おめでたいことに、おめでたいわけですが。明日から仕事だろうというのに、今頃になって 2014年の振り返りを書いてみたりするわけです。
ここしばらくは振り返りも反省も書いていませんでしたが、ちゃんと公開しない程度には反省したり振り返ったり、抱負を書いたりはしてるんです。2013年までは。
そんな感じで、だらだらと 2014年を過ごしていたら、なんか気がついたら終わってしまっていて、結局、PerfumeとBABYMETALだけで終わった感があるので、ちゃんと振り返りして反省をした上で、2015年の抱負を考えねばダメだと不惑になってから気がつきました。ダメな大人って、ホントにダメですね。
目次
1. 総括
いろいろとそんなことはおいといて、2014年、まとめるとどうだっただろうか。
お仕事では、自宅でやっていることをそのまま社内勉強会で実践させてみて、社内での反応を伺ってみたり、見積に明け暮れてしまったことが主なイベントです。
元々、目標を立てなかったことで、来た仕事を、そのまま全てやって見せてしまったことが反省です。どうにもならないことについて、一部は拒否して突っ返したりもしましたが、重要度の高い仕事をおいて、緊急度の高い仕事を中心にやってしまい、後悔だけが残った感じです。2015年は、もう少し先と全体を見ながら、正しく取捨選択していきたいものです。
私生活では、病気がちだったところが一番の問題点で、そこは、どうやって体力を付けていくか考えながら病気への抵抗力を付けていくための研究を実施します。
趣味と家庭生活を最重要ポイントとして過ごしてきましたが、それでも、やりきれなかった趣味や、自宅サーバの構築を見ていると、時間の使い方をもう少し熱心に研究する必要があります。
ということで、2015年は研究メインにがんばります(そうじゃない)
2. お仕事
あまり深くは語りませんが、お仕事も振り返っておきます。
2-1. 見積症候群になった
7月頃に「[リハビリ] 生存証明 | oshiire*BLOG」の中で、
もう、この 1ヶ月くらい見積しかしてないんだけど、ずっと打ち合わせと見積だけやってたら、パワポで資料作るとか、ものを書くとかできなくなってて、なんのアウトプットも作れない、数字しかいじれないひとになってる。
他の仕事ってどうやるんだっけ(´・ω・`)夏バテにも似たこの症状、燃え尽き症候群にも似ているので、「見積症候群」と名付けてリハビリすることを誓うのであった。
という様に、勝手に名前を付けた症状ですが、これに代表されるように 2014年のお仕事のメインは「見積」でした。ITアーキテクトなので、設計がメインになるんですが、見積がメインでした。見積ができることはアーキテクトとして、お金の感覚を持つためにとても良いことなのですが、設計も放っておいて、見積もりすることだらけでした。
「これ、オレじゃないだろ」ってものまで見積もりしてしまっていたがために、見積ロボとしてはある意味完成に近い状態になり、お客さまからも晴れて「(技術のわかる)営業のしょっさん」とみられるようになり、ある意味お客さまからも引っ張りだこでしたが、そうじゃない。そうじゃないんです。
見積はオレの(メインの)仕事じゃない
と言うことで、2015年は見積をしない仕事に積極的に携わっていきます。2015年は、営業を酷使する年です。お前らもう少しがんばれ。ホントに。
2-2. 社内勉強会で「vagrant」「chef」「serverspec」を題材にした
細かい話は後々に述べるとして、家でやっていることをそのまま、社内の勉強会に持ち込んでみました。
ちょっと欲張って、「Vagrant」「Chef」「Serverspec」を調べて、弊社のソフトウェアとクラウドで実装してみたらどうなるの、みたいなことをやってみました。
その勉強会の中では、@gosukenator氏と@ryot_a_rai氏両名を呼んで、serverspec と infrataster について説明をしていただいたり、最後の社内発表会では、急性胃腸炎になりながらも発表するしょっさんの姿が。
とりあえず、勉強会の成果は外部に出せないか交渉中です。初心者向けのまとめ資料しかできませんでしたが、とっかかりや、自分らがやってきたことは他の役に立ちそうなことはあるんではないかと、そんなことはちょっと考えてます。多分。
3. プライベート
仕事外ではどうだったかというと、何があったのかかなり謎です。
3-1. 身体面
悪かったです。日記を読み返したら、毎月、風邪やらなんやらわけの分からない病気になってました。ガッカリです。
その中でも、特に二つ大きめの問題があって、悩まされることになりました。
3-1-1. りんご病になった
小さい子どもはよく患って、ほっぺが真っ赤になって、「あら、かわいい」ですむ病気ですが、大人が罹患すると悲惨です。
かっこよくいうと「伝染性紅斑」という病気ですが、次のような症状を伴います
- 頭痛
- 掻痒感
- 発熱
- 関節痛
- 関節炎
- 筋肉痛
この時、「Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」」ツアーで、代々木体育館へ 4日言った直後に患ったので、「すわ、デング熱か」なんて感じで、「あれ、オレ、入院か」とかイロイロ考えたものです。四女がりんご病であることが判明して、結果として、父もりんご病であろうという判断に至りましたが、ホントつらかったです。ずっと体中痛いし、熱の上がらないインフルエンザのようなものでした。
3-1-2. 急性胃腸炎で、初めての点滴
日記を読み返していたら、春頃にも急性胃腸炎やってましたが、それではないです。あんなちょっと休んだら良くなるようなものではなくて、1週間はトイレの近くから離れることができず、1ヶ月間はおかゆとうどんだけしか美味しくいただくことができないというアレです。お陰様で、「讃岐釜揚げうどん丸亀製麺」のファンになりました。そばよりも、パスタよりも、ラーメンよりも、丸亀製麺です。うまい。
それと、お粥であれば「味の素KK おかゆ 梅がゆ」がオススメです。うまい。
なんの嫌がらせか分かりませんが、この急性胃腸炎も「Perfume WORLD TOUR 3rd」の最終日、NY公演のライブビューイングを見に行った次の日に発症しました。死ぬかと思いました。今でもあの時の情景ははっきりと思い出せます。ホントに死ぬのかと思いました。
ポイントだけではありますが、次のような苦行が待っています。心してかかってください。
- 水分を取ると、とった三倍の量を吐き出す
- トイレに座ると完全な液体を噴射する
- 吐きすぎて過呼吸になると、全身麻痺状態になるということを体感する
- 嫁に「たすけて」とメッセージを送ろうにも指がしびれてるし、力が入らなくて 5分かかる
- 薬は一切効かない。全てが出て行くのを待つだけ
- 何を食べても胃が痛い
- そもそも「食べたい」とも思わない
- 点滴は何はともあれ、とても元気になる
- ウィルスの排出に全ての体力が持って行かれるのに、飲めない・食えないなので、1週間後には体力が尽きている
- 2日で 3kgおちる
- 未だに味の濃いものは、ちょっと気持ち悪い
- 結果的に 5kgおちて、そこから戻れない
3-2. 趣味
趣味というかなんというか、今年、時間のかけられたものは次の 5つです。
- アクアリウム
- ライブ
- 断捨離
- 筋トレ
- Wii U
各々だけで、blogのトピックになりそうだし「やった」というだけの話で、とくに振り返って反省する余地もなさそうなので次回以降のネタにします。
3-3. IT関係
やっと、自宅サーバの更改に手を入れ始めることができた年になりました。苦節何年でしょうか。とは言え、まだ全然作り進められてなくて、まだまだこれからだし、要件定義も終わってないので、いい加減ダメすぎる気がします。
3-3-1. 今年できたこと
では、実際に2014年に何ができたかを振り返ります。
- ストレージサーバをたてた
- 仮想化用サーバを 1台追加した
- テスト・開発環境を準備した
- chef, serverspec を駆使した
できることはできるだけやった、みたいな感じではいますが、やっぱり遅々として進んでなさすぎるというのが感想です。
2015年には、過去の遺産は全て廃棄して、新しいサーバへ移行したいです。かつ、必要なドキュメントは作って、公開していきたいものですね。
1. ストレージサーバをたてた
「日本HP – HP ProLiant MicroServer – N54L」をベースにして、iSCSIサーバを作りました。nfs も提供していて、各サーバの「/home」となっています。
これのお陰で、ファイルサーバの容量不足を補うことを目的として、春先に作ったんですが、実際にファイルサーバができあがったのは、冬に入ってからでした。どないやねん。
とは言え、「FreeNAS」を使って、そこそこの性能がでているので満足してます。
4TB x 4 の RAID5 なので、12TB、実効容量 10TB くらいで使えてます。元が 2TBない程度だったので、すごく広い世界になっていて、サーバに何でもかんでも突っ込んでます。快適。
2. 仮想化用サーバを 1台追加した
現行の NEC EXPRESS/GT110b では CPUは余力があるものの、メモリが 12GBから追加できないので、「PCサーバ PRIMERGY MX130 S2 : 富士通」を追加しました。メモリは 16GBを追加して、18GBで使ってます。ただ、CPUは特にすげ替えていないので、CPU性能がどっかでしんどいことになるだろうなーとは感じてます。ので、2015年度予算にCPU変える程度のせてあります。流石オレ。メモリ最大で32GBくらい詰めるもの…と考えたときに、富士通のPRIMERGYシリーズはサイズも消費電力も考えても良い仕事してます。助かります。
このクラウド時代に、なんで家にサーバ追加するよ…とは言っても、電気代が月に数百円で、2万円くらいで揃えられること考えると、数年間使うなら家においた方が使い勝手も含めて良いこと多いだろうなーと考えました。メンテは面倒ですけどね。ネットワークの帯域やら距離とかも考えたら、おうちにはやっぱりあったほうが何かと便利です。はい。
なお、今度の仮想化OS(Hypervisor) は「PROXMOX」です。VMware ESXi 、無償版の機能制限が段々ひどくなってきたという「噂」があったのと、クラスタ組めるってところで、こちらを選択しました。無償だけど、初めての kvmだけど、なんとかうまいことやってます。挙動や管理自体は VMware ESXi のが良さそうな気がしてます。
3. テスト・開発環境を準備した
開発環境は、自分の iMac 上に、vagrant + virtualbox で作って使っていたのですが、YOSEMITE にしたら virtualbox と相性が悪かったりして、開発環境もサーバの方へ持って行っちゃいました。お陰様で iMac リソースは自分のためだけにフルで使えてとても嬉しいかぎりですが、サーバのリソースをこんな事で喰ってしまって良いものかなんて考えてます。
で、開発環境は「CoreOS」を使っています。これを「Docker」専用機として使っています。詳しくは「[Debian] chef/Serverspec のためだけに CoreOSのDockerを構成する [Wheezy] – Qiita」に書いてある通りです。
そして、それとは別に、専用のテスト環境も作っています。本番環境とは別の VLANを組んで、そこでまずテストを慕う絵で、本番環境へデプロイする流れです。
本番にいきなり手を掛けて死にたくなることが、未だによくあるので [I]家のサーバであって、お仕事ではそんなことしない 、おうちにもテスト環境を準備してしまいました。
良く考えたら、テストと開発用の環境はクラウドに置けばいいんじゃないかなとか、ちょいとよくよく考えています。本番用のリソースが足りなくなるようだったら、それも考えましょう。
4. chef, serverspec を駆使した
新たに、本番・テスト環境として次の5つのサーバを立てましたが、全ては、一つのイメージから chefによって構成されて、serverspec でテストされてから、晴れて本番に適用されます。
おめでたいことに、chef/serverspec でのデプロイとテスト部分は、「Jenkins CI」で自動的にやってくれるので、後は chef の recipeや、serverspec の Rspec を適当に変更して、git鯖(自宅の)へ push すれば、自動的にテスト環境でテストを実行してくれるようになってます。オレ、素敵。
- ファイル(SMB2)サーバ
- LDAPサーバ
- rsyslog(受信)サーバ
- muninサーバ
- リモート管理用サーバ
References
↑I | 家のサーバであって、お仕事ではそんなことしない |
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