いろいろとビジネス書や自己啓発本を読みあさるだけですむのか、それを元に自分を高めることができるかはすべて「やる気」というか、実践するかどうかがポイントな訳です。結局のところ。
そして、もっとも「やる気」から縁の遠いのがこのわたくしでありますが、しばらく「やる気」をどのように捻出するか、どうやったら追い詰められずに対処できるのか、これが目下の課題であります。
そこで、こちらの本です。まさにこの課題に真っ向勝負を挑んでいるタイトルです。結局のところ、「やる気」なんてものは存在するわけではなく、どのように自分を追い込んで継続していくか 続ける技術 に通ずるモノがあります。
して、この本どうかというと。構成や見栄えやまとめ方は良いです。中身はおいといて。いろいろなところから集めてきたモノで、理論的には他でもよく語られているので、目新しい発見は少なかった気がします。とくにこういった本を読んだことがない人には、「へー」的でしょうか。
目次
- 朝の「やる気」を引き出す
- 人に助けてもらって「やる気」を引き出す
- 脳をダマして「やる気」を引き出す
- モノを使って「やる気」を引き出す
- 時間を効率よく使って「やる気」を引き出す
- 発想の転換で「やる気」を引き出す
気になったところ
- 脳が「やる気」を提供する4つの条件
-
- 報酬が見込める
- 他人からの賞賛が期待できる
- 手順と見通しが明るい
- 過去の記憶から楽しめることが明らかである
- “快楽+罰” の組み合わせで習慣を定着させる。
- なにかの快楽 [I]たとえばお酒を飲んだりとか を実施するにあたり、かならず、なにかの「罰」 [II]お酒を飲むためには、嫁や子供にお子図解を渡さないといけない、とか をあわせる。
そして、なにかめんどうだけど、継続して実施したいこと [III]英語の勉強や、トレーニングなど をしたときには、この「罰」を免除できるようにする、ということです。 - 午後の「睡魔」への対処
- 昼食後、「眠い」というか、資料作ってると落ちてしまう私は、いつも、どうして良いか分かりません。ここでは、15時ころにデスクワーク以外のイベントとなる業務をあてると良い、とあります。
最近は、デスクワークもなく、一日中、打ち合わせのあたしは、もうどうにもならないんですけどね。
ひとまず、おやつタイムに、気分転換をしようと考えてみました。
あと、「15時になにかをする」と決めれば、締め切り効果も期待できて一石二鳥、な訳です。 - やりたくない理由を紙に書く
- 何でやる気が出ないのか、を理由として明確化すれば、それに対する成果が必要なことが分かる、と。
あとは、特に「やる気」に限ったことではないですけど、理由が分かれば対処のしようがあると考えてるんです。最近は、いろいろな課題をだして、それにどのように対処するか、解決策を出す方法をとっています。それは、仕事に限らず、生活、人生における様々な局面で役に立つと考えてます。 - タスクを小さくする
- 概要で書かれているようなタスクは、それだけで「面倒」だとかんがえてしまい、先送りにされがちです。最近だと、お金もらって書いてる資料が遅々として進まない状況でした。
そのあたりは、目次をさらに分割したり、資料を書く事前の調査や資料の取得などにまで、細かくタスクを分割して、なんとかして手をつけるように努力した結果、やっと資料が完成にまでつながったモノがあります。
今日もこれから、別の資料を作りに喫茶店にこもりに行きますが、それもタスクを分割したり、自分の正確を理解して、どのようにタスクを処理していけばよいか、最終的に判断した結果となったわけです。
とにかく、電話をかけるだけ、資料を印刷するだけ、そのような単純な作業にまでタスクを細かくしていくことで、なにかとっかかりとなり、継続して大きな作業にまで発展できるんです。ひとは、なにかとっかかりさえあれば、そのまま仕事をすることができるんですよ。
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>他人からの賞賛が期待できる
これ超重要だよなぁ。特に実感できるものが。
オレは一番手に入れられないものだ。
そんなことないよ!!
日々、他の人への貢献を考えて過ごしていると、それだけで賞賛を受けるできごとは起きる。
そう信じて生きてます。