かが不足していることが散見されているように見えます。すげー盛り上がっている記事があって見に行ったけれども、いわゆる「車輪の再発明」だったり、ただの「キュレーション」だったり。どちらかがかけていて、特に実績も経験もない、または独自に進めていって結局何かと同じものを生み出してしまったケース。もったいないです。

何がもったいないかって、作った人の時間ももったいなければ、それを読んでしまった人ももったいない。

自分の経験をまとめたり、意見を求める上でアウトプットは上等でしょう、否定もしませんし blogに書いてある程度なら「がんばってんな」って思います。そこから知見が得られる場合もありますしね。

一番許せないのは、お金もらってるはずだろうに、そういう手抜き記事書いちゃう人がいるんですよ。お金もらって、デタラメだったり、適当な記事書いてしまう、そんなことにならないよう、自分は気をつけてがんばっていこう、そんなふうに今日は感じました。

ということで、次回の原稿はまだ手がついていません。