[お酒] 習慣をやめたときの話 [たばこ]

今日は若い女子に、「髪切りました? イケてる」って言われて調子に乗ってるしょっさんです。


特に内容と関係ない

短いほうが評判いいのは知ってるんですけど、楽しくないんです。今回も切るつもり無かったんですけど、美容院のお姉様に「あなたの髪型は堅気じゃない。サラリーマンぽくない」とか 15年通ってて今まで何だったんだと思うことを言われて、半ば強制的に切られた悲しい過去があります。

習慣を断ち切るとき

最近の Twitter でこんなこと書いてたんですけれども。

生きてて、こんなにお酒を飲まずに暮らしたことがないという、それはそれでどうなのかという状況なんですが、過去にも似たようなことがあって。それはタバコです。

たばこをやめた時の話


タバコの看板

もともとタバコってそんなに好きじゃなかったんです。味も嫌いだし、煙も。

タバコが、ちょっとかっこいいんじゃねって世代だったので、なんとなく吸い始めてしまったことが運の尽き、アレルギー性鼻炎をこじらせて、もともと弱い喉をさらに弱くしただけの扁桃肥大な私です。まぁでも、やめるに至るまでは相当長かったと思います。

タバコをやめたきっかけというのは、なんというか「なんとなく」なんですね。たまたま、吸えない機会がしばらく続いていて、忙しかったので吸わないで過ごしていたんですけれども、このときにふと思ったことが「あれ、吸わなくてもいいんじゃね」なんです。「あ、吸わなくても平気なら、このままタバコやめちゃってみようかな」と、何度めかの禁煙宣言(心の中で)です。

私が会社に入った頃は、会社の全フロアに喫煙所が二箇所あって、しかも分煙せず。場所によっては、自席でも吸えるような場所で、周りの大半のメンバーが喫煙者でした。なので、喫煙していることが当然ですし、下手すればお客様との重要な会議は喫煙所、という時代でしたし。それがタバコを辞める頃では、四捨五入して 30階建てのビルの喫煙所が二箇所になっていて、ビル内禁煙という、20世紀では考えもつかない世界でした。そういえば、20世紀末では、初めて行ったアメリカ・ニューヨークもそんな感じでしたね。

その頃はお客様先にいたようなもんですが、それでもわざわざ喫煙所へ行こうとしない限りは、タバコに近づくこともなく、飲み会へ行っても、喫煙者が半数を割っている。「あ、吸わなくてもいいんだ」っていう思いと、環境がマッチしたことで、すんなりとタバコを辞めてしまいました。「ほら吸えよ」っていう20世紀にはよく見た悪友もいませんしね。

よく喫煙者が禁煙をすると「夢に見る」って言うんですが、夢に見たことないんですよね。もともと嫌いだったんだから、まぁそんな感じでしょう。嫌いなもんをやめたらスッキリしますよね。

お酒をやめた時の話


失恋して酒に逃げたことはないけど、ガキ使に逃げたことならある

翻って、お酒は立場がちがいます。大好きです。でも、お酒が元で失敗した経験も豊富です。成功したこともありますが、そんなのは気の持ちようだったと思うので、よく考えれば失敗しかないです。とは言え、お酒は大好きです。

とは言え色々ありまして、お酒はあまり飲んでも良い状態ではなく、多分、飲んでいてもそんなに良いことはないんじゃないかという流れにもなりまして。しばらく、ちょー節制して抑制したら、持病も改善するのではなかろうかと、ちょっと考えました。まぁ、それにそれなりの年齢で、健康にも気を配っていないと、突然重い病気を患うような年齢です。厄年も過ぎたばっかりですし。とはいっても、お酒は大好きです。

そんな頃合いに年末年始がやってきました。大抵、年始に始めたものは、3ヶ月は少なくとも続くので、四半期くらいやめてみたら、身体への影響度もわかって、付き合い方もわかるんじゃないかとふと思うわけです。「一年の計は元旦にあり」さぁ、年始からやめてみよう。ということで、元日から挨拶回りで振る舞われるお酒をどう回避しようかと巡ってみたら、「お酒やめるんです」って言ったら、「お、そうなんだ」ですんじゃう始末。あれ、お酒の回避ってもしかして楽?

一緒にお酒をともにするような人たちは、私が年寄りだと相手も、まぁまぁ年寄りなわけです。とすると、大体の人が健康に不安を抱えていたり、将来を心配したり、周りでいろいろな人を見てきたりしているので、強制しないようになってくるんですね、最近のおっさんどもは。まぁ、今でも「俺の酒が飲めねぇのか」みたいな御仁はいらっしゃるかとは思いますが、ここで合わなければ、他でめぐりあいそうにないので安心です。

ということで、すんなりと「お酒をやめてみよう」という気持ちがそのまま継続するに至ったわけです。でも、お酒は大好きなんですよ、大好きだったはずです。今でも、大晦日の残りのビールが残っていて、いざというときには、これに手を付けようとは考えているんです。が、どうも、酒を飲めばいいような場面に出くわしても「今年はまだ飲んでないし」って思うと、飲酒しようって気にはならないんですね、不思議。元日から始めてみたのは、正解だったか。

まぁでも「おっしゃ、もう俺は酒飲まねぇぜ、やめてやるぜ!!」みたいな気合は一切なく、タバコのときと同じように「ああ、やめてみるか」という気楽なスタートです。まぁ健康問題は抱えているにせよ、飲み過ぎなきゃひどくなることはなさそうですし。とは言え、やめてみたら健康には良いはずだという期待値もあります。なので、ゆるくていいや、飲み過ぎなきゃという感じでのスタートです。

習慣を断ち切ることってのは

私の場合だからなのか、夜の摂理なのか、物事を始めるも、やめるも「ゆるさ」が重要なのかなって感じを常に持っています。「正月だし、これ始めてみようかな」「しばらくやめてたけど、正月だし、ちょっと」なんて感じで年始に何かを始めることが毎年の常ですが、10始めることがあったとすれば、3は習慣になっている感じです。ゆるーいスタートなので、多く始めることは多いんですが、まぁ、実際にやってみて効果があったりなかったり、楽しかったりつまんなかったり、実際にやってみないとわからないことがほとんどです。なのでまぁ、なんとなく始めてみて、相性が悪かったら途中で投げ出しても、他に相性の良いものが見つかればいいかなという感じです。

そして、この習慣は悪癖だなぁ、なんてものも「正月だし、やめてみようかな」「まぁ、そろそろやめてしまってもいいか」くらいのところからスタートして、実は悪癖でもなんでもなく、自分にとっては重要な習慣であれば、また復活するでしょうし、なくても良いものならそのまま習慣ではなくなるでしょう。

気合い入れて始めたり、やめたりするのも一つの方法ですが、始めるもやめるも、実際にちょっとやってみて、継続したほうが良いかどうかを判断するくらいで、ちょうどいいんじゃないですか。どーしてもジンクスでやめられないこともあるでしょうし。

「断ち切る」とか書いてますが、まぁ不要なら勝手にやめちゃうだろうくらいのゆるいやめ方もあると思います。禁煙できたって、今では偉そうですが、禁煙したことは何度かあるわけで、数ヶ月とかのオーダーでやめてたこともありますが、ついつい復活しちゃって、まぁ恥ずかしい。

終わりに

なんとなく、3行くらいでやめようと思ったら長文になってしまうのは、個人的に悪癖だと思うので、今後気をつけていきたい所存です。

[コミュニケーション] 催眠誘導 [人との付き合い方]

我が家に折りたたみのベッドが届いて、30年以上ぶりにベッド生活に戻ることになりました、しょっさんです。


こんな可愛いベッドじゃないけど

持病の関係や、寝床がフローリングだったり、折りたたみの部分に私の住まいの状況が垣間見えますね。ツライ。

コミュニケーションのための催眠誘導

遠出する機会がたまたまあって、本を二冊ほど読み終えました。

こちらの本は、コミュニケーションを取ることに地震がなかったり、うまくいかないエンジニア諸氏におすすめの書籍です。わかりやすいように、ご丁寧にデートとかホテルの誘い方に特化しているのはご愛嬌。

コールドリーディングのやり方を、日常的なと言うか、異性関係に特化して書かれている内容で興味を引きやすくしたものです。本質としての催眠誘導法と、初期に書かれていなかった本文が付け足されています。なんやかんや書かれていますが、結局のところ、「相手に興味を持つ」「観察する」というコミュニケーションの基本を抑えなさいってことです。ここで書かれているテクニックは本質ではないので、テクニックだけ使っても何の役にも立たない事は、本文でも記載されているとおりです。騙されないよう防御策として知っておくことが有用です。 読書メーター

コミュニケーション術を分解すると、次の5つになったりします。

  • Active Listening (積極的傾聴)
  • Logical Thinking (論理的思考)
  • Assertive(ness) Communication (主張型コミュニケーション)
  • Negotiation (交渉術)
  • Facilitation (円滑化)

拙作 Communication for Engineers から

たとえば、上記のように分類したうえで、コミュニケーション術を語る書籍は、それも数多くあります。ですが、こちらの本ではそういったものは取っ払って「催眠誘導」という魅惑的な言葉で全てを語っています。コミュニケーション術と言うのは、ただのテクニックであって、かつ、小手先の技だけでは何もうまくいかないものなのが、「術」としての難しさを持っています。これを克服して、術だけでなんとかデキるある程度の人を「サイコパス」と呼びますが、これはまた別の話。

ともかく、「うまく他人とコミュニケーションできない…」なんて悩んでいる人には、多少は自身がついたり、モチベートする本だと考えられます。タイトルは魅惑的ですし、中身も異性関係だけですが、その術は至極まっとうな話です。お仕事でも、家庭でも友達にでも使えます。

想いを言葉にしよう

結局、コミュニケーションできない人は「想いは伝わる」と常々勝手に思っているフシがあるところです。ある程度の歳になると、もしかするとって思うことはありますが、基本的に言葉にしないと何も伝わりません。そもそも、その言葉が正確に気持ちを表しているかどうかもわからないので、言葉をとにかく重ねていくしかないわけです。別に夫婦や恋人同士だけが、お互いの気持を確認しあうためだけではなく、世の中、言葉をかわさなければやれないことは多くたくさんあるわけです。その想いを言葉にして、相手に伝えていきましょう。思いはある程度は伝わります。でも、言葉にしなければ、一切伝わることはありません。言葉にして、さぁ、伝えていきましょう。

[心理学?] カラーバス効果 [引き寄せの法則]

blogを事前に書き溜めておいて、連休は年明けの仕事をしようと息巻いてるんですが、「なんかおかしいぞ」ってことになって、毎日結局プラモデル作ってます、しょっさんです、ごきげんよう。


「赤」いゆかちゃん

プラモデル作ってて思ったんですが、きっとこのままハマると思います。仏教で、延々と仏像作っている人の気持ちが少し垣間見えた気がします。わたしも、ゆくゆくは仏像作ります。

たまに話題になる「引き寄せの法則」を読んでみた

2chで定期的に、これを読んでみて成功したって人が現れる有名なあれです。今回読んでみたのは、我がコールドリーディングの師1でもある「石井裕之」氏の監修した書籍です。

内容的には「笑う門には福来る」をモダンに分析してみて、実践するためのワークシートも準備してくれている非常に有益な書籍です。結局のところ、「カラーバス効果」をより具現化するための意識を強くして、願望が実現されたことを、より前向きに受け入れることができる内容です。具体的な実現方法として、否定的な言葉を肯定的にしてみたり、現実的に実現できるようなこと、例えばお金がほしいと思ったらお金を稼ぐ方法ではなく、ご飯を御馳走になるには、とかお金が増えなくてもお金が減らないようにするにはどうすればよいかという考え方を指南してくれています。面白い。

モダンな分析って一言で適当にまとめましたが、よりスピリチュアル、心理学的な側面の強い法則であるにも関わらず、冒頭で量子力学を持ってくるところとかは、ひじょーに面白い2

ところで、読書メーターの感想文 にも書いたんですが、

2chでたまに話題になるあれを読んでみました。一言でまとめると「笑う門には福来る」で、オプティマルシンキングを実践すると、こうなる、だと私は認識しました。カラーバス効果(英語の文献全然見つからないんだけど、これ日本特有?)を、より自分の願望や実現に向けて表現するにはどうするか、そして、それらを何を書き記しておくべきか、とスピリチュアルな流れの中にも、実践させたい、実現するにはどういった意識を持つべきかという本質が述べられていて、心を前向きにするには良さそうですし、意識の結果をログしていくのは有用です。

「カラーバス効果」って不思議なんです。

カラーバス効果とは

この効果自体は名前を聞いたことがなくても、次のような心理学的な話はどこかで聞いたことがあるでしょう。

なんとなく町中や写真を見ているだけでは特に意識していないようなことでも、一旦、「赤」と意識したら、赤いものがたくさん見えてくる不思議な現象のこと

この現象の名前ってなんだっけなーと探していたら、行き着いたのがこの「カラーバス効果」という名前なんです。まぁ、名前はなんでもいいんです。心理学用語で「カラーバス効果」というそうです。でもね、Wikipedia にも出てこなければ、英語で「Color Bath Effect」ってやっても出てこないんです。「Psychology “color bath effect”」なんてやった日には、日本語しか出てきません。

これって、本当に存在している効果なんでしょうか。個人的に、この効果は理解も納得もできますし、心理学的な要素の強さもわかります。んでも、なんか日本でしか存在していないような効果名ですし、バズワードにもなっていない、どっかのSEOだか広告だかマスコミが作り出した、適当な言葉のようにも思えてきます。論文としても海外には存在していないようですし、日本の Ciniiだと見つかるレベルで、なにげに怪しい。

日本発祥の理論で、まだ日本でしか使われていないっていうのなら別なんですけど、誰か詳しいこと知りませんかね。

ふしぎ

世の中不思議なことがたくさんあります。

ですが、引き寄せの法則は普段自信なく生きている人が、すこし前向きに自信を持って生きるには良い法則だと思うので、盲信しないでも、マークシート埋めて見る程度はやってみても良いかもしれません。私は日記だけつけてみようかと考えています。

かしこ。


  1. 私が勝手にそう呼んでいるだけです。 

  2. 英語で言う interest、興味深いっていうだけで、褒めてはいません。 

[冬休み] 年始休暇は充実したか [終焉]

世間的には三連休真っ只中ですね。ワタシ的には冬休みの終焉です。


年始休暇も終わり。寒いだけ。

三連休初日に、三連休の真ん中の日のblog書いてるの何なんでしょう。

2017年年始休暇も目標は達成できたか

せっかくの長期連休だったので、アレもこれもやってみよう!! なんてことを考えていましたが、10%とできなかったようです。
実行できなかった、物理的な原因は3つ

  1. Mac+Windows+samba on zfsacl/NFSv4acl on FreeNAS with Active Directory
  2. ガンプラ
  3. 風邪引いた

samba問題がこんなに長引くとは思いもしませんでした。長期戦だと考えて、少しずつやります。検証環境も作りましたし…ましたし…。
ガンプラは勢いで年末に発注してしまったら、とんでもないパーツ量がやってきたので、真面目に取り組んでやろうと、やっすいのから始めようとしたら、30年前とは勢いがちがいすぎて、ちょっと本気でやり始めたら 1パーツ作るのに 1〜2時間平気でかかってしまうことで、やたらめったら時間が取られています。これからは、1パーツ/日を守って趣味と部活動を勧めていきます。
ずっと、知らんぷりしていましたが、どうも新年早々ランニングをした日から風邪を引いている模様。ランニングしたことが原因なのか、ランニングしたことで気がついたのかは謎ですが、お陰様で日中帯の活動が相当抑制されています。ほんとつらい。

とはいっても、一番でかいのは精神的にとんでもないダメージ食らったことですかね。やりきれません。

何ができたか

結局、Perfume のパズル作れたくらいしか、まともな成果がないようです。
日記を書き続けているとか、blogの連投記録は続いているとか、そんなものはありますが。

どうでもいいですが、Google日本語入力って使えば使うほど、変換効率悪くなって言う気がするのは、普段の言葉づかいが悪いからでしょうか。仕事では問題ないし…なぜだ…。

三連休で追い込むか

ゆるゆるとやります。目標はありますので、準備をして来週からのお仕事の準備とします。3日目(明日)の午後はホントに想定外の予定が入ってしまったので、それを考慮すると、ほとんど時間ないですしね。というか、冬休み最後のイベントを忘れたいがために、写経的な作業が多くなってしまったというか。

精神的に参らないように、ゆるく活動を続けていきます。後は、時間だけがなんとかしてくれることでしょう。

「【2016年総まとめ】優秀なエンジニアが選ぶ、影響を受けた本ベスト56冊」 を読んでみて

本を読む時間や、普段できなかったことをしようと年始の休みを長くしたのに 1 そうでもない日々が続いてます。


読書するゆかちゃん

気がついたら、もうフツーの三連休やんけ。

【2016年総まとめ】優秀なエンジニアが選ぶ、影響を受けた本ベスト56冊

【2016年総まとめ】優秀なエンジニアが選ぶ、影響を受けた本ベスト56冊なる記事が出ていたので、のっかってみます。

読んだり、もっている本について幾つかコメントを。

リーダブルコード

1位は、というか、ここ数年ずっと誰しもがリーダブルコード推しですね。私も推しますけれども、一番の問題は「この言語では一般的にはこう書くんですよ」といって、書き方を柔らかに矯正してくる達人たちが、素人の参入障壁になっているうえ、リーダブルコード的な書き方を許してくれなかったりする時がありますが、突っぱねましょう。

インフラ屋もコードが必要であること、そろそろアプリ屋に戻ろうかと考えたときに、これを読んでおかねばならないと購入。命名規則やコメントといったコードを彩るものから、実際に記述するコードをどのようにするか、最後にテストと網羅性をもって、とてもシンプルに書いてある。この本の優れたところは、業界的に「リーダブルコード読んどけ」という定位置についたこと。デファクトになったお陰で、コードを書くときの指針として、このリーダブルコードをベースすれば、認識の齟齬がなくなること。標準参考書として確立された良書。 読書メーターでのレビュー

ハッカーと画家

前から興味があって読んでいなかったやつです。強迫観念に駆られたので、帰りに買って帰ります。

メタプログラミングRuby

読んでます(途中かよ)。一応 Rubyist なのでということで読んでますが、突っ込んでいるので深く理解するには良いことと、言語の成り立ちを学ぶにいいような気がします。

人を動かす

いいですよね。名著です。卒業のときに、ゼミの先生が卒業祝いにとくださいました。入社して間もないころはそうでもなかったのですが、最近になって読み返すと、チームリードにとても役に立つことが書かれています。チームリーダー(マネージャーじゃなくて)・アーキテクトという立場の人によく理解いただきたい一冊です。

闘うプログラマー

有名なアレです。最近読み返してますが、カトラーのクズというか振り切った天才肌というか、「大昔のブラックさはひどい」を理解するのに良い書物です。昔は、こういった尖った人に信者たるエンジニアがついて、何かを生み出していた気はします。時代は変わりましたね。(良し悪しについて述べてません)

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

人工知能を論ずるには、まずこれを読んで下さい。まずこれを読んで、日本における人工知能界がどうであるかを理解した上で、次に進みましょう。松尾さん、最近はメディアでも散見されるようになってきているので、見たことある人も少なからずいるでしょう。正しく理解するには、まずこちらをどうぞ。

にしても、自分の評がひどい

「この本は正確です」ですぐに購入して読み始めたのに、夏休みにサーバ作るのに引きこもってたら2週間くらい経ってました。内容は過去・現在の人工知能研究がどうであったか、将来はどうなっていくだろうかと人工知能研究の概要を知るのに適した内容です。自分も第二次AIブーム時代に学校でPrologやらされていたことを思い出します。「データ量」がものをいう時代になってきましたね。さて、某人工知能学会誌の表紙を炎上させた張本人だったと言うことに巻末で知ることができて、それが一番の驚きでした。嗚呼、この人だったのかと。 読書メーターのレビュー

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

オブジェクト指向を正しく学び直そうと手に取った本ですね。個人的な原則は全てこれに則っています。

オブジェクト指向の個人的バイブル。基本的な定義や原則は、この本をベースにして生きています。正確で、具体的に記載されているのに、理解にとても役に立ちます。 読書メーター

マイクロサービスアーキテクチャ

監修された人が某社の人なのに、その会社の人がまったく異なる見解(勝手なマイクロサービス像)をお金もらって公開していて、色々考えさせられた一冊です。もともとのMicroservices by Martinとは言葉も、定義も変わっていますが、根本的なことに変わりはなく、変わりゆく時代に反映されて完成された一つの作品ですね。今は、こちらの定義を利用することが良いと思います。

伽藍とバザール

古い人はしっているあれです。MS大バッシング大会の頃で、Microsoft をバッシングさえしていれば、エンジニアとしての評価が上がるという奇妙奇天烈な時代でした。まぁでも、ハードもソフトも、この頃の Microsoftに太刀打ちできる組織はあったんでしょうかね。まぁ、この本自体は fetchmail すごい本なので、比較対象があれだと、今では思います。

そんなMicrosoftもLinuxに媚びを売る時代になりました。わからないもんですね。

安くなってKindleで売られていたので、今更ながら購入してみた。 なるほど当時だったら面白い本だと思うし、某MS嫌いなあの人が、なにかとこの本を例に出してLinuxを称賛していたのもよく分かる。とは言え、今となってみれば、fetchmail作ったオレすごい、てことがずっと書いてあるだけなので、歴史を思い出して懐古したい人以外の若い人には、昔はこんな事もあったんだね。ところでfetchmailってなんですかって顔して、おっさんに話しかけたらいいと思います。 読書メーター

まとめ

こうやって見ていると、随分と下層にある本ばっかり読んでいて上位の本は知らないものが多いんだなーと感じました。

時間があるわけじゃないですが、本を読んでいる・いないの差は、この年になって歴然としてくることを理解しているので、もっと読書をするための生活スタイルへ変えていかねばと。


  1. 他にも理由は諸説あります 

[年末] Mac Sierra がブートしなくなった原因と対処方法 [automounter]

2017年初のスタバに来ています。さすが平日。朝は人がいません。


IMARIC20160805210023 TP V

年末大掃除でくじいた関係の部分がまだ痛くて、来週復帰できる気がしません。

automountしているディレクトリが、気がつくと接続できなくなる問題 (Sierra)

Mac の automounter 機能を利用して、samba サーバの共有ディレクトリをマウントするように設定してたんです。

Sierra から、認証関係の仕様変更により、mount しているサーバへの認証がうまくいかなくなって、しばらくアクセスしないと(default で1時間)、automounter が再接続自体行かずに「Permission Denied」が出ます。仕様だから仕方ないです。

これの正しくない解決策の一つは、サーバに再接続する前に「接続」をクリックするように要求される場合により、回避されるケースがあります。我が家では基本的にうまくいっていると見せかけて、たまに切断されていて「Permission Denied」されています。海外サイト中心に、同様の現象をいくらか見つけていますが、「figure out?」「nope」のやり取りが延々と続いてます。

automount で Mac がブートしなくなった

そんなこんなで、それらを調べたり、探しているときに、automount の設定方法について、次のやり方を見つけました。

至ってふつーの「/etc/auto_master」な書き方なのですが、一つだけ私と違っている点があります。

/-     auto_smb

これです。やっぱり至ってふつーに見えますが、設定が「/-」となっていて、ルートディレクトリ以下のマウント先については、「/etc/auto_smb」を参照せよとなっています。

私の場合、ここで

/etc/auto_smb
/Users/sho/mnt/share    -fstype=smb,nosuid,noowners,soft    ://user:pass@server/share

のように設定しているわけです。これで sudo automount -vc すると、定義が反映されるわけです。

この定義は良いように見えました。また、この設定の場合、どのローカルファイルへアクセスしていても、定義の参照範囲内になるため、切断されずに 1時間の呪縛にとらわれることなく、接続が維持できていたようです。これは良い定義だなーと、再起動したら

ブートしない

という事件が年末に発生したわけです。ブートのプログレスバーのど真ん中あたりだったので、カーネル起動後のもろもろのサービスが起動しているタイミングです。ここで、久しぶりのトラブルで焦ってしまったのと、「automounterがブートと関係しているとは思えない」という勘違いで1週間以上を潰したうえ、Macがクリーンインストールされた状態になってしまいました。なお、ベランダの掃除をしているときに「あれ、/etc/auto_masterの所為じゃね」って気がついたので、身体を動かすことは良いです。おすすめしたい。

なぜだろう

なお、この現象は、SierraEl Capitan で発生を確認しています。しかし、さきほどご覧いただいたサイトでは、El Capitan での設定方法として公開されているものですし、再起動してダメだったらなんらかのフォローがあっても良さそうですが

ないです

自分だけの問題かどうかはわかりませんし、/etc/auto_smb の書き方に問題があったり、ディレクトリに指定位置に問題があったのかもしれません。が、そこまでは、個人なのでいちいち確認はできてないです。設定見すると、”⌘R“で起動して、Terminal 動かして設定直して…とかをなんども再起動しながらやらないといけないので、ちょっとしんどいです。

でも、この設定自体は、個人的にはとても助かるので、どうにかしたいところでもあったりします。

オチなくここで終わりますが、次の2点は覚えておいてください。

  1. /etc/auto_master を軽視すると、ブートしなくなる。
  2. ⌘+R のリカバリモードでブートした後、メニューバーの「Tools」から「Terminal」で修正

2.番目は困ったときに使えそうですので、覚えておいて損はないですね。どうぞ、ご利用ください。

[Apple] MacBook 12" を使ってみて感じたこと [2016]

病気でもないのに、4日間も飲酒していないことは、結構な記録と思われます。記録上では2015年9月21日から8日間、病気でもないのに断酒しているのが、過去最高のようです。


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なお、病気のときであれば、その1年前に急性胃腸炎で1ヶ月間、まともに飲食できなかった頃でしょうか。記録はないのですが、2周間から3週間位飲んでないと思われます。

12″ MacBook ってどうなのよ

昨年末 12月18日に MacBook を購入してから、ほとんど毎日何処かに連れ歩いてblog書いたり、ソースコード書いたりしてる日々です。MacBook かわいい。


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喜び勇んで写真にとって、Instagramへ投稿する程度にはダメなおっさんです。元気です。

購入したものは、新しいMacBook 12″ スペースグレイ です。シルバーだと会社のと被りますし、ローズゴールドはローズしすぎてるわ iPhoneはローズだし、ゴールドは悪くないけど iPad Air2あるし、ということでこの家にはなかった新色、スペースグレイにしました。

ということで、半年くらい使ってみた印象を before/after で表現してみます。

前提条件

MacBook 買おうという人は、似たような境遇であることが多いとは思いますが、一応、次のような環境で暮らしています。

  • 母艦 iMac Mid2011を保有。自宅では、このマシンを利用することがほとんど。
  • 仕事用 MacBook Air 13″。お仕事用なので最高装備です。i7+8GB。
  • 個人ノマド用 MacBook Air 11″。1年前までは、一流外資系企業でBYODとしても使っていました。MacBook購入後は、スクラッチインストールして、次女の元へ。要するに、このマシンの光景として、このMacBook12″を選択しました。
  • MacBook Pro と Mac Pro は知り合いのをちょっと見たことがある程度。
  • iPhone 6s/iPhone 6s plus/iPad Air2/iPad mini4 と個人・仕事用ともに Apple漬けです。Retina はスマホとタブレットのみです。
  • もうWindowsマシンは持っていません。Active Directory の検証以外で Windowsを利用することはないです。

では、ITコンサルタントにあるまじき、4つにポイントをまとめてご紹介します。

  1. Retina ディスプレイ
  2. インタフェイス
  3. モバイル性
  4. 能力

1. Retina ディスプレイ

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PCにRetina不要 PCにこそRetina採用

「Retinaなんて小型デバイスで文字を読みやすくするためのものなんですよ」

と、吹聴していた自分を殴りたいです。過去に戻って、とっととRetinaにしろ、5K iMacに買い換えろと言いたい。いや、iMac はちょっと暫く待つにしても、読みやすい・くっきり・はっきりと、文字を読む機械の多い我々エンジニアにとっては、必須事項と感じました。ずっと、Airで十分だと感じていた自分に、この画面は驚き以外のなにものでもありませんでした。

Retinaは画像ではなく、文字を読むためにある

そう、私は言いたい。画像に関しては高解像度の画像開いても、あんまり気にならないです。文字です。Mac + Retina 最高すぎます。この辺は Windowsではダメなやつです。Windows+4Kモニタでがっかりしすぎたことは、記憶に新しいです。

2. インタフェイス

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薄っぺらすぎて気持ち悪い この薄さでもそこそこの打鍵感すごい

この場合で言う、インタフェイスとは、キーボードタッチパネルですね。

購入前に一番の不安要素だった部分です。これまで、「Airのキーボードが、そのまま Bluetoothキーボードにならねぇかな..」と考える程度には、Airのキーボードがお気に入りだったので、キーのサイズがそこそこでも、打鍵感というか押し込みが少ない点については、とても不安でした。いわゆる薄いキーボード全般が嫌いで、できるだけしっかりとキーボードを押したい派閥です。数名、MacBook 保持者がいたので、話を聞いてみましたが「慣れる」の一言でおしまいです。キーボード愛はないのか、お前たちと感じました。

能書きは置いといて、実際に使ってみてどうかというと。及第点です。押し込む感じは少ないのですが、音でごまかしてくれています。打鍵感を押し込む感じではなく、おした時のキータッチ音でごまかされていますが、これはこれで一つありです。打鍵感はそんな幹事で、そこまでひどくはないものの、キーの配置やサイズには違和感があります。普段がAirとiMacにくっついてるBluetoothキーボードですが、カーソルキーと delete キーの位置は悩まされます。カーソルキーは左右キーがでかくなっていたり、やたらホームポジションに近い感じがある所為かと思いますが、 delete キーが押しにくいのなんでだろうみたいなことになっています。あと、うちまちがいは多いですね。多分、打鍵するときのカッコの自由度が高すぎる所為だとは思いますが、ふつーに椅子に座って、机においてという使い方ではないことも多いので。

次に タッチパネル です。物理的には押されないけれども、電気的にフィードバックを返してきやがるあれです。電源を落とすとわかりますが、たしかに物理的には、押し込めません。それでいてタッチすると、ちゃんと凹んだフィードバックがあります。奇妙奇天烈です。しかも、二段階に押し込めたりして、タッチフォードバックの技術の進化に、ただただ関心します。ただ、それだけです。薄くなってよかったねと、これまでの操作感を維持できてるので、大変ありがたいといったところでしょうか。なんとなく、ドラッグが難しくなった気がします。

3. モバイル性

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軽くてバッテリー持ちはいいんだろうなぁ 軽くてバッテリーそこそこ持ってくれて安心やん

Airのバッテリーが2時間持たなくなったことで、ノマド利用に不向きになったことで購入に至ったことから、モバイル性は非常に重要なファクターです。

まぁ、ここは想定通りですね。軽いです。1kgないのは正義ですね。他の 1kg未満のマシンと比較したときに、ここまで同じことができるかと考えたら、不可能でしょう。

バッテリー。公称10時間です。最大でも外で 4時間強くらいしか使ったことがなく、バッテリー残 56%が最低値ですが、10時間は持たないものまでも、8時間持てば十二分にすごいでしょ。という結論です。公称値ほどあてにならないものはないので、そもそも気にもとめていませんでしたが、ここまでバッテリーが持てば十分です。数日は充電も必要ないですし、帰ってきたら充電して、また次の日から持って出歩くという使い方ですね。ほぼ、給電しながら使うといった発想はなく、今もそうですが、家の中でもバッテリー駆動状態で、どっか電源がなくても使いやすい場所で使うことがほとんどです。

なお、今は、ニーチェア 上で執筆してます。身体は楽ですが、首がしんどいです。ニーチェア+MacBook での良い姿勢を募集します。

4. 能力

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まぁもの書く程度ではCPUとか不要やろ もう少し欲しい…

CPU能力は低いのは想定内でしたが、ちょっと頼りないですね。執筆しているだけ、ソースコード書いてるだけ、ちょっとブラウザ見てるだけ、と、何か一つのことをしている最中はどうということはないです。ただ、ぱくたそで画像を検索して、画像を落としてきて、MarsEdit にはりつけて、とか複数窓での操作になると、突然もたつくので、ちょっとフラストします。まぁ、このへんは想定してきた部分もありますので、まぁこんなもんだろうと、割り切ってますが。

CPU能力は低いぜよといいつつも、メモリは8GBのせてくれていますし、SSDなので「おっそwwww」みたいなことになることは、日常利用では少ないでしょう。ただ、コンパイルとか、画像処理とかはきついでしょうね。私みたいにノマドで原稿書いたり、ソースコード書いてるだけなら、ほんとに十分なスペックです。ブラウジングツライのは、Chrome の所為と思うことにしてます(メモリ食い過ぎ)

まとめ

  • iMacやMac Proなどの母艦がある
  • カフェじゃないと、仕事がはかどらなくなってきた
  • Airだと画面周り寂しい

こんなふうに感じている人には、すぐにおすすめしたいです。12″画面サイズですが、Retinaなので、文字サイズを変更して情報量を増やせますし、文字を小さくしたところですげーちゃんと読めます。むしろ、Airより読めます。それでいて、11″ よりもちょっとサイズが小さくなってますし、薄い。手軽にそこらじゅう持っていけますし、バッテリーの心配もない。

USB-Cは…とは言っても、使い方はiPhoneやiPadと同じです。数日に一度、寝る前に充電しておけば良い話です。その他のインターフェイス接続については、いつも、あれやこれやと接続したいという人には不向きでしょうが、ノマドしていた人たちが気にすることでもないでしょう。

[姿勢] ねこ背は治る! ──知るだけで体が改善する「4つの意識」 [腰痛・肩こり]

命は尊く儚い、そんな朝を迎えた今日です。


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そんな時でもゆかちゃんにして、ぶれずにすごすようにしています。

猫背を治す

猫背というか、腰痛がひどかったり、姿勢が悪いことにより肩こりに悩まされています。

そんなときに出会ったのが、この本です。ざっくりとした感想文は読書メーターをご覧いただくとして、意識すべき4つのことについてまとめて残しておきます。

  1. 呼吸
  2. 大腿骨
  3. 肩甲骨
  4. 大腰筋

このうち猫背に関する部分は「2.大腿骨」ですが、ひととおり残しておきます。

1. 呼吸

「酸素が足りない」ために、体の多くの活動が阻害されているので、深く呼吸をしようということです。酸素がなければ生きていけない体ですから、言いたいことはわかります。

意識すべきは、肺を大きく広げること。胸式とか腹式のまちがった一般的な伝搬を信じないこと。とにかく肺を広げる。横隔膜を意識して前後と下へ肺を広げるようにすると、結果的にはいわゆる胸式・腹式みたいになる。

2. 大腿骨

膝立ちをしてみると、すなわち正しい姿勢になる。

膝立ちと同じように、直立できるようにすれば、立位のときであっても正しい姿勢で、疲労せずすごせる。実際にはヒザ下の大腿骨の真下を重心とするように直立すればよい。その真下は、おおむね、かかとの少し中側。

これまではずっと、土踏まずを中心に、むしろより前傾になるように重心を取っていたんですが、実際にはもっともっと後ろ。後継になるわけでもなく、骨の下に重心を置くように立つと、自然な姿勢になる。実際にやってみると、びっくりする。

なお、座っているときは坐骨に乗っかるように座る。これは実現はできているものの、すぐに崩れてしまうので、アーロンチェアを前傾にしたままなのがいけないのかな、パターンを少し変えながらまた試してみます。

3. 肩甲骨

次の大腰筋にも繋がる話ですが、手足など動かすときには、その軸となる付け根から動かすことを意識すること。

腕の場合ですと、この肩甲骨です。肩甲骨が腕の付け根と意識しながら、腕を動かす際には、まず肩甲骨から動かしていくと、指先まできれいに、力を必要とせずに使うことができるということです。小手先にならないように、まず付け根から。

4. 大腰筋

足も同様に。

足の場合は、みぞおちの少し下にある大腰筋が足の付根となります。そのため、足を動かす場合には、みぞおちの下を足の付根と意識して動かすようにするということです。

まとめ

気功師の方の話は、そうそう聞くこともできないので、本って相変わらず便利だなーと思うしだいです。

また、重心の置き方や手足の動かし方などは、ホントに目からウロコで関心しました。すぐにできると思えないですが、意識をすることが重要なので、4つのポイントを意識しながら過ごしてみます。

[NAS] 安物買いの銭失い [samba]

三が日も今日で終わりですね。明日から仕事する人多そうですね。

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まぁ、俺様の初出勤は 10日(火)なので、まだ1周間お休みだけどな!!( ゚д゚ )クワッ!!

FreeNAS + samba で稼働するNAS

HP社のちっこいサーバで NASもろもろを運用しているわけですが、稼働しているソフトウェアはFreeNASです。フリーにしては、とても良くできたソフトウェアでして、多くの機能を持ちつつも、Plugin や FreeBSDの Jail使えば、無限大の可能性を秘めてます。大抵はGUIで設定もできるし、およそ最新のバージョンのミドルウェアが搭載されて提供されています。おかげさまで、この組み合わせは圧倒的に安く、大容量の NASを構成させやすいときています。

余計なことをしなければ。

エンジニアの悪い癖でして、する必要がないのに、Active Directory で構成して管理しようとかしてしまうわけです。ちょっと、ファイルが共有できればいいのに、やたらと難解な構成にしてみたり、ありとあらゆるものを NAS側に配置して自動化させたりするわけです。ちゃんと動けばすごく便利です。

samba4 + Active Directory + zfsacl + nfsv4acl + Mac

ただ、普段使ったことのない FreeBSD 上で、zfs を利用してストレージを構成しているわけです。もうこの時点でなにかがあったら、個人的にアウトです。なので、バックアップ先は自分で対処のできるフォーマットやクラウドドライブしか使っていません。データロストしても、zfs のファイルシステムなんてあたしに追う力はありません。

それでいて、なぜか、nfs をつかって各サーバと /home を共有したりしちゃったりするわけです。まぁご多分に漏れず、Mac でもそのホームディレクトリをどっかでマウントして再利用したりするわけですよ。

zfs 上に nfsv4 と samba が同居して、それぞれが、それぞれの定義に従って ACL を使っているため、想定していない動きはよく起こるわけです。いわゆる伝統的な unixアクセス権限であれば、流石に問題はないのですが、標準で zfsacl なるものが動き、今まで見たことのないACL定義上で、各ファイルのアクセス制御が行われています。

残念ながら、あたしにゃ無理です。

とは言え、せっかくの機能ですから、なんとか利用してやろうと 1年以上対決を試みましたが、次の状態のときだけまともな ACLにならないという状況でハマったままです。さすがに、こんなことで休みも潰したくないですし、もっとやりたいことはたくさんあります。流石に諦めようとしています。

ある特定の条件で誰もアクセスできないファイルが作成される

  • Macで Active Directoryt ログオン
  • Macのユーザ名・パスワードと、ADのユーザ名・パスワードはもちろん同じ1
  • Mac の automounter を使っている
  • cp -a で、共有ドライブへファイルをコピーすると、誰もアクセスできないファイルが完成する
  • 同様に、Mac で別のドメインの共有ドライブ、ADログオンせずに、同じ共有ドライブへ cp -a しても、想定していたとおりのアクセス権が設定されて、ちゃんとアクセスできる

謎すぎる

挙動がわからない。

cp -a の挙動を見ていると、一旦、ファイルをコピーしてから改めてアクセス権限の変更をするように見えます。否、cp -aにかぎらず、ファイルをコピーすると、ユーザ・グループなどが、少し間を置いてからADで定義されているドメイン権限者へ変更されているのか、そのように見えるのかしてます。

とは言え、ソースコードを読んで、どんなふうにやりとりしているかとかは流石にやってません(時間がもったいない)。samba で debugログは拾ってたんだけれども、まぁ、よくわからん。すげーわからん。

時間がもったいない

結局、検証やらなんやらとかし始めると、時間ばっかり過ぎ去ってしまい、cp -a したいがためだけに2、何十時間も時間を費やすとか馬鹿らしく。その時間があれば、なんかもっと別のことができて、コストが削減できたり、新たなお金を生んでいたかもしれない。もう、そう考えると、なぜ Windowsでファイルサーバを作ったり、できることが制限されまくっているけれどもあまり失敗のない、業務用、または個人用の完成したNASを作って、適当な機能の中で甘んじなかったのか。

結局、nfs での各サーバでの /home マウントしたいとか、ldap でユーザ制御したいとかは、自己中の領域なので、家でちょっとやる程度でははっきりいって不要です。大抵において。

であれば、適当に動くちょっとしたものを、ある程度自動化して、なにかあっても再起動すればいいじゃんくらいのものを並べておくことが、つつましく生活するにしては上出来じゃないかなーと考えています。

インフラのエンジニアを続けていて、仕事で NAS を作るようなケースがあるかもしれないとか、それを準備すれば評価の対象になるならまだしも、すでにインフラのエンジニアですらなくて。そこまで sambaを必死にやろうってモチベーションも発生しないわけです。「楽に」実装がしたいだけなんです。イージーモードほしい。

結局、何が言いたいのかというと

誰か、samba 詳しい人来てください(´;ω;`)ブワッ


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あと、いらすとや使いやすすぎるの反則だと思う。


  1. 同期してるはずだけど、そこまで試してない 

  2. rsync したいってのもあるわけだけど。 

[酒と女と] 正月に断酒してみた結果 [男と泪]

年初は休日も続きますし、気分的にも調子が良いので、こうやってblogを書いてるのは毎年茶飯事です。

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どんなに続いても、夏頃には夏バテとともにblogどころか、継続してきたほぼすべてのことをうっちゃらかして、怠惰に過ごすようになるのが、一番の問題です。なんとかしないと。

数十年ぶりにお酒を飲まなかったら

昨日の宣言 どおり、年初から飲酒せずにすごすという奇跡を起こしました。冷蔵庫にプレモル350mlが一つ余ってるので、今週はそれをどこに当て込もうかと考えていたため、外での飲酒は完全に控えていました。とは言え、元日に飲酒しなかったことは記憶になく、コンプライアンス上問題なくなってから、飲酒せずに年始を迎えるということはなかったはずです。もしかすると、クリスマス前のかしゆか誕生日直前にインフルエンザになったことが一度あって、それが長引いてたら飲まなかったかもしれませんが、年始参りはしていたので、飲んでないってことはないでしょう。とにかく、ミラクルです。

飲まないとどうなるか

特にどうってことはないです。

ナチュラルハイなので、普段から、酔っぱらいと同じように酔っ払ったように話してますから、おっさんどもともふつーの立ち居振る舞いです。飲酒しないことで、お酒が無駄に余ってしまう自体だったとは思いますが、それらはそれでおっさんどもが、長い年月をかけて消費するでしょう。

ただ、二つ問題がありました。それは (1)タバコ と(2)過ぎゆく時間 です。

タバコは無理


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タバコを吸わなくなってから、早云年。今では嫌煙家の走りをやっています。歩きタバコしてるおっさんは後ろからドロップキックして飛ばしたい衝動にかられながら、日々生きています。

さて、大抵の年寄りは今でも愛煙家が多く、過去、愛煙家だった自分としては、ルールとマナーにならって喫煙している人を咎めるようなことはしていません。配慮してくれる人は好きですけれども。

さて、このタバコ。酒を飲んでいるときは、ありとあらゆる神経が鈍くなる私にとっては、気に触ることは一切ありません。おかげさまで、飲み会でも気にしないで喫煙可と卓を一緒にすることはできます。そういえば、こないだたん清で、隣の卓に座っている四人が全員、ここぞとばかり肉も食わずにずっとタバコばっかり更かしていたときは、ちょっとそいつらを焼いてやりたくなりましたが、ぐっとこらえました。お酒飲んでても、喫煙量が多く、風がこっちに向かってくる(吸気がうちの卓の真上だった)場合は耐えられない限界ギリギリあたりになることはわかりました。とは言え、そこまで極端でない限りは気にしていません。

が、しかし。

6畳間くらいで窓を締め切った状態で二人くらいに同時に吸われるとダメでした。「あ、帰ろう」って思い、普段よりも早く帰りました。神経過敏状態にある場合、いろいろなものの基準が高いままであることを再認識しました。当たり前か。でも、「帰ろう」って思うほどとは自分でも不思議でした。

過ぎゆく時間が長い


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普段よりも流れる時間が長く、「そろそろ帰ろうかな」って頃合いが、普段よりもまだ 3時間以上前で。流石に早すぎるし、子どもたちきたばっかりで、桃鉄も5年と経過していない頃です。お年玉の回収はすんでいるので、帰ること自体は問題ありませんが、普段よりも早すぎることはやはり問題でしょう。にしても長い。昨日は、いつもよりも集まっている人の数が少ないということもあったのかもしれませんが、それにしても流れていく時間の長いこと長いこと。子供の頃、大人の事情で親戚や知人の家に連れて行かれたときのことを思い出しました。ああ、兄弟がいたらせめて時間潰せたのになぁ、なんて思うことが多かったです。仕方なく、おっさん・おばさんと過ごすことを日常的にしていたことで、年上との付き合い方を学んだ気はします。子供としてよかったかどうかは謎ですが、まぁ娘たちをたくさん作っておいてよかった。

ともかく、お酒を飲んでいないと、流れる時間ってこんなに長かったんだ。まさか、ここまで感覚が麻痺しているものかとびっくりしたものです。

とは言いつつも

30代だったら、「外では飲酒OKにしよう、大変だし」なんてことを考えましたが、自分の身体的影響が大きい今では、そうもいかないので、お酒を飲んでやり過ごすという選択肢はないです。飲み始めると、高が外れることは自分がいちばんよくしっていますし。

それと、嫁娘たちからも、「飲んでないとーちゃんいいね」と言われてしまうと、率先して飲もうということにもいかず。お酒を飲まないで過ごす決意は、むしろ固くなったといえます。問題は夏頃に飽きてしまって、ビールうめぇwwwとかになり始めないかどうかです。尿酸値もとんでもない位置を変遷しているので、どうぞ、みなさまお酒を勧めることのないようお願い申し上げます。

それと、飲み会に行ったときは、タバコ吸ってる人から離れて座ることをお許しください。